【2024年最新】公認会計士の試験日はいつ?申し込みスケジュールについても解説

公認会計士の試験日はいつ?申し込みスケジュールについても解説

公認会計士試験の試験日や申し込み・合格発表の日程、試験会場の場所など、試験に関連するスケジュールや手続きについて分かりやすく解説します。また、この記事では、公認会計士試験の日程のほかに、合格のためのポイントやおすすめの勉強法までご紹介するので、公認会計士を目指す方はぜひご一読ください。

「働きながら2年で受かる 公認会計士最短合格の勉強法」書籍プレゼント

  • 公認会計士の試験概要
  • 合格している人の特徴
  • 勉強方法や時間術
  • 直前期の対策について

公認会計士の試験概要合格している人の特徴 〇勉強方法や時間術 〇直前期の対策について

といった内容を掲載した書籍を無料でプレゼント中!お気軽にお問い合わせください。

目次

公認会計士試験の試験概要

公認会計士試験の試験概要の図

公認会計士試験には受験資格はなく、誰でも受験することが可能です。試験は短答式試験と論文式試験の2種類があり、 年2回実施される短答式試験に合格した後、年に1回実施される論文式試験に合格する必要があります。以下では、短答式試験と論文式試験のそれぞれについて、 試験内容や合格のための基準などについて解説します。

短答式試験

短答式試験はマークシート方式の試験で、 「財務会計論」 「管理会計論」 「監査論」 「企業法」の4科目が出題されます。合格基準となる得点比率は総点数の70%が目安とされていますが、その場合でも、ある科目で得点比率40%未満、かつ下位から33%以内の受験者の得点比率未満である場合は不合格とされることがあります。

なお、短答式試験に一度合格すると2年間、短答式試験の受験が免除され、論文式試験を受験することができます。

論文式試験

論文式試験は論述方式の試験で、「会計学」「監査論」「租税法」「企業法」および選択科目(経営学、経済学、民法、統計学のうち1科目)の計5科目が出題されます。試験は3日間かけて行われ、合格基準となる得点比率は総点数の52%が目安とされていますが、その場合も得点比率40%未満の科目がある場合は不合格となる可能性があります。
なお、不合格の場合でも、一部科目が一定の基準点を満たしていれば、2年間その科目の受験が免除されます。

短答式試験のスケジュール(年2回)

受験案内の公表・配布

第Ⅰ回:
令和5年(2023年)7月28日(金)

第Ⅱ回:
令和6年(2024年)1月上旬頃

例年、12月頃に翌年試験の暫定のスケジュール、6月頃に確定版スケジュールが審査会ウェブサイトで公表されます。そして、7月には第1回短答式試験の受験案内などの配布について発表されます(第2回は1月上旬頃)。最新の情報は公認会計士・監査審査会のホームページで必ずチェックしましょう。

受験願書の入手

郵送で出願したい場合は、財務局で願書を直接入手するか、または郵送で請求して入手します。なお出願はインターネットでも可能で、その場合はインターネット出願サイトにアクセスして出願するため、願書の書面は不要です。

受験申し込み

【願書受付期間】
第Ⅰ回:
令和5年(2023年)8月25日(金)10:30から
令和5年(2023年)9月14日(木)23:59まで
(インターネット)

令和5年(2023年)8月25日(金)から
令和5年(2023年)9月8日(金)まで
消印有効(郵送)

第Ⅱ回:
令和6年(2024年)2月上旬から
2月中旬(インターネットの場合2月下旬)まで予定

受験申し込みはインターネットからの申し込みと、郵送で書面提出の2つの方法があります。郵送のほうが、期限が早いので注意が必要です。申し込みには必要なことが多いので、早めに準備を始めましょう。

試験日

第Ⅰ回:令和5年(2023年)12月10日(日)
第Ⅱ回:令和6年(2024年)5月26日(日)

