【公認会計士】試験対策の予備校選びのポイントは?予備校比較や費用を抑える方法もあわせて解説

公認会計士、試験対策の予備校選びのポイントは

公認会計士の資格を取得するには、予備校に通って勉強する方法が一般的です。そこで、予備校にかかる費用の目安や、通い始めるのにおすすめのタイミングなどについてまとめました。また、予備校の費用を抑える方法や、自分に合う予備校の選び方についてもご説明します。

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目次

公認会計士になるには予備校が必須

公認会計士試験の難易度は高く、過去10年の合格率は例年8~11%程度、2022年の合格率は7.7%でした。公認会計士試験の特徴としては、出題範囲がとにかく広く問題量が多いことが挙げられます。法律と数学的な理解の両方が求められるため、総合的な学習が必要となります。

過去問題集を使って独学で試験対策をすることもできますが、膨大な時間がかかる可能性があります。効率よく勉強を進めていくなら、予備校での対策が必要です。実際のところ、書店などで販売されている公認会計士試験のテキストの種類は非常に少なく、自分に合うものを選ぶことは困難です。予備校ならカリキュラムがしっかり組まれているため、各自のスタイルで効率的に試験勉強を進めていけるでしょう。

他にも予備校に通うメリットは多くあります。

  • 講義でテキストの解説を受けることにより、初学者の知識のインプット効率が高まる(独学だと参考書のみで、理解しづらい)
  • 講義や質問を通じて、得点力につながる解法や勉強法を学べる
  • 講師や過年度合格者への勉強相談により、合格までの学習計画を適宜、軌道修正できる(勉強内容の遠回りによる受験長期化を避けやすい)

公認会計士用の予備校にかかる費用は?

公認会計士用の予備校にかかる費用は

公認会計士用の予備校にかかる費用は、教材の量や講師などによって異なります。費用相場や通い始めるタイミングについて説明します。

予備校にかかる一般的な費用

予備校によっても異なりますが、初学者用2年コースで33~86万円程度が相場です。教材の量はどの程度か、有名講師の講座があるか、また、予備校が所有する校舎数はどのくらいかなどによって費用に違いが生じます。

受講料が高い予備校は通学コースが前提で、テキストや答練のボリュームが豊富、サポート体制が充実しているケースが多いです。低価格の予備校は、通信専門でテキストや答練などのカリキュラムを厳選しており、サポート体制は簡素なことが多いです。
サポートを充分に受けたい方は受講料が高い予備校自分で勉強スタイルを確立できる方低価格の予備校自分のスタイルに合ったものを選択するとよいでしょう。

予備校にはいつからどれくらい通えばいいのか

基本的には、通い始める時期は早ければ早いほどよいといえます。大学在学中に通う人も多く、実際に在学中に試験を突破する人は合格者の中でも多数を占めます。

合格までに必要とする平均年数は2~4年程度です。予備校はスタンダードなコースとして1.5~2年を用意しているところが多いので、まずは2年通うことを想定しておくとよいでしょう。通う期間が延びると当然費用もかさむため、注意が必要です。

有名予備校の公認会計士対策受講料・比較表

有名な予備校5社の受講料を比較します。

予備校名コース名受講料
TAC2年L本科生(簿記Cレベル)860,000円
資格の大原2年初学者合格コース780,000円
CPA学院24年目標 1.8年コース710,000円
クレアール2年セーフティコース 初学者対象 Web通信650,000円
LEC短答合格コース1年<春生>
論文コース
278,000円
50,000円(※)
(※)短答式を一発合格した場合の受講料

1~2年で合格を目標にカリキュラムを組んでいる標準的コースで比較します。予備校にもよりますが、簿記の知識や資格があると受講料が安くなることがあります。

入校する時期によって価格が変わる場合もありますので、必ず最新の資料を請求し正確な価格を確認しておきましょう。

公認会計士用の予備校、費用を抑える方法

公認会計士用予備校の費用は、決して安くはありません。大学に通いながら通学するとなると、さらに学費の負担はかさむでしょう。予備校費用を抑える方法をいくつか紹介します。

教育訓練給付制度を使う

教育訓練給付制度とは、働く方の能力開発やキャリア形成に役立つ指定訓練を受けたときに、受講費の一部が支給される制度です。在職中の方や退職して1年以内の方が対象となるので、該当する場合は申請を検討しましょう。

なお、受講費の支給を受けられるのは、国が指定した講座のみです。受講したい講座が該当しているのか確認する必要があります。また、全額を支払ってから補助額を受け取る点にも注意しておきましょう。

