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社労士試験におすすめのテキスト|種類や特徴、選び方、活用の流れも解説

社労士試験の合格を独学でめざす方法として、テキスト学習があります。どのテキストを選んでよいか迷ってしまう人のために、本記事では社労士試験におすすめのテキストの種類や特徴、選び方、活用の流れなどを解説します。テキスト学習のメリットとデメリットに気をつけながら、自分に合った学習方法を探してみてください。

目次

社労士テキストの主な特徴

社労士試験では労務や保険に関する8科目が課されます。各科目について学ぶテキストにはどのような特徴があるでしょうか。

網羅型と科目別のテキストがある

社労士テキストには、全科目が1冊に集約されている網羅型と、1科目ごとにまとめた科目別の2タイプがあります。網羅型は科目の全体像や概要を知ることができ、科目別は1科目を詳細に深められるつくりになっています。

シリーズに注目する

大手予備校などでは、網羅型と科目別の入門編や基本書、問題集をそろえてシリーズとして刊行しています。基本書と問題集の進度を対応させるなど工夫があり、同じシリーズで進めると体系立てて学習を進められます。

そろえる費用は15,000円が目安になる

テキストをシリーズでそろえるだけならば15,000円前後で済み、数万円~数十万円単位の費用が想定される通学スクールや通信講座よりはリーズナブルです。ただしテキスト学習だけでの合格は難しいともいわれているので注意が必要です。

社労士試験でおすすめのテキスト

おすすめの社労士テキストの中でも、使いやすく学習を進めやすいと評判の3冊について解説します。

2023年度版 みんなが欲しかった! 社労士の教科書

資格の学校TACによるシリーズの1冊です。フルカラーで見やすく、セクションで細分化しているので、入門者でも毎日進めやすい構成です。基礎学習、実力アップ、実践演習などレベル別のセットもあります。

2023年版 ユーキャンの社労士 速習レッスン

通信講座ユーキャンによるシリーズの1冊です。『速習レッスン』は分厚い冊子ですが、徹底した過去問分析と解説が詳しいと評判です。この他『はじめてレッスン』『一問一答集』『過去&予想問題集』があります。

社労士V 2023年受験 横断・縦断超整理本

日本法令によるシリーズの1冊です。各科目の類似する項目を横断・縦断して学べるのが特徴ですが、同時に科目ごとの重要ポイントも学べます。出題パターンを分析し、理解の確認ができる問題集がついています。

テキスト学習を始める時期

テキスト学習を始める場合、気になるのは開始にふさわしい時期です。いつ頃がよいのでしょうか。

テキスト新刊発売は毎年9〜10月から

翌年の社労士試験に向けたテキストは例年9~10月に発売されます。ただし法改正に対応すべき試験なので、必ず最新テキストで学習する必要があります。また、試験本番では翌年4月1日現在の法令に対応する必要があるため、特に法改正対策では通学スクールや通信講座などの予備校を利用することをおすすめします。

学習時間の目安は800~1,000時間

社労士に合格するには、効率的に学習して800~1,000時間程度が必要といわれます。試験は毎年8月に行われるため、試験日から逆算して日程を決めましょう。例えば1日平均3時間勉強すれば、1年で1,000時間以上確保できる計算となります。

社労士テキストの種類と役割

専門知識が求められる社労士試験に向け、テキストには種類と役割があります。1つずつ解説していきます。

基本書

各科目のテキストなど、学ぶべき内容を示しているのが基本書です。全体像や概要をつかむのに役立ちます。独学の方がテキストだけで学習するのであれば、図表やイラストが使われていると理解しやすく、記憶に残ります。

問題集

過去問や試験に即した問題が載っています。シリーズにある問題集の多くは基本書の進度と連動していることが特徴です。学習対象範囲の出題のされ方、自身の実力となっているかを確認できます。

学習法のテキスト

社労士試験の合格に向け「いつ何を学ぶか」「ペース配分をどうするか」などという学習法を教えてくれるテキストがあります。基本書、問題集に続き、独学で悩んだときに読む第3のテキストとしておすすめです。

テキスト学習のメリット

自分でテキストをそろえて学習する場合、通学スクールや通信講座と比べてどのようなメリットがあるでしょうか。

テキストならリーズナブルに学べる

社労士試験の合格に向けて学習する場合、通学スクールだと20万円以上、通信講座だと10万円ほどかかるといわれています。テキスト学習ならシリーズで揃えても1.5万円ほどなので、少ない費用で学習できるのは確かです。

テキストなら学ぶ時間や場所を選べる

通勤・通学中、外出先でも、テキストさえあれば自分が好きな時間・場所で学べるのが長所です。自宅でも空いた時間に学習でき、試験日までの期間を有効に使えます。通信講座にも同様のメリットがあります。

好きなテキストを選べる

書店などで内容を確認して買えば、自分に合ったテキストを選べるのもテキスト学習の特徴です。まだ情報が足りない分野、苦手な分野をカバーするテキストを選べます。問題集の難易度も自分に合わせられて便利です。

テキスト学習のデメリット

では、どんな点がテキスト学習のデメリットになるのでしょうか。ここでは3つのポイントを挙げました。

学習が非効率になる

効率的な学習法を自分で確立しなければならないのがデメリットです。社労士試験の出題範囲は非常に広いため、試験に出やすいポイントを自分でまとめるのは簡単ではありません。また、テキストだけでは理解しにくい分野があってもかみ砕いて解説してくれる講義がなく、調べる間は学習が止まってしまい非効率的になります。

