国家一般職とは?種類や仕事内容をご紹介

国の発展や円滑な運営等、国の役割を担う国家公務員。国家公務員の中でも「国家一般職」はご存じでしょうか。公務員試験について調べ始めた方には、馴染みがない方も多いかと思います。

このページでは、国家一般職区分について解説していきます。国家一般職の公務員ならではの充実した福利厚生やワークライフバランス、働き方や仕事のやりがい等の魅力や、そのなり方を知ることで、国家一般職への理解が深まり、就職や転職等でのご自身の将来の仕事の選択の際にも活かせるようになります。


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目次

国家一般職とは?種類や仕事内容

国家一般職の魅力とは:幅広い勤務地と働き方、福利厚生にも配慮した働き方が人気

国家公務員として働く「国家一般職」とはどのような仕事内容なのでしょうか。

国家一般職は、国家公務員の中でも「中央省庁の実務家」と言われ、国の様々な政策を実際に運用・実行していく役割を担います。実務では国家や国民に貢献できるスケールの大きな仕事に携われ、対応する特定分野についての専門知識と適格な事務処理能力が必要となります。勤務地は転勤の範囲が狭く、地方勤務や自宅通勤など本人の希望に添った働き方が可能です。

国家一般職試験は、定型的な事務をその職務とする係員の採用試験で「大卒程度試験」と「高卒程度試験」があります。試験に最終合格すると、採用候補者名簿に氏名が掲載され、その中から官庁や地方出先機関毎に採用者が決定されます。国家公務員採用を希望する受験生は、官庁訪問に参加する必要があります。

国家一般職の勤務時間は、一般的には1日7時間45分であり、働き方の面ではテレワークの本格活用やフレックスタイム制を取り入れ、働く時間と場所の柔軟化を進めています。福利厚生面では、公務員宿舎やテニスコート・プール・食堂などの福利厚生施設を利用でき、住宅手当・通勤手当・扶養手当・超過勤務手当(残業手当)など、給与以外の手当も充実しているのが特徴です。昨今では、ワーク・ライフ・バランスが重視され、子育てや介護に関する制度も充実してきており、必要に応じて休暇・休業の取得できる環境にあります。安定した職業に就きたい人はもちろん、結婚・出産後も長く働き続けたい女性にもおすすめの仕事です。

内定後の主な勤務先:中央省庁・地方出先機関

国家一般職採用試験に合格し、後述する官庁訪問により内定となると、勤務先は国の行政機関である中央省庁や出先機関となります。中央省庁は1府12省庁に分かれており、内閣府・総務省・法務省・外務省・財務省・文部科学省・厚生労働省・農林水産省・経済産業省・国土交通省・環境省・防衛省からなります。こちらに税関や労働機関等の出先機関と、北海道・東北・関東甲信越・東海北陸・近畿・四国・中国・九州・沖縄の9つの地域からなる地方出先機関を合わせた幅広いフィールドが国家一般職の勤務地となります。一方で、国家一般職は実務家として配属される組織の数に限りがあり、省庁Ⅲにもよりますが、所属機関の地域を超えた地域への転勤は原則なく、専門性を発揮しながら配属組織で長く働くことができます。
採用は、大卒枠、高卒枠、社会人経験者枠によって異なりますので、ご注意ください。

内閣府

内閣府とは、内閣機能強化の観点から、「内閣を助けて内閣の重要政策に関する企画立案及び総合調整」したり、「内閣総理大臣が担当するのがふさわしい行政事務の処理」などを行うことを任務とする機関です。わかりやすく説明すると、省庁の枠を超えた仕事を受け持ち、内閣をサポートしています。主な業務として、北方領土返還、男女共同参画社会の実現、沖縄の開発、経済財政白書の作成、世論調査や国民生活に関わる各種統計などがあります。

総務省

総務省は、行政運営の改善、地方行財政、選挙、消防防災、情報通信、郵政行政など、国家の基本的仕組みに関わる諸制度や国民の経済・社会活動を支える基本的システムを所管し、国民生活の基盤に関わる行政機能を担当する機関です。

法務省

法務省は、法令案及び条約等の審議事務,司法制度・内外の法制などの調査研究に関する事務のほか民事・行政に関する争訟に関する事務や人権擁護に関する事務など法務全般をつかさどる機関で、大臣官房のほか,民事局,刑事局,矯正局,保護局,人権擁護局及び訟務局の6局で構成されています。

