T.Hさん [最終合格先:特別区Ⅰ級 (品川区 土木)]

■T.Hさん [最終合格先:特別区Ⅰ級 (品川区 土木)]
■出身校:武蔵大学
■合格時の年齢:33歳

目次

公務員への転職を考えたきっかけや、理由をお聞かせください

 私が今まで取り組んできたことや学んできた知識を、より多くの人の役に立てたいと思い 公務員を志望しました。  今現在、取り組んでいる仕事をもっと社会に還元していくためには公務員として働くことが一番だと思ったのがきっかけです。  現職にやりがいがあるからこそ、今の仕事よりも多くの方と関り、広く業務に取り組むことができることこそが、やりがいになると感じて経験者試験を受けました。

クレアールを選んだ理由をお聞かせください

 特に決めてとなった点は、予備校の費用が格安で、例えば1年目がダメだったとしても2年目の料金が継続料金程度で済むところです。 また、過去の実績も多くお持ちだということや実際に予備校の校舎に通わなくてよいところもメリットに感じました。 時間や場所を選ばずに、授業や面接練習ができるところも社会人としては魅力の一つだと思っています。  

クレアールを利用してよかったことがあればお聞かせください

 クレアール様を活用して良かったと思うのは、過去のバックデータをたくさんお持ちだったということだと感じております。 特に、特別区においては面接を含め過去に何が出題されたか、毎年出る問題は何か、過去に聞かれたデータはどの内容か、質問内容はどういったことを多く聞かれるのかといった情報を手に入れられるかどうかで難易度が変わってくると思います。 その点において、各職種に応じてたくさんのデータをお持ちだったと思いました。 また、上村先生におかれましては職種に関係なく、面接の相談に応じて頂き過去の経験から技術職にも対応した面接練習を行っていただけました。 対面で指導されている公務員予備校もございますが、昼夜休日問わずメールでのご質問等に対応頂き、大変感謝しております。 この度は、ありがとうございました。  

仕事との両立にあたって工夫したことや、心がけたことがあればお聞かせください

 私は、家で勉強をしようとしても気が散ってしまいなかなか一人での勉強が捗らなかったため、自習会というコミュニティーを利用しておりました。 カフェやレンタルスペース等を利用して、4人~8人程度で集まってお互いに自習内容を共有することで、モチベーションを上げることができ、悩みや自習のやり方などを相談することができました。 特に、直前期の6月からは平日週2~3回は18:30~21:00の時間を自習会に充て、休日は土日両方とも午前、午後と参加することで周りの目がある中で自習を行い、自身を公務員試験の準備に縛るようにしておりました。 公務員試験は、どうしても長期戦になることが予想されますので、誰かと取り組んでいることを共有できる環境を用意しておくことで継続できると思っております。 仕事においても、公務員を受けるからどうでも良いと思わず、職場でこそ公務員になるための経験を作れると思うことで仕事のモチベーションも上がり、生産性が向上しました。 特に、業務内容の改善のため取り組んだことなどは経験者採用の面接においてPRできる経験になると思っております。私自身、公務員の面接のため各自治体の取り組みを学ぶことでそれらの取り組み内容を仕事に活かすことができました。 以上のように、他人との共有化と自治体研究をしながら自身の業務内容改善を行う取り組みは、社会人経験者枠を受ける方に是非実践して頂きたいと思っております。

筆記試験対策にあたって、大変だったことや工夫されたことをお聞かせください

 筆記試験の準備において、大変だったことは数的処理の勉強です。最初は、大学受験で文系の英語、現代文、政治経済のみしか勉強していなかったつけが回ってきたと感じておりました。 しかし、クレアール様の教材では大事なところを重点的に勉強するというやり方を取っておられましたので過去問から出題傾向を自分で確認し、高頻度で出題される問題を講義においても紹介して頂けたため、解ける問題だけを重点的に行いました。 こうすることで、特別区においての足切り点はなんとか獲得することができました。 社会科学分野の時事問題に関しては、癖があり新聞やニュースなど特に気にしていないとわからない問題も出題されるため、数的処理や現代文において点数を獲得するのが良いと思われます。

