会場に着くだけでヘトヘトなあなたに!炎天下の受験対策

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はじめに

みなさんこんにちは。司法書士講座受験対策室スタッフのR.Nです。

5月、6月~8月は、公務員試験に始まり、公認会計士論文試験に至るまで、多くの国家試験が実施されます。梅雨や猛暑で過ごしにくい時期ですので、本試験当日の天候によって、コンディションが大きく左右されがちであると思います。
自分が受験をした司法書士試験は、毎年7月の第1週の日曜日に実施されますが、近年は梅雨が明けておらず雨が降っているか、猛暑続きで体調管理が難しい年が続いているように感じています。

試験会場の冷房が効きすぎている!ということはよくあると思います。
ですので、羽織を準備していく方、足を冷やさないように敢えて靴下をしっかり履いてスニーカーで行く方(サンダルやクロックスだと隙間から冷気が入り、足から全身へ寒さが伝わってしまいます)はよくお見掛けします。冷房については、多くの方が事前に対策されているイメージです

一方、試験会場の冷房が全く効かず、屋内でも汗が止まらず、暑さで意識が朦朧とする中試験を受けないといけない、といったことを想定されている方は意外と多くない印象です。
残念ながら、会場や教室によって、受験環境に差異が生じてしまうことは往々にしてよくあります。時には、試験会場の冷房が壊れており、試験中に体調不良となってしまい、途中で帰ってしまう人が出てくる…という非常に残念で、理不尽な事態に繋がることもあるようです。

年に1回の試験で、こんな悔しい思いはしたくないですよね。

そこで、本日は、有効な「試験日の暑さ対策」をご紹介します。当たり前のことしか書いていないかもしれませんが、是非、勉強の息抜きにご覧ください。

おすすめの暑さ対策

冷却シート、冷えピタ

即効性のあるお手軽な暑さ対策として、真っ先に頭に浮かんだ方も多いのではないでしょうか。
冷却シートは、沢山常備しておいて、暑い時期の自宅での勉強時に、額や首元、デコルテに貼って学習に励まれた方も多いのではないかと思います。是非今のうちに、鞄の中に忍び込ませておきましょう。目元も冷やしたくなりますが、粘膜にかからないように気を付けてください。

★令和7年度司法書士試験から、試験開始時刻までに着用することを条件に、試験時間中に冷却シートの使用が可能となる旨、受験案内書に明記されました!

塗るサロンパス

勉強やデスクワークで、首や肩が凝りやすい方の強い味方です。暑い時期に限らず、常用されている方もいらっしゃると思います。スプレータイプの方が広範囲に背中を冷やすことができますが、スプレー缶がやや大きめなのと、試験会場だと人目が憚れるかと思います。
そこで、是非お勧めしたいのが、塗るサロンパスです。携帯しやすいサイズ感で、首回りや肩に塗る動作をしても、会場でそこまで目立たないと思います。

ネッククーラー、アイスクールリング

近年はよくドラッグストアでも見かけますが、意外と試験会場までの道中で着けている方は少なかったように思います。28度で自然凝固し、何度も使うことができて、ひんやりと首元を冷やしてくれます。1,000円前後で購入できますので、行きの分と昼休み用に、2つ持参されても良いと思います(※試験中に使用することができるという前例はございませんので、ご注意ください)。

日傘


近年の猛暑で、「日傘」というものに対するイメージが、「(主に女性が)肌や髪の美容のために持ち歩くもの」ではなく、「熱中症にならないための必需品」へと変わっていっていると思います。しっかりした遮光率100%の物だと、かなりお値段が張るものも多く、毎年初夏になる度に購入を躊躇いながらやり過ごす方も多いのではないでしょうか。
ですが、一度購入すれば、夏の終わりまでほぼ毎日使うことになると思うので、早めに入手した方がおトクな気がします。遮光率100%かつ軽量、できたら晴雨兼用折り畳み傘を、試験前は常に持ち歩くと安心だと思います。

ハンディファン、うちわ、扇子

ハンディファンは、毎年高機能の物が続々と出ていますよね。駅などで首から下げて電車待ちをしている多くの方を、老若男女問わず見かけるようになりました。
ただ、あまりに暑すぎると、ハンディファンの風がぬるい、という意見もあるようです。

そこでおすすめしたいのが、うちわ扇子になります。うちわでしたら、試験会場の近辺で各種スクールが配っていることもあります。うちわや扇子で煽いだ方が、直に涼しい風を浴びることができる、と感じる方が多いようです。ただ、試験前に煽ぎすぎて手首が疲れないように気を付けてください。

また、汗拭きシートで拭いた後にハンディファンで風に当たると非常に涼しく感じられます。
首回り、顔回りや腕など、風邪を引かない程度に、どちらも活用できると良いと思います。

冷感タオル、クールタオル


首元を冷やすと冷やさないのとでは、体感温度が全く違うということで、クールタオル(冷感タオル)を強く勧める方もいます。屋外で使用してもしっかり冷却されるので、室内で利用するときは効きすぎないように、事前に試しておくと良いと思います。
試験当日、朝イチの試験会場で着用して、試験監督が注意事項を読み上げ始めるまでの小一時間ほど、首に巻いておくと体感温度が程よく下がり、猛暑の午前中も試験問題に集中できそうです。

さいごに

如何でしたでしょうか?

有名どころばかりとなってしまったかもしれませんが、まだ時間的な余裕のある時期に「今できる準備」を進めておくことは非常に重要です。
試験への準備は、必ずしも勉強だけではありません。ご紹介した中に、もし「取り入れたい!」と思って頂ける対策があったら、是非今から準備してください。

少しでもより快適に、悔いなく受験できるよう、クレアールスタッフ一同心から応援しております!

執筆:R.N(司法書士有資格者)

クレアールの初学者向け司法書士講座を受講し、令和4年度司法書士試験に一発合格。
大学在学中は司法試験を目指していたが、挫折してしまい法科大学院に進学しなかった経験あり。法律難関資格への想いを断つことができず、司法書士試験を目指すことに。
現在は、クレアールの司法書士教務担当として受講生のサポートなどを行う。他に行政書士、宅建士、日商簿記2級、漢検準1級等を保有。

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