モチベーション維持が難しい

数か月間におよぶ学習をテキストのみで進めるには、強固な継続意思とモチベーション維持が不可欠です。自由に時間を組める一方で、仕事や学業が忙しいと学習時間を取りにくくなってしまうデメリットがあります。

最新の法改正情報に対応できない

社労士試験では毎年、法改正にからめた問題が出題されます。通学スクールや通信講座であれば、法改正を対策する専用のカリキュラムが組まれることが多いです。独学者が自力で網羅し、対策するのは難しいかもしれません。

社労士テキストの選び方

学習を進めるには、どのようなテキストを選べばよいでしょうか。選ぶポイントについて解説します。

図やイラストが豊富なものを選ぶ

社労士試験の出題範囲では労働や保険に関する法律用語が多く、入門者にとっては理解することが難しい場合もあります。講師による解説がないテキスト学習の場合は、図やイラストで解説されたものを選ぶと頭に入り、重点をつかみやすくなります。

テキストと問題が連動しているものを選ぶ

シリーズとして出ている基本書と問題集は、解説と問題の進度がリンクしているので使いやすいです。どの章のどの分野を学んでいるのか捉えやすく、問題を解いた後の答え合わせや確認作業も迷わず効率的に進められます。

具体的なスケジュールを組みやすいものを選ぶ

学習法を解説するテキストは、大きな目標や心がけのほか「日程に合わせて何をすればよいか」が明確に書いてあるものを選びましょう。不明点を聞ける人がいない独学の場合、迷ったときに頼れる指針になります。

社労士テキスト活用の流れ

購入したテキストは、試験日まで効率的に運用したほうが得です。基本的な活用の流れを解説します。

学習のスケジュールを立てる

限られた期間で効率的にテキスト学習を進めるため、最初に試験日までの日程を組みます。どの科目も満遍なく学習し、反復学習や過去問を解く時間については何度も繰り返せる余裕を作っておきましょう。

入門テキストから読む

焦って中級の基本書や問題集から入っても理解するのは困難です。まず図表やイラストが多い入門テキストから入り、大まかな内容を理解してから中級の基本書や問題集へ進むほうが結果的に近道になります。

問題集を解いて知識を定着させる

基本書を読み、実際に理解しているかどうかは該当する問題を解いて確認しましょう。このとき解法のパターンではなく「論点」を理解して解答できていたら、きちんと自分の中に知識が定着したといえます。

頻出問題は何度も解いてみる

基本書や問題集で「頻出」とされている箇所は、集中的に反復して学びましょう。次の試験でも出る可能性が高いからです。多くの人が解答できる基本問題・頻出問題で確実な得点を狙うのが合格のコツです。

過去問を活用する

過去問は頻出・重要問題の宝庫です。試験当日の時間配分もつかめるので、できるだけ多くの過去問を、身につくまで繰り返して解くのが理想です。クレアールの社労士講座では20年分の過去問に挑戦できます。

通信講座や直前対策を利用する

テキスト学習では足りないと感じたら、通信講座などを利用するのも1つの方法です。講座では、試験合格のための専門的なカリキュラムが組まれているため力をつけやすく、独学では気づかなかった弱点も見つけやすいです。

社労士試験の概要

学習の目的となる社労士試験は、どんな内容なのでしょうか。主な概要について解説します。

社労士試験の日程

社労士試験は年1回、毎年8月第4日曜日に行われ、例年4月中旬から5月末までが申込期間です。試験は午前中の「選択式」と午後の「択一式」に分かれており、どちらもマークシート方式で計110問出題されます。

社労士試験の科目

試験では「労働」もしくは「社会保険」に関する8科目が課されます。労働基準法をはじめ、健康保険法や国民年金法など科目それぞれに準拠する法律があるほか、労務管理や社会保険に関する一般常識も問われます。

科目ごとに「合格基準点」がある

社労士試験では科目ごとに「合格基準点」があり、どの科目も偏りなく身につけることが求められます。1科目でも「合格基準点」を下回ると不合格になるため、社労士試験に合格するためには苦手分野をつくらないことが重要といわれています。

通信講座なら、テキスト独学から切り換えやすい

専門的な知識を求められる社労士試験ですが、適切な学習法をつかんで実行すれば合格につながります。

クレアール社労士講座なら最短で合格がつかめる勉強法が見つかる

テキスト学習が難しいと思ったら通信講座に切り換えると時間を有効に使えます。クレアールの社労士講座は初学者・経験者に分けたコースがあり、長年のノウハウから最短最速で合格をつかむ勉強法が確立されています。

まとめ

社労士試験合格に向けた学習のためのテキストには、全体を網羅したもの、科目別に詳しく書かれたものなど、さまざまな種類があります。リーズナブルで、仕事や生活に合うよう自由に学習計画を組めるメリットがある反面、学習が非効率になりがちなデメリットもあります。

そんなときに指針となるのが「学習法」を教えてくれるテキストです。今後、社労士試験に向けた学習をどう進めたらよいか迷っている方は、ぜひこちらの書籍をチェックしてください。

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