外務省

外務省は、日本国民が豊ゆたかで安全な生活ができるように、日本国の利益(国益)を守る仕事をしています。このために、平和で安定した豊かな国際社会の形成のため、核兵器、テロ、感染症 (HIV/AIDS(エイズ)、マラリア、コロナなどの病気)、 環境問題といった世界中の人々に関わる問題や、世界経済の発展などのための様々な取組を行っています。また、日本の文化を外国に紹介したり、人と人との交流を通しててお互の理解を深めたり、海外に住む日本人の保護をしたりと、日本の外交活動の中心となっています。

財務省

財務省は、納税者としての国民の視点に立ち、効率的かつ透明性の高い行政を行い、国の財務を総合的に管理運営することで、広く国の信用を守り、健全で活力ある経済及び安心で豊かな社会を実現するとともに、世界経済の安定的発展に貢献して、希望ある社会を次世代に引き継ぐことをその理念としています。財務省は、健全な財政の確保,適正かつ公平な課税の実現,税関業務の適正な運営,国庫の適正な管理,通貨に対する信頼の維持および外国為替の安定の確保,造幣事業および印刷事業の健全な運営をはかることを任務としています。

文部科学省

文部科学省は教育、科学技術・学術、スポーツ、文化振興といった、広範な役割を担っています。教育では、平和で民主的な社会を担(にな)う、心身ともに健康な国民の育成を図り、科学技術の振興を通じて、日本の経済社会の発展、国民の福祉向上などに貢献しています。また、スポーツを通じ、すべての人が健康でゆたかな生活ができることを目指し、さらに文化芸術を大切にし、ゆたかな国民生活と共生社会の実現のために様々な活動を行っています。

厚生労働省

厚生労働省は、社会福祉、社会保障、公衆衛生および労働者の働く環境の整備、職業の確保などに関する事務を担当する国の行政機関です。具体的には、社会保障政策、公衆衛生の向上、社会福祉事業の発達・改善、医療の普及や指導・監督、疫病の予防や研究、労働の権利保障や調整・監督、水道・麻薬や毒物の取り締まり、子育て支援、保険関連といった、私たち国民が安心して暮らせるためのインフラ整備を行う国の行政機関といえます。

農林水産省

農林水産省は、生命を支える「食」と安心して暮らせる「環境」を未来の子どもたちに継承していくことを使命とする行政機関です。農林水産業は、国民生活に必要不可欠な食料を供給するとともに、地域の経済・社会を支えています。農林水産省は、食料の安定供給の確保、農林水産業の発展、農林漁業者の福祉の増進、農山漁村および中山間地域等の振興、農業の多面にわたる機能の発揮、森林の保続培養および森林生産力の増進ならびに水産資源の適切な保存および管理を図ることを任務としています。」と「環境」を未来に継承する。

経済産業省

経済産業省は、民間の経済活力の向上及び対外経済関係の円滑な発展を中心とする経済及び産業の発展並びに鉱物資源及びエネルギーの安定的かつ効率的な供給の確保を図ることを任務とする行政機関です。具体的には、①経済産業政策、②対外経済政策、③ものづくり・情報・流通・サービス政策、④中小企業・地域経済産業政策、⑤エネルギー・環境政策、⑥安全・安心政策(エネルギー資源・サイバーセキュリティ対策など)といった政策を通じて「国富の拡大」を目指しています。

国土交通省

国土交通省は、国土の総合的かつ体系的な利用、開発及び保全、そのための社会資本の整合的な整備、交通政策の推進、観光立国の実現に向けた施策の推進、気象業務の健全な発達、海上の安全及び治安の確保などを任務とする行政機関です。具体的には、活気あるまちを創り、持続可能な暮らしを実現するための計画策定や、日常生活を営む上で欠かすことのできない移動手段の確保のための政策策定や推進、建設業の生産性を向上させ、社会経済の基盤を整備するモノの流れを効率化し、経済を動かす産業政策、さらには観光、インフラ設備の海外展開、防災といった日本をつなげる幅広い政策を展開しています。

環境省

環境省とは、環境問題を担当する行政機関です。最初は環境庁としてスタートしましたが、2001年から省に格上げされました。設置当初は公害対策が主な業務でしたが、現在では環境問題の多様化や複雑化に伴い、その所掌事務も多様化しています。具体的には、①廃棄物対策、公害規制、自然環境保全、野生動植物保護などを自ら一元的に実施するとともに、②地球温暖化、オゾン層保護、リサイクル、化学物質、海洋汚染防止、森林・緑地・河川・湖沼の保全、環境影響評価、放射性物質の監視測定などの対策を他の府省と共同して行い、③環境基本計画などを通じ政府全体の環境政策を積極的にリードしています。

