Y.Tさん [最終合格先:家庭裁判所調査官補(大卒区分)]

Y.Tさん [最終合格先:家庭裁判所調査官補(大卒区分)]

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公務員を志望した理由

「公務員」というより、「非行少年・犯罪者の立ち直りを支える心理専門職」に強い関心を持っていました。高校2年次に、父(弁護士)との会話の中で、やや漠然とした感覚ではありましたが「一度罪を犯した人が、立ち直り、社会の中で自己実現に向かう姿」に究極の希望のような、熱いものを感じ、どこか奮い立たせられたのを覚えています。その会話が家庭裁判所調査官について知るきっかけにもなり、大学1年の時に参加した家裁の説明会で、現職調査官の「法律に血を注ぐこと」という言葉にさらに衝撃を覚えました。処遇方針が形式的に整えば良いというのではなく、当事者の言葉になるもの、ならないものを含めた思いを法的解釈に反映させることを目指し、熱意と冷静さの両面をもって、人間関係の絡む問題に粘り強く向き合う姿に憧れを抱きました。一方、大学1年の春から開始していたBBS活動で、保護司の方々とともに非行少年等の社会的生きづらさを抱える人への支援活動を行う中で、保護観察官として「更生保護」を行政側から推進する役割を担いたい、という想いも強く芽生えるようにもなり、法務省と家庭裁判所を長期間並行して志望するようになりました。(最終的には、行動科学の知見をより深く学びながら問題解決に貢献できるという点で、家裁調査官に決めました。)

クレアールを選んだ理由

大学やサークルでお世話になった先輩で、家裁調査官・国家総合職・法務省専門職員に合格された方の8割超がクレアールの受講生だったためです。(クレアールが良いと代々伝承されていたといっても過言ではありません。)また、心理系公務員受験生の必携書とも言われる「試験に出る心理学」の髙橋美保先生の講義が特にわかりやすくて心強く、サンプル講義を視聴した後、迷うことなく入校しました。

クレアールのよかったところ

【担任制による親身なサポート】私は小学校から内部進学で大学まで来ていたため、本格的な受験のノウハウが周囲の受験者より少なく、勉強開始当初は教養科目の知識の蓄積・全体的な勉強計画に全くと言っていいほど自信がありませんでした。最初は1人で乗り切れるのだろうかと不安で仕方ありませんでしたが、クレアール担任の先生が個人データを綿密に把握した上で、いつも快く応えてくださいました。的確なアドバイスと温かい励ましで、途中で勉強に詰まっても、すぐに前向きに軌道修正することができました。映像授業というと孤独な戦いを想像する方もいると思いますが、クレアールの担任の先生の存在は、私の受験勉強においてとても貴重でした。【わかりやすい講義】公務員受験では数多くの科目をカバーする必要がありますが、筆記試験において合否を大きく左右するのは配点比率をみても間違いなく専門科目です。心理学受験の勝負どころは、一つの知識に対して、定義・具体的説明・有名な実験・歴史的背景(様々な論者がどういう経緯で何を唱えてきたか)・意義・最新の応用例…等、「どれだけ多くの切り口から、要点をつかんで、わかりやすく説明できるか」になると思います。これらを網羅するために、独学ではとても両手では収まらない量の参考書・概説書に目を通すことになりますが、クレアールの心理学の講義では各テーマの重要ポイントが明確に示され、基礎から丁寧に教えてくださり、とても効率よく学ぶことができました。(例えば、「このテーマは家裁と法務省(専門)で連続で出題されていて、特に□□の実験説明は出やすい。△△字程度で説明できるようにしておきましょう」「今年あたり、○○が出るのでは」「もう××のテーマは出ないでしょう」など独学では得にくい情報があります。)また、髙橋先生に記述添削をしていただき、徐々に文章構成力も身に付けることができ、試験本番で手応えを感じることができました。その他、心理以外の専門科目も教養科目も、情報の取捨選択がなされた上で丁寧な解説があり、学びやすかったです。

学習するうえで苦労したことと、その克服法

【学習到達度の不明瞭さ →①模試の多用、②先輩や先生への相談、③相対比較から絶対比較】公務員試験の勉強は、出やすいところがある程度決まっているとはいえ、例えば家裁調査官であれば全国30

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