渡邉さん [最終合格先:国税専門官]
公務員を志望した理由
派遣で事務職をしておりましたが、期間満了が近づき、転職を考えていた頃にふと公務員について調べたところ、専門職で細かく分かれていることにまず驚きました。そこで「国税専門官」を見つけた瞬間にこれだ!と思いました。元々税金や保険、不動産など生活に密接に関わるジャンルにとても関心があったので、すぐに受験を決意しました。
クレアールを選んだ理由
PCやスマホから講義が見られること。講義の速度をその都度変えられること。WEBドリルや過去問フォーカス等、どれも魅力的なものでした。他にも「安心保証プラン」で長期的に利用できることなど費用対効果を検討した結果クレアールに決めました。
クレアールのよかったところ
教科書や過去問フォーカス等の資料がPDFで見られたので、これらを携帯せずに復習したり確認ができたところです。そして何よりも助かったのは講義の倍速とどこでも見られることです。また、通信なので模擬面接はないと思っていたので、一次試験合格後に面接対策をしていただけると聞いたときはとても嬉しかったです。実際、3回ほど面接練習をしましたが、アドバイスも的確で、自分では気づけなかった部分もたくさんありました。
学習するうえで苦労したことと、その克服法
基礎能力の分野では、数的処理が大変でした。私の場合、義務教育を真面目に受けていなかったので、分数の割り算や二次方程式から学ぶ必要がありました。クレアールの講義には、数学の基礎が入っていたので私にとってはかなり大きかったです。克服法としてはあせらずにしっかりと基礎を学ぶこと、分からない部分は理解できるようにクリアにすること。数的推理や判断推理については同じ問題を何回か反復してときました。専門試験では、民法が幅広くてややこしく大変だったかもしれません。こちらは一つ一つ整理しながら理解することで覚えていきました。また、過去問や問題集で言い回しが違うのでいろいろなパターンを見ることが大事だと思いました。それから全体に言えることですが、少し勉強が進んだら、整理しながらポイントだけをノートに書くことで、覚えやすかった気がします。
面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと
一つ一つの動きにメリハリをつけること。目に表情を出し、面接官に訴えること。質問された人だけでなく、全員に目を配りながら返答すること。間を空けないで、リズムよく会話をすること。自信を持って回答すること。結論から話すこと。面接カードの内容は何度も確認して覚えておき、予想される質問項目も何度も見直したり頭にたたきこみました。あとは、最近の関心事などで「これ以外に何かありますか」と質問されたときのために2パターン考えておきました。大変だったのは緊張しないようにすることです。これはどうしようもない気もしますが、面接をするのではなく、会話をするという気持ちで挑みました。
最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。
公務員を目指す動機はそれぞれあると思いますが、その気持ちが強ければ、目標達成出来るはずです。勉強はモチベーションや集中力を保つのが大変ですが、私はそういう時、分数換算をします。今回の私の場合でいうと1年のうちのたった数ヶ月、そこに全力投球するだけで今後何十年先までもの人生が変わるんだ。という気持ちを忘れないように勉強していました。それから、公務員試験では併願する人が多いようですが、職務内容をしっかりと精査し、自分自身の動機をしっかりと持つことで面接もいい方向へ行くのかなと感じました。目標を達成できるかどうかは自分次第です!危機感や強い意志を持って頑張ってください!!