防衛省

防衛省は、わが国の平和と独立を守り、国の安全を保つことを使命とし、国民の生命・財産とわが国の領土、領海、領空を守り抜くための取組の他、国内外での大規模災害や国際平和協力活動を含む様々な事態に対応しています。この取り組みの多くについて現実的な活動を通して担っているのが自衛隊です。具体的には、日米安全保障体制や多国間における安全保障協力、地方公共団体などと連携・共同して行う大規模災害といった各種事態への対応といった様々な活動に及んでいます。なお、「防衛省」という場合には、陸・海・空自の管理・運営などを任務とする行政組織の面をとらえているのに対し、「自衛隊」という場合には、わが国の防衛などを任務とする、部隊行動を伴う実力組織の面をとらえています。

国家一般職の職種は?

国家一般職の受験区分は、事務系職種の「行政職(事務)」と、技術系職種の「デジタル・電気・電子」「機械」「土木」「建築」「物理」「化学」「農学」「農業農村工学」「林学」となります。行政職は採用先の省庁・出先機関で政策を実際に運用・実行していく業務を担い、技術系職種はそれぞれの専門性を活かしたフィールドで働いていきます。

 大卒 行政職、技術職(デジタル・電気・電子、機械、土木、建築、物理、化学、農学、農業農村工学、林学)
 高卒 事務 技術職(農業・農業土木・林業)
 社会人 技術職(農業土木)
※事務職では、係長級採用枠が対応しています。

大卒区分と高卒区分、社会人経験者区分では受験区分が異なります。特に技術系職種を希望される方は、ご自身の希望する職種で受験可能かご確認ください。

国家総合職との違いは?

国家公務員として働く「国家総合職」もまた、国家一般職と同じように国政に携わります。国家総合職は、いわゆる「キャリア組」であり、中央省庁の幹部候補として、主に国家の企画立案を担当します。国家総合職の勤務先は、基本的には中央省庁となります。省庁によって異なるものの2~3年の間隔で全国の地方の出先機関への転勤もあり、国家一般職と比べより幅広いエリアで働くようになります。昇進の速度は、国家一般職より国家総合職の方が速い傾向にあります。

国家一般職のなり方

受験区分と受験資格

それでは、国家一般職の受験区分・受験資格について見ていきましょう。

大卒程度試験21歳以上30歳未満の方 
※大学・短大又は高専の卒業および卒業見込みの方は21歳未満受験可
高卒者試験高校卒業見込み、または卒業から2年を経過していない方
※中学卒業から2年以上5年未満の方も受験可
社会人経験者試験40歳未満の方 
※高卒者試験の受験資格を有する方を除く
※年齢は、第一次試験がおこなわれる年度の4月1日における年齢 
※受験資格は必ず最新の内容を人事院HPにてご確認ください。

大卒程度の試験であっても、大学の卒業(または大学卒業見込み)が必ずしも必要ではありません。採用にあたっては、学歴フィルターもないと考えて問題ありません。社会人経験者試験では、40歳未満の方までが受験可能ですので、民間企業経験の方にも受験しやすく、幅広く多くの方に門戸が開かれた試験と言えます。

就職氷河期世代の方を対象にした「国家公務員 中途採用者選考試験」も実施され、社会人の方の受験の機会が広がっています。氷河期世代の方向けの採用は、令和5年・6年も試験実施が予定されています。試験内容は、1次試験では基礎能力試験と作文のみと対策がしやすいことが特徴ですが、受験者が増え倍率が高くなりやすい傾向があります。試験の詳細・最新情報は、人事院ホームページをご確認ください。

国家一般職(大卒区分)の採用人数と合格倍率は?