短答式試験は例年、第Ⅰ回は12月上旬に、第Ⅱ回は翌年の5月下旬に、それぞれ朝から夕方まで丸一日かけて行われます。短期決戦ですので、体調を整えて集中して臨めるように準備しましょう。

合格発表

第Ⅰ回:令和6年(2024年)1月19日(金)
第Ⅱ回:令和6年(2024年)6月21日(金)

短答式試験の合格発表は例年、第Ⅰ回は1月中旬に、第Ⅱ回は6月下旬に行われます。公認会計士・監査審査会のホームページで合格者の受験番号が発表されます。合格発表のための掲示は現在行われていないので注意しましょう。

論文式試験のスケジュール(年1回)

試験日

令和6年(2024年)8月16日(金)から
8月18日(日)まで

論文式試験は例年、8月下旬に3日間かけて行われます。短答式試験と違い、長期間の戦いになります。体調管理が大切なのは同じですが、試験会場から自宅まで遠い人は宿泊の必要性があるかも確認しておきましょう。

合格発表

令和6年(2024年)11月15日(金)

論文式試験の合格発表は例年、11月中旬に行われます。短答式試験と同様に、合格発表のための掲示は現在行われていません。公認会計士・監査審査会のホームページで合格者の受験番号が発表されるので確認しましょう。

短答式試験の試験会場

最新の第Ⅰ回短答式試験(令和5年12月10日(日))の試験会場は表のとおりです。

管轄財務局

受験地

試験場

関東財務局

東京都

青山学院大学

(青山キャンパス)

神奈川県

慶應義塾大学

(日吉キャンパス)

近畿財務局

大阪府

関西大学

(千里山キャンパス)

北海道財務局

北海道

札幌第1合同庁舎

北海道経済センター

(札幌商工会議所)

東北財務局

宮城県

東北学院大学

(土樋キャンパス)

東海財務局

愛知県

TKP名鉄名古屋駅

カンファレンスセンター

北陸財務局

石川県

学校法人豊穣学園

金沢医療技術専門学校

中国財務局

広島県

広島工業大学専門学校

四国財務局

香川県

高松サンポート合同庁舎

九州財務局

熊本県

熊本地方合同庁舎

福岡財務支局

福岡県

西南学院大学

(中央キャンパス)

沖縄総合事務局

沖縄県

那覇第2地方合同庁舎

最新の第Ⅱ回短答式試験(令和5年5月28日(日))の試験会場は表のとおりです。

管轄財務局

受験地

試験場

関東財務局

東京都

明治大学

(和泉キャンパス)

神奈川県

慶應義塾大学

(日吉キャンパス)

近畿財務局

大阪府

関西大学

(千里山キャンパス)

北海道財務局

北海道

北海道経済センター

(札幌商工会議所)

東北財務局

宮城県

東北学院大学

(土樋キャンパス)

東海財務局

愛知県

中京大学

(名古屋キャンパス)

北陸財務局

石川県

金沢星稜大学

中国財務局

広島県

広島工業大学専門学校

四国財務局

香川県

高松サンポート合同庁舎

九州財務局

熊本県

熊本地方合同庁舎

福岡財務支局

福岡県

福岡工業大学

沖縄総合事務局

沖縄県

那覇第2地方合同庁舎

論文式試験の試験会場

最新の2023(令和5)年公認会計士試験の論文式試験の試験場は以下の通りです。自身の受験する試験場をしっかり確認しましょう。最新の情報は、公認会計士・監査審査会「公認会計士試験」を参照してください。

管轄財務局受験地試験場
関東財務局東京都日本大学文理学部
近畿財務局大阪府大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)
北海道財務局北海道札幌第1合同庁舎
東北財務局宮城県TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口
東海財務局愛知県TKP名鉄名古屋駅カンファレンスセンター
北陸財務局石川県金沢新神田合同庁舎
中国財務局広島県広島工業大学専門学校
四国財務局香川県高松サンポート合同庁舎
九州財務局熊本県熊本地方合同庁舎
福岡財務支局福岡県南近代ビル
沖縄総合事務局沖縄県那覇第2地方合同庁舎

