勉強のやる気が出ないときには
クレアールで資格合格を目指されている皆様は、学業や仕事の傍らで勉強を進めている方が多いのではないでしょうか。
そして、そんな皆様の中には、「今日は疲れてどうにもやる気が出ない・・」と、頭を抱えた経験がある方も少なくないのではないでしょうか。
筆者自身も、社会人として平日は仕事に打ち込みながら、クレアールの公認会計士講座の学習を進めていたときには、正直、なかなか勉強のモチベーションが湧かない日もありました。出社と在宅勤務を並行していたものの、繁忙期はどうしても出社が多くなり、ちょうど仕事を終えて帰宅するときには、すっかり体と頭の両方が力尽きていました。
そんな一方で、資格合格を目指すためには、継続的に試験学習を進める必要があるため、ときには体に鞭を打たないといけないこともあります。
特に、公認会計士試験等では、ライバル受験生は比較的まとまった学習時間を確保できる学生や学習専念生であることが多いため、ただでさえ学習時間が限られる方であれば、なおさら学習に打ち込まなければなりません。
そこで今回は、学業や仕事で疲れてやる気が出ないときに、どのように試験学習に向き合うべきか、具体的な対策法をご紹介したいと思います。
疲労レベルに応じた3つの対策法をご紹介しますので、もし気になるものがあれば、ぜひ実践してみてください!
疲労度レベル10:作業的要素の強い学習に没頭する
ぐったりと疲れてはいないものの、何だか頭がぼーっとするときには、作業的要素の強い学習に取り組むのも良いかもしれません。
作業的要素の強い学習とは、具体的には、単純な計算問題や講義動画の消化、テキストの重要箇所への線引き等、比較的頭をフル回転させずに作業に没頭できるようなタイプの学習のことです。
ここで、これまでの人生の中で作業に没頭した経験を思い出してみてください。
たとえば私の場合は、高校時代に所属していた吹奏楽部の定期演奏会前に、観客に配る数千部のパンフレットの一つ一つにチラシを挟み込んだ作業が頭に思い浮かびます。
このような作業は不思議と無心で没頭することができ、時間もあっという間に過ぎてしまうことが多いです。
やはり、頭が疲れてぼーっとしたときには、無理に脳をフル回転させるのは現実的ではないでしょう。
したがって、そんなときには、試験学習の中でも特に作業的要素の強い学習に時間を割くのがおすすめです。特に、学習初期の段階では、講義動画の消化に時間を費やすのも良いかもしれません。
また、試験当日が近づいてきた段階であれば、比較的単純な計算問題の演習に没頭するようにするのも良いでしょう。
大切なのは、ご自身が比較的ハードルの低い学習に時間を充てることです。
疲労度レベル50:短時間のリフレッシュタイムを取る
学業や仕事で心身共に疲れてしまったときには、思い切って短時間のリフレッシュタイムを取るのがおすすめです。
そのような時間を取ることで、心と体を回復させることができ、試験学習へのやる気を取り戻すことができるかもしれません。
私の場合、仕事から帰宅して疲れ果てたときには、たとえばお風呂で湯船にゆっくり入ってリラックスするようにしていました。私はお風呂好きなので、お気に入りの入浴剤を使って、ゆっくりとリフレッシュするための時間を取るようにしていました。
お風呂の他には、短時間のジョギングをしたり、仮眠を取ってみたり、炭酸飲料を飲んでみたりしていました。ジョギング等の運動は、やりすぎは良くありませんが、適度な強度であれば、体がスッキリして学習へのモチベーションにつながるように感じました。また、仮眠については、ケータイのタイマー機能を使って15分や30分等と時間を決めてから取るようにしていました。
なお、ケータイ等で動画やネットサーフィンに時間を費やすのは、あまりおすすめできません。
これは、ケータイ等のスクリーンを見続けることで目や脳が逆に疲れてしまい、学習意欲をさらに失ってしまう可能性があるためです。
短時間のリフレッシュタイムの活用方法は、きっと人それぞれだと思います。
したがって、まずはご自身が好みのリフレッシュ法を見つけてみて、それが試験学習のモチベーションにつながるかどうか、試してみてください。
疲労度レベル99:諦めて休養を取る
疲れがピークに達したり、体調が悪いなと感じたりした時には、試験学習を諦めて休養を取るのがよいでしょう。
特に、風邪のひき初め等の体調が悪い時であれば、まとまった休養を取ることで体を早く回復でき、その後早い段階で質の高い学習時間を確保することにつながります。
ただし、休養を取って学習時間を失ってしまったという事実は、頭の片隅で覚えておくようにしましょう。
休養を取った翌日以降には「もう少し長い時間、学習してみよう」、「もっと集中して学習に取り組んでみよう」といったように、学習の量と質のそれぞれを改善するような心意気で、目の前の試験学習に取り組むようにしてみてください。
無理なく学習を続けることが、試験合格への近道
試験合格を目指すには、人一倍学習に取り組む必要がありますが、そのためには、ある程度の期間にわたって、無理なく学習を続けることが重要です。
今回ご紹介した対策法も活かしながら、ぜひご自身の目標達成に向けて頑張ってください!