国家一般職(大卒区分)の令和4年度の採用人数と合格倍率について見ていきましょう。

令和4年度 採用予定数

参照元:人事院HP

行政職では、試験区分は全国各地9区分となり、北海道での勤務を希望する場合は二次試験では北海道区分で受験が必要です。一次試験の受験地と区分は異なっても問題なく、北海道で沖縄区分、または中央省庁の受験も可能です。技術職では、専攻する分野毎に受験を行います。

令和4年度受験者数と合格倍率

参照元:人事院HP

合格倍率は、行政系全体で3.9倍、技術系全体では2.1倍となっています。受験区分によっては、1倍に近い倍率の区分もあります。このことからも、国家一般職試験は、特定の人しか合格できないような難関試験ではないことがお分かりいただけるかと思います。しっかりとした受験対策を行うことで、最終合格の可能性は飛躍的に高まります。

官庁訪問について

国家一般職の採用は一般的な公務員試験とは異なり、採用試験の最終合格だけではなく、希望する中央省庁、出先機関で面接を受け内定をもらうことも採用には必要となります。1次試験合格後に、希望の各官庁に予約(電話、メール等)した上で面接解禁日以降に面接を受けていきます。この際、志望度が高い官庁はできるだけ早く面接を受けるようにしましょう。官庁面接には時間がかかるため、スケジュールを押さえておく必要があります。同日に2か所の訪問は物理的に難しいので、十分に予定を立てて面接に臨みましょう。出先機関の場合は、業務説明会のすぐ後の日程で面接となる場合もありますので、業務説明会にも参加し、なるべく早く出先機関担当の方と会うようにしましょう。

ここで注意すべき点としては、希望する官庁で内定をもらったとしても、採用には最終面接での合格(最終合格)も必要となります。試験合格に向けた対策も行いましょう。

受験スケジュールは?試験の申込方法から採用まで

それでは、国家一般職を受験する際のスケジュールを見ていきましょう。

大卒程度 採用試験

高卒程度・社会人係員級 採用試験

国家一般職大卒程度の1次試験は6月に実施され、2次試験は7月、最終合格発表は8月となります。高卒程度・社会人経験者の1次試験は9月に実施、2次試験は10月、最終合格発表は11月です。受験申込から、各試験、官庁訪問、内定に至るまでのスケジュール感覚を掴んでおきましょう。

国家一般職の試験内容と学習方法

受験区分により試験内容は異なる

ここでは、国家一般職の試験内容について見ていきましょう。

1次試験内容は、大卒程度行政区分では、基礎能力試験(教養試験)、専門試験、一般論文試験が課されます。高卒者・社会人経験者事務区分では、基礎能力試験(教養試験)と、適正試験、作文試験となり、基礎能力試験も大卒区分に比べ、易しい問題が出題されます。専門試験は、受験区分により異なりますので、対応科目の学習を進めていく必要があります。

〇内の数字は、各科目の出題数を表します。

行政系大卒区分では、1次試験は基礎能力試験(択一式)と専門科目(択一式)・小論文からなり、基礎能力試験は一般知能分野(数的処理・文章理解)、一般知識分野(社会科学・人文科学・自然科学)からの40問必答、専門試験は、16科目中8科目を選択して解答します。 
2024年試験からは、国家公務員試験制度改革により基礎能力試験が40問から30問必答に変わります。試験内容は、一般知能分野(数的処理・文章理解)から24問と一般知識分野(時事問題中心)から6問の出題となり、より受験がしやすくなります。詳しくは、2024年試験からの変更点:基礎能力試験の見直しをご覧ください。

〇内の数字は、各科目の出題数を表します。

行政系高卒区分・社会人試験 係員級では、1次試験は基礎能力試験(択一式)と適性検査(択一式)・作文試験からなります。基礎能力試験は一般知能分野(数的処理・文章理解)一般知識分野(社会科学・人文科学・自然科学)からの40問必答が出題されます。適正検査では、置換・照合・計算・分類等の比較的簡単な問題を限られた時間内に番号順にできるだけ多く解答をしていき、スピードが求められます。

国家一般職 行政職 (大卒区分)おすすめの学習法や学習費用

国家一般職行政職大卒区分の場合、他の行政系公務員試験同様に、教養試験では「数的処理」・「文章理解」からなる一般知能分野の出題ウェイトが高く、優先的に学習を進め、得点源としていくことが大切です。専門科目は、1科目あたりの出題数が均等に5題ずつ出題されているため、地方上級試験のように出題数のばらつきがありません。そのため、一般的に出題ウェイトが高い科目でも苦手な場合は別の科目でカバーすることも可能です。「英語」や「心理学」「教育学」なども出題されているので、専攻している方や得意な方であればここで得点を稼ぐこともできるとお考え下さい。また、科目選択制となっているため、16科目中8科目に絞って対策を立てることができます。(スペア科目を入れて10科目ほど着手できれば十分です)

