柴崎 翔さん
受験回数4回（クレアールにご入校後は1回）
＜公認会計士を目指したきっかけ＞
私は大学時代に会計系のゼミに所属していて、公認会計士の方のお話を伺う機会も多くありました。さまざまなお話を伺ううちに、監査という仕事は世間から脚光を浴びるような派手なものではないが、社会にとって必要不可欠なものであると思い、すごくかっこいいなと感じました。そのようなかっこいい仕事を自分もしたいと思い、公認会計士を目指すようになりました。
＜クレアールを選んだ理由＞
私は大学時代に一時期クレアールではなく大手予備校の通信講座で会計士試験の勉強をしていました。しかし、膨大な量のテキストと講義を消化しきれないまま受講期限が来てしまい、大学卒業時には学習を続けているのか撤退しているのか自分でもよく分からないような状況でした。それでも公認会計士になりたいという気持ちを捨てきれなかった私は、合格のために必要な範囲のみを徹底的に固めるという非常識合格法なら自分に合うのではないかと思い、クレアールに入学しました。また、受講料が安かったことや、返金制度やお祝い金制度も充実していて受講料以上のキャッシュバックが期待できたことも大きな理由です。
＜科目別学習法＞
- 監査論
基礎講義を一通り受講した後は、短答式試験に向け過去問題集に取り組みました。重要度や難易度に応じて1~3回ほど問題を解きました。復習の際は解説講義を受講すること、根拠となる監基報の文章をしっかり確認することを徹底していました。
論文式試験に向けては、吉田先生の論文対策講座を受講しました。監査の流れや問題への向き合い方などを分かりやすく説明してくださっていて、とても勉強になりました。
- 租税法
マスター講義とマスター答練を一通り受講しました。河野上先生と山幡先生の講義はどちらもとても分かりやすかったです。他校の公開模試を受けてみると知らない論点が多く出題されていて不安はありましたが、実際に本試験を受けてみると、クレアールの講義や答練で学んだことが身についていれば十分な得点が取れるものでした。
- 管理会計論
管理会計と財務会計については、クレアールでは日商簿記1級講座から受講しました。簿記1級合格という分かりやすい中間目標ができたことにより、勉強へのモチベーションが上がりました。また、合格という成功体験により自信がつき、その後の学習にも良い影響がありました。
短答式試験に向けては、基礎講義受講後は答練中心の学習に取り組みました。管理会計では計算問題の取捨選択が非常に重要になり、実際の試験と同じ形式での演習を積むことが重要であると考えたからです。
論文式試験に向けては、正直なところあまり管理会計の勉強をする余裕はありませんでしたが、短答式試験までの演習の積み重ねに助けられたと思います。
- 財務会計論
簿記１級講座と基礎講義などを一通り受講した後は、理論計算ともに過去問題集や答練などで演習を重ねました。こちらも難易度や重要度に応じ1～3回ほど取り組みました。山田先生の簿記1級講座や答練の解説はとても分かりやすかったです。
論文式試験に向けては、理論については論文対策講義のテキストを読み込みました。こちらも網羅性に不安を少し感じていましたが、蓋を開けてみれば大手予備校生にも引けを取らない答案を作ることができました。計算については、あまり勉強できませんでしたが、短答までの貯金で凌ぐことができました。
- 企業法
山本先生の講義はとても分かりやすく、また、1コマ受講すると続きのコマを早く受講したくなるような講義だったと思います。基礎講義を受講後は、監査論などと同様に過去問題集に取り組みました。
論文式試験に向けては、論文対策講義や条文逐条解説講義などを受講しました。また、論証集の読み込みや答練の提出もしました。答練を提出すると山本先生がコメントをたくさん書いてくださったので、とても励みになりました。
- 経営学
論文マスター講義を一通り受講しました。財務管理の坂口先生の講義は、ただ公式の暗記に終始せずに導出の過程などもしっかり説明してくださっていて、分かりやすかったです。
＜さいごに＞
クレアールで良かった点はたくさんありますが、質問のしやすい環境であったことは特に良かったと思います。メールやSkypeで対応してくださった川北先生や藤橋先生には感謝しています。また、他の先生方や職員の方々にも大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
