■MIE大好きくん[最終合格先：三重県庁（行政 ）、桑名市（行政）]
■出身大学：成城大学
■合格時の年齢：30歳
公務員への転職を考えたきっかけや、理由をお聞かせください
「経済的不安定な状況から解放されたい」と「営業ノルマに追われ続けるしんどい状況を脱したい」事が元々公務員を志した理由でした。これまで3社民間企業で経験してきましたが、前職は外資系企業でコロナ禍で業績悪化のため同僚のリストラを目の当たりにしてきました。現職では、非常に営業成績に占めるインセンティブの割合が高く、ちょうど家庭を持ったタイミングであった為、安定した生活を送る事が出来ないリスクがありました。加えて、非常に営業ノルマも厳しくこのまま定年までこの仕事を続けられるイメージが湧きませんでした。
民間企業であれば、少なからずどの企業でもこれらの不安要素は必ずあると考えておりましたので、このタイミングで経済的安定もあり営利目的ではない公務員職員としてキャリアチェンジをしようと決意致しました。 加えて、自分が関わる仕事が何かしらの形で自分の生まれ育った地元に貢献できるといった点も非常に魅力的でした。
クレアールを選んだ理由をお聞かせください
公務員試験の受験を決意した際に、妻と共に働きながら受験する事を決めておりましたので、基本的に通信講座で学習できる環境を希望しておりました。様々な口コミサイト等も調べましたが、クレアールは通信講座のため、好きな時間で学習できる事はもちろんのこと、サービスのクオリティも高く、費用も非常に安価という事で、最終的にクレアールでお申込みすることを決めました。
クレアールを利用してよかったことがあればお聞かせください
「授業のクオリティー」と「安心できる担任制」です。授業のクオリティーにおいては、各授業を担当されている先生のキャラクターも魅力的で、わかりやすく授業を行って頂き、楽しみながら勉強を続けることが出来ました。担任制においても、担当の上村先生が大変親身にご対応くださり、特に面接対策においては何度も模擬面接をご対応下さり、的確なアドバイスを頂くことが出来ました。
仕事との両立にあたって工夫したことや、心がけたことがあればお聞かせください
現職では営業という職種柄、残業が定常的にありましたので、その中でも確実に毎日の勉強時間を確保する事を徹底しておりました。毎朝5時に起床し出勤までの時間を数的処理などの計算を伴う科目の学習を行い、通勤時間では社会科学や人文科学などの暗記科目を、授業動画などを観ながら学習しておりました。
筆記試験対策にあたって、大変だったことや工夫されたことをお聞かせください
仕事を続けながらの受験であった為、学習時間が絶対的に不足している状況でした。その為、全ての科目を学習する事を止め、受験予定の過去の出題傾向などを参考に、科目の取捨選択をし勉強をしました。また、受験タイミングから逆算し、どの科目をいつ取り組みいつまでに終わらせるのかという事を明確にした上で勉強をしておりました。特に数的処理や社会科学などは早期から取り組み、試験が近づくにつれて無理に新しい科目の学習に手を出さずとにかくこれまでの復習と模擬試験の解き直しを行っておりました。
面接対策の進め方や、本番に臨むうえで工夫したことや力を入れたことがあればお書きください
最低限の面接のマナーや身だしなみは当たり前に準備した上で、特に下記の点に重視して対策を行いました。
1.希望する自治体の特色、魅力と課題を調べて、自分なりの見解や意見まで準備する。
2.自分のこれまでの社会人経験でどのような経験を自治体職員の業務において、どのように活かせるのかを整理しました。
3.県庁と市役所の役割の違いと、職員の仕事内容や求められるスキルの違いを整理しました。
これから公務員試験の受験をお考えの方にアドバイスやメッセージなどがございましたら、お聞かせください
現在、社会人で様々な理由から公務員試験の受験を検討されている方も多いかと思います。その中でも、仕事を続けながらの受験を検討されている方もいるかと思います。学生の皆様とは異なり学習時間に限りはある事は、変えようのない事実ではある為、その中でも効率性と継続を意識して、学習を続けて頂ければ必ず明るい未来が待っていると思います。
試験勉強を続ける事は時に孤独で大変苦しい局面もあるかと思いますが、筆記試験を合格すれば、これまでの社会人経験をしっかりアピールできるチャンスでもあるので、クレアール様と自分自身を信じて突き進んで頂ければと思います。