T.Mさん ［最終合格先：久留米市］
公務員を志望した理由
結婚を機に相手の地元で転職先を探そうと思ったときに、相手の収入が心もとないこともあり、収入や雇用の安定している公務員が最適だと考えたからです。もともと別の仕事をしていた際、市役所の方と協働で事業を行う機会があり、それをきっかけに地域貢献の仕事に興味を持っていたことも理由のひとつです。やりがいや福利厚生など総合的に考えて定年まで続けられそうだと感じ、志望しました。
クレアールを選んだ理由
何よりも受講料が安かったことです。現状金銭面に不安があり、あまり多くの費用を公務員試験にかけることは出来ませんでしたが、クレアールはかなり良心的な料金で、しかも「安心保証プラン」に加入すれば翌年まで格安で受講できることが魅力でした。また、パンフレットを見る中で、社会人向けの学習についても他社よりも長けている印象を受け、安心して任せられそうだと感じました。
クレアールのよかったところ
ひとつは、担任制で、ちょっと疑問に思ったことも先生に気軽に相談できたことです。一人で学習していると「このやり方で本当にいいのかな？」と不安になってくるのですが、その都度メールでご相談し、指導経験豊富な先生方から回答いただけたことで安心して学習を進めることができました。もうひとつは、私は地方在住なのですがオンラインで面接練習を対応していただけたことです。近年の公務員試験は筆記に対して面接の比重が高くなっているようですので、1対1でじっくりと面接対策をしていただけたことが合格に繋がったと思います。
学習するうえで苦労したことと、その克服法
現職の仕事が残業が多く、通勤時間も長いため学習時間が十分に確保できないことで苦労しました。対策としては通勤中に音源ダウンロードした講義を車の中で繰り返し聞いたり、昼休憩中に一般常識などの暗記系を短時間集中で学習したりしました。また、複数の受験先で最終面接で落とされ自信を失くしていたのですが、担任の先生と面接練習しながら落とされた原因を考え、それを改善していったことで最終的に合格することができました。
面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと
ひとつは30歳であることから、新卒と同じレベルの回答にならないよう気を付けたことです。マネジメント能力やその素質が感じられるような回答づくりをしていきました。実際に面接の中でも「部下や後輩を持った経験はあるか」「30代からは管理職になっていくことが求められるが自信はあるか」などの質問がありました。
また、市役所職員の仕事を理解することにも力を入れました。元職員の方から仕事内容や苦労したエピソードなどを聞くことで、「自分は市役所の仕事をちゃんと理解した上で志望している」という自信に繋がり、話す内容も説得力が増したと思います。
最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。
私は今回本当に面接で苦労しました。よく言われることではありますが、「筆記対策も必要だけど、面接対策がより重要」ということを改めて痛感しました。自治体研究、これまでの自分の経験や活かせる能力の棚卸し、想定問答集の作成、公務員の仕事内容の理解、面接練習など、面接対策は思いのほか時間を要します。筆記対策と並行して進めていくことをお勧めします。
社会人の方はなかなかまとまった学習時間を確保することは難しいとは思いますが、日々のスキマ時間や通勤時間などを活用することで効率よく学習し、合格を掴み取ってください。