T.Jさん [最終合格先:特別区2級(中野区)、横浜市]

■T.Jさん [最終合格先:特別区2級(中野区)、横浜市]
■出身校:國學院大學
■合格時の年齢:36歳

目次

公務員への転職を考えたきっかけや、理由をお聞かせください

私が勤めている企業の業界は斜陽であり、業界のトップ企業ではあるが、社長が変わると方針がガラッと変わる組織体制にずっと不安を感じていました。また、方針の転換により私がしたい仕事もできなくなる可能性が高かったので、思い切って転職を考えました。転職先を公務員に選んだのは、コロナ禍で自身のキャリアの整理をしている時に行政の仕事に興味を持ったポイントがいくつかあったからです。

クレアールを選んだ理由をお聞かせください

ネットで見つけて金額も適当かなと思い選びました。他と徹底的に比較したわけではありませんが、面接練習の回数制限がなく担当の先生も付いてくれるとのことだったので、ここでいいかなという感じでした。スマホで勉強できるのも社会人である私としてはありがたかったです。

クレアールを利用してよかったことがあればお聞かせください

論文添削と面接練習が非常に良かったです。論文は添削も的確で、会社の文書作成の精度も上がったように感じます。面接は担任の上村先生に何回も付き合ってもらい、本番ギリギリまで精度を高めることができました。志望動機なども一緒に考えてくださり、様々な話がとても参考になりました。これなくして私の合格はなかったと思います。

仕事との両立にあたって工夫したことや、心がけたことがあればお聞かせください

隙間時間を活用するように心がけていました。 通勤電車の中で暗記系や論文の勉強を行い、家では数的など紙に書くことが必要なものを中心に勉強していました。あとは適度に息抜きをしながらやっていました。私の場合は長期戦になってしまったので、モチベーションを保つために詰め込み過ぎずピークを本番に持っていけるよう調整していきました。

筆記試験対策にあたって、大変だったことや工夫されたことをお聞かせください

暗記系や論文対策は通勤の行き帰りの時間のみを使って勉強しました。スマホで授業を視聴したりしましたが、最終的には過去問フォーカスを解いて教科書を読んでを繰り返してました。 休みの日は家族に時間をもらい、数的処理に時間をさいていました。数的も教科書を何回か解いたら、過去問フォーカスを2.3周くらいやっていました。あとは毎日ちょっとの時間でもやるようにはしてました。寝る前の1時間で数的のどれか一単元と文章理解の国語と英語を一題ずつ解くことを日課にしてました。 時事問題は私の主観ですが、速攻の時事や配布されるテキストの内容はあまり出る印象はありませんでした。テキスト一通りさらいながらニュースを見てくらいでいいように思います。当たれば御の字くらいの感覚です。 また、私は勉強に関しては要領があまり良くなかったので、過去筆記で2回落とされていました。特に2回目はちゃんと勉強してきたつもりが、箸にも棒にもかからないといった感じでした。3回目のチャレンジではクレアールさんから配布される模擬試験や市販の模擬試験問題を直前に解きました。模擬試験を複数解いたことが今回筆記を通過できた大きな要因だと自分では思っています。

面接対策の進め方や、本番に臨むうえで工夫したことや力を入れたことがあればお書きください

自分のキャリアをしっかりと振り返りまとめておくことが前提ではありますが、面接練習をできるだけ多くすべきだと思います。 またキャリアを振り返る中で自分の軸をしっかり認識し、その軸をもって行政で何がしたいかを明確にすることがとても大切です。それにより志望動機ややりたいことに具体性が出てきて、熱意に繋がっていくことを実感しました。 本番ではとにかく緊張しますが、愛想よく振る舞えばなんとか乗り切れます。

今回受験された上で、同じ受験先をこれから受ける方々にアドバイスやメッセージ、情報などがございましたら、お聞かせください

私は3度目の挑戦でようやく合格を掴むことができました。過去の2回は筆記の段階で落とされたので、やはり筆記は肝になってきます。しかし、本番は面接からなので面接対策はとにかくしっかりやったほうがいいと思います。筆記が通らないと中々面接に気が回らないと思いますが、エントリーシートや論文を書く際に自己の棚卸しをするとまとめてできていいかもしれません。とにかく自分のやってきたことをしっかり語れれば勝ち筋はあるのかなと思います。 以下私が受けてきた試験の大まかな特徴や内容です。

【東京特別区2級職】
◆一次試験
職務経験論文•筆記•課題式論文 この順番で受験しました。受験者は東京なので一番多かったです。最後の課題式論文は書き終わった人から帰れます。
◆二次試験(最終)
課題事例、面接 面接と一緒に課題事例が出されます。内容は職場におけるトラブル対応やマネジメントについて問われるような内容です。2級職試験はマネジメント能力が問われると思いますので、年齢要件満たしててもマネジメント経験がないかたは1級職を受けたほうがいいかもしれません。面接の雰囲気は穏やかで、現職がマネジメントする立場なので、そこについて色々聞かれました。また希望区で何がしたいかなんかも聞かれました。
◆区面接
呼ばれた区の面接があります。

【横浜市社会人採用】
◆一次試験
筆記、論文 この順番で受験しました。横浜市も人気の自治体なので受験者は非常に多かったです。毎年受験会場が変わります。ちゃんと勉強すれば難易度は高くないですが、7割程度取らないと多分パスできないと思うので、しっかり対策をしていくことをおすすめします。
◆ 二次試験
面接 面接官は30代前後の男女2人でした。比較的和やかではありましたが、質問は時間いっぱい飛んできます。
◆三次面接
(最終) 面接 面接官は30代前後の男女と真ん中に50代程の男性の3人でした。比較的穏やかな感じで、二次試験で聞かれた内容はほとんど聞かれませんでした(横浜市に入って何したいかなどはニ次で聞かれました)。この時は特別区の合格をもらっていたので、面接に気合いが入り切りませんでした。特別区と横浜市両方受けられるかたは多いと思うので、モチベーションのコントロールは気をつけたほうがいいと思います。 他にもいくつか受けましたが、途中で落ちたりしたのでとりあえず内定を貰えた二例を書かせていただきました。私の場合、力試しで別自治体(海老名市、大和市など)を受けましたが、小さい?自治体のほうが受かり辛いように感じました。その地域に縁が強い人(住んでいる、働いているなど)を取るイメージです。その自治体を受けるエクスキューズがしっかりないと私のように簡単に落とされます。横浜市や特別区のほうがより人物重視なイメージはあります。 以上です。

これまでに書いたことはあくまで私の主観で、肌身に感じたなんとなくの感覚なので、参考程度にしておいてください。 ちゃんと対策して人とそれなりにコミュニケーション取れればなんとかなると思うので、諦めずに頑張ってください。

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