予備校のキャンペーン制度を使う

予備校によっては、受講費がお得になるキャンペーンを実施していることがあります。キャンペーンを含めた実質負担額を比較してから予備校を選ぶようにしましょう。

例えば、クレアールでは、インターネットでコースの相談をしてから申し込むと割引特典が受けられます。また、「2年セーフティコース」を選択すると、短答式試験は最大3回、論文式試験は最大2回の受験料も保証されます。

他にも、合格して体験記などの執筆に協力すると祝い金を受け取れる「合格お祝い金制度」や、複数年のコースに申し込み、初年度に合格した方に2年目以降の受講費を返金する「未受講分返金制度」があり、費用を抑えて学ぶことが可能です。

平均的な受験回数である短答4回、論文2回までは追加費用がかからない安心のコース、一方で、早期合格すればお祝い金がもらえるため、短期合格のモチベーションを持つことが可能です。

教育ローンを使う

現時点でまとまった費用が出せない場合には、教育ローンを検討できます。使途を問わないカードローンやフリーローンよりも低金利に設定されているため、利息を低く抑えて借りられます。

ただし、社会人が借りる場合は一定の収入が必要です。また、あくまでローンなので返済を視野に入れて使用を考えましょう。

公認会計士の予備校を選ぶときのポイント

公認会計士の予備校を選ぶときのポイント

予備校なら独学するよりも効率的に公認会計士試験の勉強を進めることが可能です。しかし、自分に合わない予備校を選ぶと思うように学習が進まない可能性があります。自分に合う予備校の選び方を説明します。

費用

まずは費用をチェックしましょう。無理なく支払えるのか資金計画を立ててから申し込みます。学生割引や社会人キャンペーン、春秋入学キャンペーンなどを実施している予備校もあるので、自分の属性や入学タイミングも考えて選びましょう。

受講時間の自由度

学生・社会人に関わらず、受講時間がフレキシブルに選べるほうが望ましいといえます。隙間時間に勉強を続けトータルの勉強時間を増やすことが合格の秘訣でもあります。また、学習場所までの移動時間が少ないことも大切なポイントです。自宅や職場、学校に近い予備校が望ましいですが、どうしても遠い場合は通信講座も視野に入れましょう。

講師

公認会計士試験の合格者が講師をしている予備校と、合格者以外が講師を務める予備校があります。合格者ならではの受験テクやノウハウを指導してくれるので、講師の資格も確認しましょう。公認会計士としての実務経験がある講師が在籍している予備校もあります。例えば監査法人、会計事務所の代表が在籍しているクレアールでは、実務に基づいた授業を受けられます。

カリキュラムの種類

豊富なカリキュラムがある予備校なら、自分に合う授業・コースを選択できます。例えば、短答式、論文式に特化した講座や短期間集中コースなどがあると、弱点やスケジュールに合わせて学習できます。また、短答式に合格して論文に落ちた場合、再受講は割引になるコースがある学校もあるのでチェックしてみましょう。

サポート体制

学習面での質問・悩みへの対応が整っている学校がおすすめです。学校で講師やチューターに直接質問できるだけでなく、電話やメール、WEB等での窓口が用意されていると良いでしょう。なお、質問内容によっては予約が必要な学校もあります。サポート内容だけでなくサポートの受けやすさも確認しておきましょう

自分に合う予備校を選んで公認会計士試験に臨もう

公認会計士は難関資格です。合格者は、試験対策用の予備校に通って勉強してきた場合が多いです。

合格のカギとなる予備校選びは、慎重に進める必要があります。クレアールは豊富なコースをご用意しており、実績のある講師のもと、ご自身の生活リズムに合わせて学習を進めることができます。また、キャンペーンやサポート体制も充実しているため、公認会計士用の予備校をお探しの方はぜひクレアールをご検討ください。

クレアール公認会計士講座では独自の「非常識合格法」を採用しています。重要な論点にポイントを絞って学習するため、効率良く、しかし質を落とすことのない学習で合格を目指すことができ、短期合格して早くキャリアアップしたい人には最適の学習法です。

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監修:公認会計士 森 大地

大学在学中に公認会計士の勉強をはじめ、公認会計士論文式試験に一発合格。現在は、クレアールの公式YouTubeチャンネル「公認会計士対策ワンポイントアドバイス」にて、監査法人での仕事や試験対策の学習法などを紹介している。

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