「30分以上勉強してはいけない」の真意
社会保険労務士は、合格率が6～7％の難関国家資格です。難易度の高い資格ではありますが、戦略的・効率的な学習を行うことで合格を勝ち取ることが可能です。
社労士の実務界、受験界のイノベーターであり、クレアールの講師でもある北村庄吾先生の著書「非常識合格法」の表紙には「1日30分以上勉強してはいけません！！」というキャッチーな言葉が入っています。一般的に800～1000時間もの勉強時間が必要な社労士試験の勉強を考えると、少々刺激的な言葉です。これは「人間の集中力は30分程度が限界」という事実に基づいていますが、その真意はあくまでも「効率よく勉強を進めましょう」というメッセージになります。
マネジメントの効果
フレデリック・テイラーの『科学的管理法』をご存じでしょうか。これは労働者管理の方法論であり、いわゆるマネジメントの方法論です。当時、生産現場の効率を劇的に高め、現在の経営や生産管理の基礎の一つになっている考え方です。日本が世界に誇るトヨタの「ジャストインタイム」などの手法も、生産性を高めるお手本として有名です。
お伝えしたいのは、学習方法も同じように、正しくマネジメントするのとしないのでは、効率や生産性が大違いになるということです。当然ですが、ただ机に座って過去問を開いても、それは勉強とは言えません。集中力が切れている状態でテキストを読んでも、ほとんど覚えることができないと思います。先ほどのメッセージは、休日に1日7時間勉強するよりも、1日1時間を7日間続けた方が学習の「生産性」は高い事実がある、とお伝えしたいのです。
また、マネジメントすべきは時間だけではありません。例えばノートづくりも、実は学習ではなく「作業」になりがちです。社労士試験は「記憶の試験」ですので、一定以上の勉強時間は必ず確保しなければなりません。しかし、受験生が注目すべきは勉強時間の長さだけでなく、その中身です。働きながら資格取得を目指されている方も多い社労士資格では特に、記憶をしっかりと定着させるために最も「生産性」の高い学習を行うべきなのです。
クレアールの学習戦略
クレアールではこのような合格戦略に基づき、「生産性」の高いカリキュラムを組んでいます。「やるべきところ」に集中するための「やるべきでないところ」の明示や、重要キーワードを科目横断で整理する「横断整理」、試験に必要な情報だけを極限シンプルにまとめなおした「わがまま図表」等は特に好評をいただいています。
合格者の声
北村先生の「非常識合格法」を読み、やみくもに多くの知識を詰め込むのではないこの方法であれば、自分も続けられるかなと思いクレアールに決めました。
２０２１年合格 Ｇ.Ｍさん
対面授業でないことを忘れてしまうような魅力的な講義です。斎藤先生のご自身の体験を織り交ぜたお話や少々照れ臭そうにさらりと入れる語呂合わせ、どちらも重要事項を記憶に留めるための工夫をしていただいているのが分かりました。また、北村先生はポイントを突いた豪快な講義でした。全くタイプの違う、お二人のカリスマ講師の講義が最大の魅力と感じました。
２０２１年合格 小島 静代さん
特に、北村先生の横断整理講義と斎藤先生の演習解説がとても良かったと思います。北村先生の横断整理講義を受けるまでは、科目ごとの類似事項の整理が全くつかず、知識が曖昧な状態から脱することができませんでした。こういった勉強方法があるんだと感銘しました。
２０２１年合格 権田 弘志さん
クレアールは北村先生と斎藤先生という２人の方の講義となりますが、どちらの先生も大変魅力のある先生で、講義の内容も頭に入ってきやすかったと思います。北村先生は「難解な年金の仕組みのわかり易い説明」と「社労士試験全体の勉強方法についての説明」が大変役に立ちましたし、斎藤先生は的中率の高い「白書対策講義」「３時間で安衛法３点GETセミナー」が点数の底上げに繋がりました。
２０２１年合格 山口 弘明さん
重要なポイントがわかりやすく整理されており、厳選された問題で理解を深めることができました。頻出の内容をよく理解できたため、試験では確実に抑えるべき問題を取りこぼさずに正答できました。社労士試験は、法律数が多く、かつ、内容が類似している項目が複数あり、理解に苦しみました。しかし、横断整理のテキストを何度も学習するうちに、大元の考え方を理解でき、項目間の細かな違いも理解できるようになりました。
２０２１年合格 山﨑 広也さん
以前他校で受講しつつ、斎藤先生の「直前ヤマ当て講座」を受講し、斎藤先生の説明のわかりやすさに感激し、クレアールでの学習に切り替えました。
２０２１年合格 努力は裏切らないさん
上記のような学習戦略を、無料オンラインセミナーで解説しています。
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