社労士コラム 応援メッセージ

社労士コラム

みなさんこんにちは。
令和6年度社労士試験まであと2週間ですね。
今年の本試験前にお届けする社労士コラムはこれが最後になります。
僭越ながら、応援メッセージを書かせていただきます。

応援メッセージ

 ☆本番に強い人、結果を出せる人ってどんな人なんでしょうか。
物凄い勉強ができる人であったり、色々な人がいると思います。
 スタッフ個人としては、本番で、いつもと同じ通り問題が解ける、そういった
平常心を保てる精神力を持つ人なのではないかという風に思います。
本番の会場には独特の緊張感があります。オリンピックの魔物みたいなものです。
魔物にも動じず、いつも通りやることが試験に合格するためには重要になってきます。
そしていつも通りやるためには、日々の勉強量が重要です。

 ☆講師も話していますが、ここまで社労士試験の勉強を続けこられた皆様、そのこと自体が物凄いことなんです。
まずは、ご自身のその努力を褒めて下さい。そして、自信をもって後もう少し頑張って下さい。
これだけの努力をされた皆様には、精神力もありますし、本番で平常心を保つこともできると思います。

本試験までの話

本試験までのトレーニング

☆残り2週間、まずはご自身が試験範囲の中でできていないところに重点を置き、過去問演習や講義の視聴を行って下さい。
 出来れば今までよりも速い速度で行うとよいでしょう。答練マスター講義、ハイレベル答練を受講されている皆様は、答練→講義視聴→同じ範囲で出題された過去問、と入念なチェックをして頂くと効果的です。
 また、公開模擬試験を受験された皆様は、是非、点数が低い科目、分野の復習もお願いいたします。先日の記事でも書きましたが、模試は復習が一番重要です。

☆事務局でも、特に大事と思われるポイントをまとめてみました。

1  目的条文 目的条文を舐めてはいけません。
 選択式試験で目的条文の穴埋めを落とした場合、基準点を割ったら即不合格と思って下さい。
 労一、社一は目的条文に関する問題も出やすいので、確認とキーワードチェック(共同連帯など)を行ってください。

2 数字 ご存知の通り、社労士試験は数字を覚える試験です。~日、~人、~円などなど、講義で出てきた数字はしっかり頭に入れましょう。
 労災、雇用、健保では、給付の日額を聞かれることもありますので、整理されるのもよろしいかと思います。

3  横断整理 これも耳タコかもしれませんが、社労士試験で横断整理はとても大切です。 
 同じような項目(労基の平均賃金と、雇用の賃金日額など)にも細かい違いがありますので、是非教科書を並べて他科目の類似項目チェックをお願いいたします。
 科目の中でほぼ同じ内容の項目、(健保と厚年の適用事業所なんかが代表的です。)についても横断整理でまとめて学習すると、インプットの時間を減らせます。
 横断整理講義を受講されている皆様は、もう一度講義の視聴をされてもよいと思います。

4 法改正と白書 法改正部分は試験に出やすいです。
 完全合格テキストの法改正部分の記載には、マーカーを引いてもよいでしょう。法改正対策講義を受講されている皆様、専用テキストの再度読み込みをお願いいたします。
 時間があれば、厚労省のHPを見て、白書についての知識を頭に入れておくと、労一対策になります。

本試験の話

☆問題を解く順番を確定させている方は多くいらっしゃると思います。それぞれ「何時何分頃になったら気持ちを切り替えるか」最終確認しておきましょう。

☆国家試験は難易度を調整するために誰も知らない知識や「試験時間内に解き切れるはずもない難問」がほぼ確実に出題されます。このようないわゆる「捨て問」「捨て肢」に釣られないようにしてください。平常心であれば翻弄されないはずです。
 対策としては、例えば、わからない問題が出たら「B」を塗る→Bは絶対に違うと思ったら「D」を塗る→BもDも絶対に違うと思ったら「C」を塗る…等、事前にマイルールを決めておくのも良いと思います。

最後に

☆クレアールの公開模擬試験を含め、模試の結果が続々返ってくる頃です。
D判定だった、あの人より順位が下だった、色々悩みが出ると思います。
 確かに模試でいい判定を出すのも、トップになるのも凄いことです。 
 バレーボール(スタッフが見るのにはまってます。)でいうなら
強いスパイクが打てるといった所でしょうか。
でもね…
 「強いスパイクを打てる方が、勝つんじゃあないんだ。ボールを落とした方が負けるんだ。」
(『ハイキュー!!』 第4巻 集英社 古舘春一作より)


 社労士試験は、ボールを落としやすい、負けやすい試験です。
足切りは、全部で17個あります。
 全ての足切りをクリアする条件はただ一つ、多数の人が解ける問題に正解する事です。
つまり、正確な知識を頭に入れ、基礎をがっちり固めて平常心を持てばいいんです。

 残り2週間、最後の最後まで自分を追い込み、自信を持って8/25(日)の朝を迎えて下さい。

★受験票を忘れないこと。着席時間を守ること。
知識を詰め込むのに気を取られ、スタート地点に立つ、当たり前の前提を失念しないようにして下さい。

クレアール社労士講座事務局スタッフ一同、皆さんが令和6年度社労士試験で実力を発揮されることを、心から応援申し上げます。
もう一回のない試合を、楽しんで!

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