山内 慶子さん
受験回数:2回
受講コース:中級セーフティコース
はじめに
私は総務人事で働いており、漠然と子どもを授かったら育休中に社労士を目指したいと考えていました。1年の休業に伴い、キャリアが止まってしまうことに不安を感じていたからです。そして子どもを授かり、出産後の育休中に勉強を開始しました。
なぜクレアールを選んだか
1年目は他校の通信教育で挑戦しました。しかし、慣れない育児との両立にうまくいかず、明らかな準備不足で不合格。2年目はどうしようかと、様々な通信教育の資料を取り寄せ、受験経験者向けのカリキュラムがあり、1回目の受験料も負担してくれて、さらに1回目で合格できたら返金というメリットだらけの内容に惹かれ、選ばせていただきました。
クレアールで学習してよかった点
何より、過去問の充実さです。過去問の全ての問題を分野別に一問一答形式で記載されているので、わからなくなってもテキストに戻りやすかったです。また答練も充実しており、自分の実力を試し、自信につなげることができました。携帯でも解くことができたので、スキマ時間で気軽にできました。
勉強方法について
1年目
1年目は産後3ヶ月の10月終わりからの勉強開始となり、不定期な授乳に夜泣きで、なかなかまとまった勉強時間が取れませんでした。そのため、夜に子どもを寝かせてから次の授乳までの時間を勉強時間と決めて、集中して行いました。それでも、こちらの思うとおりに勉強できませんでした。初年度は約800時間の勉強時間でした。
2年目
2年目は、前出した通り、クレアールで合格を目指すことにしました。フルタイムで職場復帰し、どうやって勉強時間を捻出しようかと考えていたところ、すごく分厚いテキストや問題集が続々と送られてきました。1年目の他校さんと量が断然違い、1年目の勉強量が圧倒的に足りなかったんだなと痛感させられました。
基礎が足りていないことはわかっていたので、市販の基礎問題集を購入し、6回ほどやり込み、基礎を徹底的に詰め込みました。その後、クレアールの分野別完全過去問題集をやり始めました。自分がどれぐらい出来ているかを見える化するために、表紙の裏に章単位で誤答数を書いて、減っていく様子をみて、モチベーションにつなげていました。そして、自信がついた頃に、答練で実力試しをして、再び過去問へ・・・という繰り返しをしました。また、年金は苦手だったので、毎日触れられるように、会社の昼休みは年金だけをしていました。毎日30分だけだけど、少しでも触れていると違いました。
朝早起きして2時間、会社について始業前15分、お昼休み30分で毎日勉強しました。土日は朝とお昼の子どもが寝ている時間をほぼ勉強時間にあてました。2年目は約1,100時間の勉強時間でした。
最後に
「二兎追うものは一兎も得ず」というので、育児も家事も仕事も勉強も全てがうまくいかないことが多々あり、社労士を目指す時期ではないのではないかと何度も思いました。しかし、家族の協力もあり、合格を手にすることが出来ました。会社で官報に自分の受験番号を見つけたときは、人目も憚らず、号泣してしまいました。それほど、社労士という資格は難関ですが、手にしたときの喜びは人一倍です。努力は裏切りません。問題が充実しているクレアールに出会えて、本当に感謝です。ありがとうございました。