【特別講義】CROSS STUDYと検索練習―インプットVSアウトプット論争に終止符を―

司法書士コラム

こんにちは。
クレアール司法書士講座受験対策室の関口です。

クレアール司法書士講座では、今年度からの新たな取り組みとして、認知心理学に基づく学習法の提供を開始しました。
その一環としまして、8月には、認知心理学の知見に基づき開発したCROSS STUDYをリリースしました。
ありがたいことに多くの受講生の方にご愛用いただき、リリースから3か月半で、皆様が問題に取り組まれた回数(解答回数の合計)が50万回を超えました(2023年11月15日)。

こうした新たな取り組みを進める中で、受講生の皆様から「もっと認知心理学について知りたい!」「CROSS STUDYをさらに効果的に使う方法を知りたい!」というお声をいただくようになりました。
そこで特別講義を数回にわたってお届けし、そうしたご要望にできる限りお応えしたいと思います。

第1回の特別講義は「CROSS STUDYと検索練習―インプットVSアウトプット論争に終止符を―」です。
下記からご視聴ください。

特別講義に入る前に、こうした新たな取り組みに込めた思いについて簡単に触れさせていただきます。

【1】学習指導に科学的なエッセンスを取り入れる(認知心理学に基づく学習法の提案)
私は現在司法書士講座の教務担当として、受講生の皆さんのサポート業務にあたっています。
日々学習相談も寄せられますが、その中で「今の学習法でよいのか?」と不安を覚えてる受講生の方が多いことに気づきました。
認知心理学の研究では、多くの実験を通じて、効果のある学習法が実証されています。
そこで、認知心理学の知見を学習カリキュラムの中に新たに取り入れ、明確な「学習法の指針」をお示ししたいという思いがありました。

【2】学習のアプローチを変える仕組みを構築する(CROSS STUDYの導入)
結果を変えるには、日々の行動を変えるしかありません。
しかしながら、人間の行動は良くも悪くも習慣化され、一度習慣化した行動は意識してもなかなか変えることができません。
それならば、意識せずとも行動(=学習へのアプローチ)を変化させる仕組みを構築しようと思いました。
CROSS STUDYでは、「分散学習」「検索練習」「交互練習」などといった学習効果の向上について一定のエビデンスのある学習手法を意識せずとも取り入れることができます。

特別講義では「学習法の指針」を示し、それを日々の学習にどのように取り入れるかという点に主眼をおいて解説しています。
それでは、ぜひ特別講義をご視聴ください。

タイトルとURLをコピーしました