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社労士と簿記は両方取得すべきか|メリットや難易度を比較

社労士と簿記はどちらも人気の資格です。それぞれの資格の特徴や、内容にある程度の関連性があることから、両方の取得を目指す人も少なくありません。この記事では、社労士と簿記の特徴や、両社の資格取得段階から取得後の比較をおこないます。また、両資格を取得するメリットなども解説しています。社労士と簿記、両方の取得を検討している人は、参考にしてください。

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目次

社労士と簿記は両方取得すべきか

社労士と簿記は両方取得すべきなのか、それぞれの資格で得られる知識や相性を解説します。

社労士の勉強・実務から得られる知識

社労士(社会保険労務士)の主な業務は、従業員の雇用保険や社会保険の手続き代行、企業経営のサポートとして労務管理に関するコンサルティングなどです。社労士試験の勉強を行うと、労働保険や社会保険、労務管理などの専門知識を得られます。

実務においては、労務や社会保険に関係する書類の作成や、申請業務も含まれます。パソコンを使用して作業するため、事務処理の知識も取得できるでしょう。また、クライアントへのアドバイスを行うなかで、コンサルティング能力も培われます。

簿記の勉強・実務から得られる知識

簿記を取得し経理業務に就くと、日々の経営活動における売上管理や資金繰りなど、自社の財政状況を正しく理解する能力を取得できます。経理業務では、財務諸表の作成や実際の入金・出金にも関わるため、コスト意識の高まりが期待できます。

財務諸表の読み方がわかると、自社の業績の分析に加えて、取引先や仕入先の経営状況も理解できます。取引を安全に行えるかどうかの判断なども下せるようになるでしょう。

社労士と簿記の相性

社労士では社会保険や給与、簿記では経理についての知識を得られるため、関連が強く相性がよいとされます。中小企業の場合は、給与計算と経理を1人で兼任するケースもあります。社労士と簿記を取得していると、両方の業務を担うことが可能です。

経理を担わない場合も、簿記を取得していると企業の資金の流れを理解できます。経営者や経理担当者からの相談にも、専門的に対応できるなど、社労士としての業務にも役立つでしょう。

社労士と簿記の両立は女性にもおすすめ

もともと経理や総務の経験があり、子育てを機に休職した女性が、スムーズな社会復帰のために社労士資格の取得を目指すケースも少なくありません。簿記の知識があり、経理の経験もある人が社労士を取得するとさらなるキャリアアップが狙えます。このような理由から、社労士と簿記の両立は女性にもおすすめです。

社労士と簿記が比較される理由

社労士と簿記は、比較されることがあります。他にも関連性のある資格はありますが、この2つの資格が比較される理由について解説します。

合格に必要な勉強時間が同じくらいだから

資格をどれくらいの勉強時間で取得できるかを考えたときに比較されます。社労士と簿記1級はともに、合格のために必要な勉強時間が約1,000時間とされています。なお、社労士とのダブルライセンスに適した簿記2級は約300時間が目安とされています。

合格の難易度が同じくらいだから

資格取得の難易度を考えたときに比較されます。勉強や資格の性質は異なりますが、社労士と簿記1級は同じくらいの難易度と考えられています。合格率は社労士が6~7%、簿記1級が10%前後と、どちらも合格難易度が高い資格です。

社労士の概要とメリット

難関資格の1つに挙げられる社労士とは、どのような資格なのか、概要とメリットを解説します。

社労士の概要

社労士とは、正式には社会保険労務士といいます。事業の健全な発達や労働者の福祉向上をサポートする専門家です。労働・社会保険に関係する問題、年金の相談など、幅広い役割を担う国家資格です。社労士事務所や企業の人事部、総務部、または法律事務所などで働く人が多くいます。

社労士のメリット

社労士は国家資格であり、知名度が高いため就職や転職で強みになります。人事のプロであり、独占業務があるため独立開業すれば自分の能力を活かして仕事をしやすいです。人事労務問題や、助成金活用など、将来性が高い業務内容を担います。

簿記の概要とメリット

簿記には1~3級まであります。どのような資格なのか、概要と取得するメリットを解説します。

簿記の概要

簿記は、企業の貸借対照表や損益計算書を作成する技術を身につけることができる資格です。簿記は民間資格ですが、2級を取得すれば企業の会計について要点を押さえられます。1級はさらに難易度が高く、取得すれば会計のスペシャリストといえます。

簿記のメリット

1級や2級を取得すると、スキルアップにつながるとともに、転職市場や社労士市場で差別化を図れます。経理で重宝される可能性があり、すでに働いている人は昇進や昇給につながることもあります。また、簿記1級を取得すると税理士の受験資格が得られます。

社労士と簿記の比較

社労士と簿記を取得する際にはどのような違いがあるか、6つの点を解説します。

受験資格の比較

社労士は受験資格があり、学歴、実務経験、厚生労働大臣の認めた国家試験合格のいずれかを満たさないと受験できません。簿記は受験資格は特になく、学歴や年齢に関係なく受験できます。

試験形式の比較

簿記1級は毎年6月・11月の2回、簿記2級は2月・6月・11月の3回実施されます。試験時間は簿記1級は180分で、2級は90分です。どちらも総得点の70%以上を取れば合格です。社労士の試験は毎年8月に1回実施されます。マークシート方式で、選択式が80分、択一式が210分と長時間です。各科目に基準点が設定され、1科目でも満たさないと不合格です。

合格率の比較

社労士の合格率は以下のとおりです。

令和5年:6.4%
令和4年:5.3%
令和3年:7.9%

平成27年には2.6%と低くなっていますが、例年では6~7%の合格率となっています。簿記1級の合格率は2017年の147回は5.9%だったものの、2018年の149回は13.4%と高く、全体としては10%前後で推移しています。

参考:社会保険労務士試験オフィシャルサイト

就職や転職時の比較

社労士と簿記のどちらも、就職や転職に有利です。社労士は難易度が高い資格として知られ、実務経験がなくとも評価される可能性があります。社労士であれば独立開業でき、自身の努力次第では活躍の場を広げられます。簿記は汎用性の高い資格のため、幅広い業種への就職や転職時に役立ちます。

年収の比較

厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、社会保険労務士(その他の経営・金融・保険専門職業従事者)の平均年収は約496万円です。簿記資格取得者の明確な平均収入は不明ですが、経理職のサラリーマンの平均年収は約433万円です。簿記資格を取得していると資格手当を支給する企業もあります。

※参考:賃金構造基本統計調査|厚生労働省

将来性の比較

社労士は資格を取得し、社労士会に登録をすれば、独立開業が可能です。資格取得から一定期間は企業で経験を積み、のちに独立することも可能です。簿記資格は単体で独立することは難しく、企業の経理部門などでキャリアップを目指すことができます。

社労士と簿記を取得する順番

社労士を主軸として、簿記とのダブルライセンスを目指すなら、簿記は2級取得から始めるのがおすすめです。簿記2級でも、他の社労士との差別化は可能なことに加え、簿記1級の取得はハードルが高く、合格までに多くの時間を要するためです。簿記2級から段階を踏み、自信を付けながら1級合格を目指すのもよいでしょう。

まとめ

社労士と簿記はどちらも人気の資格であり、関連性があることから両方の取得を目指す人も少なくありません。その際には簿記はまず2級の取得を目指すとよいでしょう。

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