野田 佳祐さん
宅建士資格を目指した理由
漠然と何か資格を取りたいと思い、まずはお金の勉強にもなるFP3級と簿記3級の試験を受け合格しました。その後、もう少し難易度の高い資格にも挑戦したいと思い宅建士資格を勉強することに決めました。
行政書士と宅建士、どちらを勉強しようかと一時悩みましたが、必要勉強時間が宅建士の方が少なく済みそうなこと、実家が土地等の不動産を所有している事から、将来的にも使える知識だと思い宅建士の資格取得を目指しました。
予備校選びのポイント
クレアールを選んだ理由は通信講座の中でも受講料が安く、簿記3級の講座を受講した際に特に不満がなかった為です。
クレアールで学習して良かった点
基本に忠実、シンプルな教材だと感じました。余分な記載も少なく感じ、淡々と頭に刷り込むように学習できたのが良かったです。石川先生の講義では小ネタを交えながら話してくれたので楽しみながら勉強することができました。
学習を進めていくうえでのポイント、心構え
出来るだけ毎日勉強すること、全体を把握して少しずつ詳細を詰めていくこと。
最初の方は、私自身の記憶力が0なのではないかと不安になるくらい知識を直ぐに忘れていましたが、繰り返し勉強することによって頭に刷り込まれ長期記憶として頭に定着していくと思います。とにかく繰り返すことが重要だと感じました。また、勉強する時間帯を決めること、週単位、月単位で学習時間の目標を設定することが大切だと感じました。
学習スケジュールをどのように立てて、学習を進めたか
試験日までに350~400時間程度の勉強時間を確保しようと考え、平日は1日90分~120分、休日は120分~180分を確保するように努めました。
基本的には満遍なく勉強しましたが、権利関係は難しいと言われていたので「宅建業法>法令制限>権利関係」と少し優先順位をつけて勉強しました。実際の試験でも権利関係は手も足も出ない問題が数問ありましたので、権利関係の優先順位を少し下げたのは結果的に良かったです。
効果的な学習方法
基本的な部分はクレアールの基本講義と実力アップ演習講座で固めていきました。
試験1か月前頃からは数字や小さな違いを比較すること、暗記することに時間を割きました。過去問の周回だけをおこなっていると問題文や答えを覚えてしまうので、90%以上で解答することが出来るようになりましたが、不必要な自信を持ちますし、実際の試験では過去問と同じ問い方をする問題はほぼありません。過去問は正解する事よりも周辺の知識をまとめて覚えるツールとして活用することが重要だと感じました。
また、勉強する時間帯を決めておくこと、通勤時や空いた時間はYouTubeなどを活用して耳学することを意識して勉強しました。
来年度の合格を目指す方へ
少ない時間でも良いのでなるべく毎日勉強すること、勉強の記録をアプリなども用いて記録していくこと。なるべく満遍なく、頭に刷り込むように少しずつ勉強すること。
過去問で問題に慣れること、改正法はしっかり押さえること。数字や細かい箇所はしっかり暗記する、比較する。特に暗記から逃げないことは重要だと感じました。一問一答や実力アップ演習講座を通して曖昧な箇所をあぶり出すことは重要だと思います。
通信教育の有効な活用方法
基本講義や実力アップ演習講座は5周回くらいする、その際に1周目以降は1.5~2倍速で聞くのも時間短縮になるので良いと思います。
モチベーション維持の秘訣
「Studyplus」のようなアプリを使って勉強した時間を貯金のように積み重ねていく。
勉強時間の見える化でモチベーションを保ちました。
私はクレアールの講義をメインの勉強ツールにし、その他YouTubeで「棚田行政書士の不動産大学」「ゆーき大学※無料の範囲」で耳学をおこないました。
テキストの文字だけ見ているとモチベーションが続かないと思うので、クレアールの講義やテキストを基本に置きながらも耳学や新聞、ニュース、不動産に関係する本や漫画を活用して机に向かって勉強する時間だけではなく総合的に不動産業(宅建)の学習をすることが大切だと感じました。
最後に
不動産や法律に関してほぼ素人でしたが、約6か月の勉強期間で合格することができました。講師の石川先生はじめクレアールに携わる皆様に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。