面接対策の進め方や、本番に臨むうえで工夫したことや力を入れたことがあればお書きください

 私は、大学卒業時に1年目の就職活動がうまくいかず留年してしまった経験があります。 その時の経験から、面接においても準備が必要であるということを学びました。 答える内容も重要なのですが、特に重要なのは何を聞かれても回答できるようにしておくということだと感じております。 私の中で一番失敗に陥りやすいのは、言えなかったという思い込みにより、次の質問に答えられないことです。頭の中が真っ白になり、そこからどんどん落ち込んでしまうためそうならないようにも、何を聞かれても答えらるように準備をしておきましょう。 何を聞かれてもというと、難しいように感じられると思いますが、クレアール様では過去に聞かれた内容についてバックデータをお持ちです。 その内容について、回答を用意しておけば答えられないということにはならないと思います。筆記試験においても過去問が重要だと思いますが、面接試験においても過去問に対する対策をしておくことで、心の余裕が生まれます。 心に余裕を持っている人こそ、面接試験も余裕をもって受けることができると思いますので、準備を大切にしてください。

今回受験された上で、同じ受験先をこれから受ける方々にアドバイスやメッセージ、情報などがございましたら、お聞かせください

 これから公務員試験を受ける方へ、社会人経験者枠を受験される方は大学受験や就職活動試験ぶりに勉強や面接の準備をされる方が多いと思います。勉強内容も広く、公務員という仕事を理解するためには各自治体の特徴や、社会問題についての知識も増やさなければならず、長期にわたって準備をしなければなりません。 自分が何のために公務員になりたいのかと思ったり、先の見えない試験を受けなければならなくなることもあると思います。 ですが、公務員になるために勉強をすることで、確実に今の自分を変えることができると思っております。公務員になるために勉強をしているかもしれませんが、その勉強により今の自分の人生も豊かにすることができると思っています。 私は、勉強するために入った自習会というコミュニティを今でも継続しており、次の目標に向けて資格試験の勉強をしております。 公務員になる事だけが、人生のすべてではありません、そこからがスタートだと思っておりますので、この機会を使ってより良い人生を掴み取ってください。 試験の内容について、私は特別区経験者1級職を受験しました。特別区は論文試験と面接試験がすべてといっても過言ではありません。  特に、1,200字~1,500字程度の論文が2題、面接試験も40分程度と私という人物について問われる試験となります。ですが、対策と準備をすることにより確実に受かることのできる試験だとも思っています。 論文については、論文の型をしっかりと熟知していれば内容が多少それても点数を取ることができます。また、日ごろの経験や困っていることをまとめておくことで、それを論文として活用することができます。小さなことでも良いので、仕事の経験や普段の生活での体験をメモしてまとめておくことにより、確実に回答ができると思います。 論文の型については、他の方が書いた論文を参考にすることである程度分かってくると思います。内容よりも、型を重点的に意識して取り組むようにしていただければと思います。 面接に試験においては、気力と体力が重要だと思います。試験に受かったため笑い話にできますが、緊張のあまり前日寝ることができませんでした。 特別区の試験は他には、他にはと深堀をされる試験です。そのため、1つ応えても同じ質問について複数の回答を求められます。そこで詰まってしまい、頭の中が真っ白になってしまうと悪循環となり途中で諦めてしまう方もいらっしゃると思いました。そのため前日はしっかりと睡眠をとり、落ちてもまた来年があるという気持ちくらいで臨まれるのが一番だと思っています。 また、前述にもありますが、複数回答できる準備をされるとよいと思います。過去に聞かれた内容については、講師の方が持っていられるので1つの質問に対して必ず複数答えられるように準備をしてください。 以上、長くなってしまいましたが、これから受験される方のお役に立てればと思います。

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