Noteさん ［最終合格先：荒尾市役所］
公務員を志望した理由
私はリハビリの専門職として働いてきました。やりがいは感じていましたが、自分にこの職種が向いているのかどうかは常々疑問に感じていました。ある時、自分にはスキルが伴っていないと痛感し、そんな中で患者と接することに限界を感じて、一旦この職種から離れなければと思うことが強くなっていきました。公務員に興味を持ったのは、そんな中、ある患者と携わり公的な機関が無ければならないと感じるようになったためです。自分が志望した市役所は医療機関と連携を図ることができており、かつアクティブに動く市でした。自分の実現したい未来がここにはあると感じ、転職を考えるようになりました。
クレアールを選んだ理由
働きながら採用試験に臨みたいと思っていましたので、学校に通うのは不可能と思い、通信教育を選びました。ネットで一番クレアールの評判が良かったこと、自分のお金でも払える手頃な料金価格にまず惹かれました。資料請求で、社会人で合格した人の声が載ったものを見て、イメージがつきやすかったことや、社会人でも合格している人が多いという印象もあり、クレアールを選びました。
クレアールのよかったところ
良かったところは3つあります。1つ目は、安心保証プランで受講期限を1年延長できる点です。働きながら受験に臨むにあたって、1年目で合格は厳しいだろうと見越していました。その中で料金は据え置きで、1年延長して学習できることに対して、精神的な面で安心できました。
2つ目は、要望に対して柔軟に応えてくださった点です。私は社会人枠で受験しようと思っていましたが、コロナ渦の影響のためか、受験先に社会人枠がなく、大卒枠でのみの採用予定でした。担当の先生に依頼し、（コース範囲外であったかもしれませんが）大卒程度の模試試験を頂きたいと伝えたところ、快く応じていただきました。
3つ目は、面接対策が充実している点です。二次試験・三次試験が受験先にはありました。その都度、ポイントや添削をしていただき、本番さながらの緊張感で練習できたことが良かったです。
学習するうえで苦労したことと、その克服法
働きながら勉強するため、勉強の時間を設けることに苦労しました。私は数的処理が苦手で、初めは解き方のコツなど習得できず、焦ることが多かったです。分からない問題にずっとかかりっきりになるよりも、色々な問題に慣れた方が良いと思い、テキストを3周できるようスケジュールを組みなおし、学習していきました。スマホに覚えるべき内容を打ち込み、勤務の休憩時間に暗記するなどし、仕事がある日も時間を有効活用できるよう対応しました。試験が近い時にはクレアールの模擬試験で間違えた問題を繰り返し解きました。そうして正解率が上がっていくことで、効力感を高めていきました。
面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと
専門職から事務職に転職することに対しての理由を考える点が一番難しかったです。面接官が納得できるような
理由が必要です。しかし私は専門職として働いてきたことが、全てでしたので、専門職からの視点で働くことができるという自分の強みを訴えられるよう文章を推敲しました。クレアールの先生と模擬面接をし、更にブラシアップを図りました。本番の面接では笑顔ではっきりと自分の言葉で、伝えることに心掛けました。
最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。
特に働きながら公務員を目指される方は、時間の確保が難しいと思います。私も仕事以外はほとんど勉強に充てていました。忙しい中で勉強に成果が出ないときは、心が折れそうになります。特に私は勉強することから9年離れていましたので、勘を取り戻すことから始まりました。ただ全て完璧にできるようになるというよりも、要領よく、数的処理にプラスして自分の得意分野で点数を取ろうと意識を変えました。そうすることで、モチベーションを下げないように、受験に臨みました。これから公務員を目指す方へ伝えたいことは、『できない分野は悩まないように』ということです。