Yさん [最終合格先:警視庁職員(心理区分)、国家総合職(人間科学)]

Yさん [最終合格先:警視庁職員(心理区分)、国家総合職(人間科学)]

目次

公務員を志望した理由

大学・大学院で学んだ心理学を活かした仕事に就きたいと思い、大学院1年生の時に常勤の心理職を探し始めました。私は非行少年の更生に興味関心を持っており、その分野で仕事を行うには公務員になることが最善だと考えたため、結果的に公務員を志望する形になりました。

クレアールを選んだ理由

大学の同期がクレアールに入っており、実際に心理系公務員に合格していたことから、もし通信を始めるならクレアールにしよう、と思いました。また、しっかりとした心理学の授業を通信で受けられることも大きな魅力でした。実際に合格者座談会に参加させていただき、授業だけでなく担任制のサポートも充実していることに魅かれてクレアールを選びました。

クレアールのよかったところ

第1に担任制のサポートです。公務員試験は膨大な科目があり、何から手をつけるべきか分からない状態でした。そうした状態でも、担任の先生が勉強の進め方を丁寧に教えて下さったので、スムーズに勉強を始めることができました。また、年明けあたりは心理学の勉強の仕方がよく分からなくなり「このままでは試験に間に合わない」と焦ったのですが、その際も適切なアドバイスを頂き、なんとか軌道修正することができました。第2に高橋先生の心理学の授業です。大学・大学院と心理専攻だったとはいえ、試験用の知識はほぼ皆無でした。心理学のテキストの厚さ、分量の多さに圧倒されましたが、高橋先生の面白い授業を繰り返し聴くことで膨大な量の内容が自然と頭に入りました。また、市販のシケシンも高橋先生が執筆されているので、クレアールの講義と同時進行で活用し、知識の定着をはかることができました。

学習するうえで苦労したことと、その克服法

公務員試験の受験を決心したのが遅かったため、教養試験は大学入学時(センター)の知識にほぼ頼り、心理学に重点を置いて勉強しました。まずは講義を一通り聞き、その後は担任の先生に頂いた心理学の頻出用語を1語ずつ心理学辞典で調べてルーズリーフに書き写す作業をひたすら行いました。これは後で移動時に役立つ辞書になります。この作業だけでもうろ覚えですが、かなりの知識が頭に入りました。その後は知識の定着とアウトプットできるようにするため、テキストの確認(知識が曖昧なところはもう一度講義を聴く)、シケシン(一般・社会・臨床)の問題を約2周ずつ解きました。同じことの繰り返しは飽きるので、教養対策、気分転換として心理学の合間に数的や文章理解の問題を挟んで勉強しました。私なりの克服法は、気が遠くなるような心理の勉強を「見る」「聴く」「書く」「読む」の方法で繰り返し行ったことです。論述練習で手が疲れたら音源をダウンロードした講義を聴く,本を読んでいて眠くなったら手を動かして気分転換,等いろいろな方法を試して数ヶ月間勉強を継続しました。

面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと

面接対策は全ての1次試験が終わってから始めました(遅すぎました)。学部時代に民間の就活をしたため面接カードは何とか短期間で仕上げることができましたが、いざ本番になると用意していなかった質問や、面接カードに書いた内容を予想以上に深く掘り下げられ、完全にしどろもどろになりました。2次試験が3つとも同じ週に被ったのですが、明らかに1つ目と3つ目の面接の出来は違いました。なので、出来る限り模擬面接を多く経験した方が良いと思います。面接を重ねるなかで心がけたことは、何を聞かれても笑顔ではきはきと答えること(自信がなくてもその様子はなるべく見せない)、1つの質問に長々と答えすぎないこと、面接官が怖かったりわざと挑発的な発言をされても気にせず笑うこと、です。大変だったことは第一志望ではないところの志望動機や仕事内容を短時間のうちに考えたり調べて覚えなくてはいけなかったことです。たとえ第一志望ではなくても、少しでも合格したいと思うところであれば、説明会に出てパンフレットだけでも入手し一通り目を通しておくことをおすすめします。

最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。

公務員試験は長丁場ですが、しっかりとした目標があれば必ず乗り切れると思います。参考になるかは分かりませんが、私は心理学の勉強をメインに、気分転換がてら数的処理と文章理解を行いました。膨大な科目がある教養試験がネックで公務員試験を敬遠する方もいるかと思いますが、こんな私でも何とかなったのでまずはチャレンジすることが大切だと思います。同じ道を歩んだ者として、1人でも多くの方が来年、無事志望先に合格されることを陰ながら祈っています。頑張ってください。

講座パンフレットなどを無料でお届けします。
講座についてのご相談を受け付けております。お気軽にお問合せください。
講座のお申し込み案内ページです。講座をお申し込みの方はこちらからどうぞ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次