配点比率は、教養科目が2/9、専門科目が4/9、論文1/9、面接2/9となっています。専門科目の1問は教養の2倍の配点となりますので、専門科目は特に重点的な対策が必要となります。1次試験の合格の目安は60%程度です。論文の配点は他の科目に比べて低い設定ですが、2次試験に影響しますので、対策を怠らないようにしましょう。

国家一般職採用試験は、テキストや問題集を購入して独学で学習を進めて合格される方もいますが、予備校では受験対策のしっかりとしたカリキュラムが組まれており、独学に比べ学習効率が高いこと、受験スケジュールに沿って学習が進めやすい点が特徴です。クレアールでは、試験に対応した映像講義や担任講師が内定の獲得まで受験全般を手厚くサポートする受験コースをご用意しておりますので、是非ご検討ください。

2024年試験からの変更点:基礎能力試験の見直し

人事院から、2024年より国家公務員採用試験制度の改革を行うことが発表されています。改革では、公務組織の中核を担うことが期待される優秀な人材を継続的に確保することを目的としています。改革のうち、大卒程度の国家一般職試験においては、基礎能力試験の出題が見直され、より受験対策のしやすい試験になります。

【人事院発表より】
春の大卒程度試験において基礎能力試験の出題数を 40 題(知能分野:27 題、知識分野:13 題)から 30 題(知能分野:24 題、知識分野:6題)に削減する。あわせて、知識分野については単に知識を問うような出題を避けて時事問題を中心とし、普段から社会情勢等に関心を持っていれば対応できるような内容とする。
また、高卒程度試験を含む全ての基礎能力試験の知識分野において「情報」分野の問題を出題する。

その他の詳細は、人事院ホームページよりご確認ください。

「国家一般職」が第一志望の方におすすめのコース

2025年に国家一般職を受験される方には、国家一般職(大卒程度)コースがおすすめです。教養試験対策に加えて、専門科目が16科目から8科目選択のうち、12科目(憲法・行政法・民法Ⅰ・Ⅱ、ミクロ経済学、マクロ経済学、経営学、財政学、政治学、行政学、社会学、国際関係)がピックアップされてカリキュラムに含まれています。論文添削やリモートでの模擬面接も含めた面接対策も充実し、受験や受講のお悩みも相談できる「担任制」も付いたオールインワンカリキュラムとなっています。

併願先には、県庁や政令指定都市(地方上級)、東京都23区(特別区Ⅰ類)、市役所、国立大学法人などの試験にも対応しています。

C.Aさん

クレアールを利用して良かったことは、受講料の他社と比較したリーズナブルさとテキストの要点を押さえた簡潔さです。公務員の試験の種類ごとの出題科目がまとめられた一覧は分かりやすく何度も確認しました。過去問が豊富に掲載されていたことも良かったと思います。担当の方がメールで質問をすると、丁寧に回答してくださったのは心強かったです。

C.Aさん [最終合格先:国家一般職(兵庫労働局)、国税専門官]

K.Aさん

クレアールの良い点は大きく3つあります。
1つは授業料が安いことです。 公務員を目指したいと考える人の中には金銭的事情で予備校に通えない人も多いと思います。クレアールは他の予備校と比較しても圧倒的に安くてそのような人々にとっても利用しやすいと思います。
2つは質の高い映像講義です。 説明がわかりやすい講師の方が多く、かつ時間も短い映像授業なので、どなたでも効率よく学習を果たせると思います。 私は講義を受けたことで、初めて学習した法律科目は満点を取れるくらいになり、また学生時代から苦手だった経済科目も安定した得点源とするこができました。
3つはサポート体制がしっかりしていることです。 論文においては添削をお願いすることが沢山あったのですが、非常に丁寧なフィードバックを頂いたことで日に日に上達していきました。面接においてはオンラインで練習する機会を頂きましたが、面接のポイントを沢山教えて頂いたり、また深ぼった質問を沢山されたことで面接練習は勿論、改めて自己分析をする良い機会になりました。

K.Aさん[最終合格先:国家一般職(行政)、特別区Ⅰ類(事務)]

受験全般の悩みを解消するクレアールのオールインワンカリキュラム

「大学やアルバイトと両立したい」というお悩みを解消
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A.Yさん

