K.Yさん [最終合格先:法務省専門職(保護観察官)、名古屋市(社会福祉)]

K.Yさん [最終合格先:法務省専門職(保護観察官)、名古屋市(社会福祉)]

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公務員を志望した理由

修士1年の12月から就職活動を始め、始めた当初は民間企業に行きたいと思っていました。しかし、説明会へ足を運んだり選考を受けたりするうちに、なんだか自分のやりたいこととは違うということにやっと思い当たり、改めて進路を考え直すうちに、公務員(福祉系)という選択肢にたどり着きました。特に、これまでのボランティア経験などを通して生活保護ケースワーカーの仕事に興味を持っており、CWは福祉の仕事の中でも公務員でなければできない仕事なので、公務員受験を決心しました。

クレアールを選んだ理由

公務員受験を決断したのが修士1年の2月だったので、受験本番まで約4カ月という時間しかありませんでした。そのため、第一に短時間で学習を進められるWEB講義が使えることが条件でした。また、私は大学では社会学を専攻しており、社会福祉の勉強をしたことが全くなかったため、専門試験において比重の高い社会福祉の専門科目を開講しているという点も重視しました。福祉や心理の専門科目を開講している予備校はとても少なかったため、その中から価格も考えて最終的にクレアールを選びました。速習コースがあったのもよかったです。

クレアールのよかったところ

まずは何より良心的な価格だと思います(他予備校と比べても、親御さんにも頼みやすい価格ではないでしょうか?)。申し込んでからの対応が非常に素早く、すぐにテキスト類を送って頂けたのでスムーズに学習を始められました。また、担任制度がよかったです。通信講座なので、一緒に頑張る仲間が傍にいないのがつらいところでしたが、担任の先生にメールで色々ご相談できたことでずいぶん気が楽になりましたし、これまでの受講生の方の面接報告書なども迅速に送って頂けたのが非常に役に立ちました。福祉職に関する情報の蓄積が多いのもクレアールの良いところだと思います。

学習するうえで苦労したことと、その克服法

一番苦労したことは、専門科目の学習です。上でも少し触れましたが、福祉系公務員を受ける際に一番点数配分の高い社会福祉の勉強を今までしたことがなかったため、一から学んでいくことに不安がありました。まずは一通りテキストを読みつつ授業を見て、並行して1問1答形式の社会福祉士の問題集などにあたりながら知識を定着させていくように心がけました。授業と並行して、実際の問題演習を行うことが大事かなと思います。時事に関連した福祉の問題も出るので、福祉系のニュースに普段から気をつけておくことも必要かもしれません。教養科目は、数的処理が一番の苦手科目でした。時間もあまりなかったので、応用問題はとりあえず置いておき、テキストの問題と過去問フォーカスの問題を繰り返し解いて、類似の問題は確実に得点できるように気をつけていました。数的処理の林先生の講義はとても分かりやすいですし、過去問フォーカスの解説授業もあるのでつまずくことなく学習を進められました。

面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと

志望動機や自己PR、長所・短所、サークル・ボランティアの経験やそこから学んだことなど、必ず聞かれる質問は原稿を作って、鏡の前で練習していました。自己紹介書やエントリーシートの類は、必ず自分以外の人に添削してもらうことをオススメします。民間企業の就活で多少失敗したこともあって、面接には苦手意識がありましたが、志望動機や仕事に関する理解をしっかり固めた上で場数を踏んでいくと、段々落ち着いて面接に臨めるようになりました。大変だったことは、やはり筆記対策と面接対策の両立です。国立大学法人を併願していましたが、第一志望の市役所A日程や法務省専門職の筆記と面接日程が近かったので、焦りながら両方の対策に必死だった覚えがあります。いくつかの試験種を併願する場合は特に、各試験種の志望動機などをぼんやりとでもいいので前々から考えておくとかなり楽になると思います。

最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。

まずは、大学院まで進学してからの公務員受験を考えておられる方にお伝えしたいことがあります。民間企業とは違って院卒でも、公務員試験は全く不利になりません。特に福祉系の公務員だと、志望者には臨床心理士や社会福祉士の資格を取得している人が多いと思うので、そうでない方は不安になるかもしれませんが、大丈夫です。私は社会学の専攻で資格も何も持っていないですし、社会福祉の現場での実習などの経験も(少々のボランティア経験を除いて)全くなかったので、どこも採用してくれないのではないかと思っては勉強中度々落ち込んでいました。でも、こんな私でもちゃんと合格できました。筆記を通った上で、公務員として福祉に携わりたい理由が面接でしっかりと説明できれば、大丈夫です。ですので、安心して勉強に励んで下さい。そして、公務員を目指している皆さんへ。大学受験などとは違って、まわりに同志が少ないのが公務員試験だと思います。通信教育だと特にそれが顕著なのでモチベーションを保つのが大変かもしれませんが、適度に息抜きしつつ、クレアールの担任の先生に相談に乗ってもらうなどして、上手に乗り切って下さい。陰ながら応援しています!

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