公認会計士試験の免除制度とは

公認会計士試験の免除制度とは

公認会計士試験は、実務経験などが一定の要件を満たしていると認められた場合、短答式・論文式試験の一部または全部の科目が免除されます。

また、短答式試験については合格後2年間免除されるほか、論文式試験で不合格になっても一部の科目が2年間免除される制度があります。詳しい情報は公認会計士・監査審査会の公式HPを確認してください。

公認会計士試験合格のためのポイント

・勉強時間をしっかり確保する
・同じテキストに繰り返し取り組む
・苦手科目を作らないようにする

公認会計士試験に合格するためにはどのようなことを心掛ければいいのでしようか。ここでは、公認会計士試験の勉強をする際のポイントをいくつか解説します。

勉強時間をしっかり確保する

公認会計士試験の合格への戦略を立てるためには、まずは勉強時間を確保することが重要です。自分の生活の中で、どれぐらいの勉強時間を捻出できるのか、考えてみましよう。もし仕事や学業で忙しく、勉強時間を十分に確保できない場合は、数年後の合格を目指して少しずつ勉強を続けるという方法もあります。

同じテキストに繰り返し取り組む

公認会計士試験に合格するためには知識を定着させることが重要です。そして、そのためには同じ内容を反復して学習する必要があります。合格に必要とされる知識量は膨大ですが、反復して学習することで徐々に定着します。同じテキストを繰り返し学習し、同じ問題を繰り返し解くことで、知識を確実に定着させましよう。

苦手科目を作らないようにする

短答式試験では、総点数に占める得点比率70%という合格基準を満たしている場合でも、ある1科目で得点比率40%に満たない場合には不合格とされてしまう可能性があります。このため、特定の科目のみに過度に重点を置いて学習するのではなく、どの科目もまんべんなく学習して苦手科目を作らないことが重要です。

公認会計士試験合格のためのおすすめの勉強方法は?

公認会計士試験合格のためのおすすめの勉強方法は?

公認会計士試験に合格できるかどうかは、いかに効率よく学習を進められるかにかかっています。公認会計士試験の受験勉強を仕事や学業の合間に効率よく進めたい方には、通信講座の利用がおすすめです。
クレアールでは「非常識合格法」を採用し、合格基準を超えるための効率の良い学習をご提供しています。

公認会計士の試験日に向けて効率よく勉強するならクレアール

公認会計士試験に合格するためには、試験日程や試験会場、申込手続きの方法などをしっかりと把握しておくことが重要です。事務的なミスで合格を逃したら、悔やんでも悔やみきれないでしょう。スケジュールや手続きをしっかり把握できたら、合格のためのポイントを押さえながら効率よく学習を進めましょう。

クレアール公認会計士講座では独自の「非常識合格法」を採用しています。重要な論点にポイントを絞って学習するため、効率良く、しかし質を落とすことのない学習で合格を目指すことができ、短期合格して早くキャリアアップしたい人には最適の学習法です。

働きながらであっても無理なく自分のペースで合格を目指すことができます。興味のある人は、下記より無料書籍をご請求ください。

監修:公認会計士 森 大地

大学在学中に公認会計士の勉強をはじめ、公認会計士論文式試験に一発合格。現在は、クレアールの公式YouTubeチャンネル「公認会計士対策ワンポイントアドバイス」にて、監査法人での仕事や試験対策の学習法などを紹介している。

無料オンラインセミナー配信中!

クレアールで働きながら会計士試験に合格した方に登壇していただいたオンラインセミナーを無料で公開中!
セミナー視聴後は公認会計士講座で使えるクーポンもプレゼント!お気軽にお申し込みください!

講座パンフレットやお得な割引情報などを無料でお届けします。

講座についてのご相談を受け付けております。お気軽にお問合せください。

講座のお申し込み案内ページです。講座をお申し込みの方はこちらからどうぞ。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次