大学の授業やアルバイトと両立するため、自分のペースに合わせて勉強できる点と金銭的にも予備校より断然負担が少ない点が魅力的でした。さらに、小論文や面接など、自分一人では上達が難しい試験の対策が不安であったため、添削や模擬面接などサポートが手厚いクレアールを選びました。

A.Yさん[最終合格先:国家一般職(特許庁)]

数的処理が苦手な方でも効率的に得点源に変える!
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公務員試験の出題が多いながらも、苦手とする方の多い「数的処理」。クレアールの数的処理の達人 林講師 による人気講義では、数的処理が分かりやすく、着実に身に付きます!大手スクールに匹敵する充実の講義時間と全問の過去問題集の解説動画。数的処理を効率的に得点源に変えられると好評です。

A.Kさん

数的処理は前から苦手意識があったので、分かりやすい講師がいる予備校を選ぼうと決めていました。林先生は大変分かりやすく、数的処理が苦手な私でも理解出来るような講義内容でした。結果として、クレアールを選んで良かったと思っています。

A.Kさん [最終合格先:裁判所総合職(家裁調査官補)、東京都Ⅰ類B(心理)、法務省専門職(保護観察官)]

論文の書き方がわからない、そんなあなたのお悩みも解消!
論文の書き方を0からレクチャーし、作成した答案の添削を受けることができる!

様々な公務員試験で出題される「論作文試験」も、苦手とされる方が多い科目です。クレアールでは、論作文の書き方を初めての方でも分かりやすく取り組めるよう、映像講義と添削サポートをご用意しています。添削サポートでは、過去問やクレアールのテキスト課題の添削を繰り返し行うことで、合格答案作成力を高めていただくことができます。
※添削サポートは、1度に2通まで提出いただけます。
※添削サポートは、提出後お戻しまでに10日から2週間程度お時間をいただく場合がございます。

K.Aさん

論文においては添削をお願いすることが沢山あったのですが、非常に丁寧なフィードバックを頂いたことで日に日に上達していきました。

K.Aさん[最終合格先:国家一般職、特別区Ⅰ類]

個別サポートによる万全の対策で面接合格力をつける!
面接シート、エントリーシート添削から個別アドバイス、模擬面接がすべてコースに含まれています!

公務員試験の要とも言える面接試験対策。コース受講生の方は、全16テーマに集約した面接対策講義に加え、面接シートやエントリーシート添削、個別アドバイス、リモートでの模擬面接まですべてご利用いただけます。模擬面接※は、全国どこでもオンラインで実施できます。早期からの対策で、公務員試験合格をより確実なものにしていただけます。
※模擬面接は1次試験合格された方を対象にしています。

A.Iさん

クレアールのよかったところは、面接対策を何度も行ってくれたことです。特に、志望動機などの添削だけではなく、模擬面接で当日の雰囲気をアドバイスといった小さいことまで、最初から最後までサポートしてくれていたところです。

A.Iさん [最終合格先:国家一般職(東京出入国管理局、横浜税関、東京税関)、特別区]


最後まで学習を続けられるか。その不安を解消いたします!
一人にさせない通信講座。講師の個別アドバイスと学習サポートツールで不安やつまづきが解消できる!

通信講座のよくあるお悩みは、最後まで続けていけるかということです。クレアールでは、受験に関するお悩みや不安、講義の疑問点を都度相談・解消できる個別サポートを行っています。さらに大卒・社会人コースの受講生の方には、個別に担任講師が対応し、受験上の様々なお悩みを解消いただけます。

F.Kさん

担任制に関しては、受験先の相談から面接練習まで、最初から最後まで担任の先生がサポートしてくださり心強かったです。内定をいただいた東京都は、先生に相談していなければきっと受けていませんでしたし、オンラインでの面接練習も何度も行っていただいたおかげで本番の面接にも自信をもって臨むことができました。

F.Kさん [最終合格先:東京都]


まとめ

国家一般職の職種や仕事内容、魅力、試験についてご紹介してきましたが、決して一部の限られた方しか合格のできないような試験ではないことがお分かりいただけたかと思います。国家一般職区分で働いてみたいと思われた方は、しっかりとした対策を行い、是非内定を勝ち取ってください。

コース受講相談も随時行っておりますので、受験や受講に関する気になることは是非お気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者
クレアール公務員講座 上村 信秋 講師

卓越した指導力と情熱は、カリスマ講師の称号にふさわしい。 名実ともに受験指導の第一人者です。 過去に公務員予備校講師の代表としてTVにも出演。

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