公認会計士合格体験記「最終学歴高卒からの一発逆転」内野 晴就さん

内野 晴就さん

受験回数:1回

目次

<はじめに>

私は地頭に自信がありません。それでも戦略次第で十分に合格を手にすることが可能であることをこの体験記を通じて伝えられればと思います。

<公認会計士を志したきっかけ>

皆さんは自信をもって「これが私の強みです」、と言えることはありますでしょうか?
以前の私はありませんでしたが、合格した今は会計が強みだと自信をもって言えるようになりました。
結論が最後になりましたが、私の公認会計士を志した動機は「自信をつけるため」でした。

<クレアールを選んだ理由>

クレアールを選んだ理由は2つあります。

1つ目は価格が他の予備校に比べて圧倒的に安いことです。
クレアールは他の予備校の半額以下の金額で受講することができ、金銭的負担が少なく公認会計士の資格を取ることが出来ると思います。
他の予備校との差額は勉強場所として喫茶店に行くお金に使用したり、息抜きのための趣味にお金に回すことができました。

2つ目は通信に強い予備校であったからです。
僕の住んでいる場所の近くには予備校が無かったため、通信制のある予備校を選ぶ必要がありました。
クレアールではオンラインでの受講が基本であるため、通信で受講する際の不自由はありませんでした。

<科目別学習法>

(財務会計論)

クレアールの公認会計士講座は日商簿記一級の知識を勉強したのちに公認会計士の勉強に入るカリキュラムとなっており、
日商簿記一級の商業簿記・会計学と公認会計士の財務会計論の科目はほとんど出題範囲は変わらず、山田先生の簿記講座を受け終わった時点で僕は財務会計論の計算はほとんど完成されていました(企業結合、事業分離、連結をあと少し勉強するだけ)。
そうなったのは山田先生の分かりやすい日商簿記・会計学の講義のおかげだと思います。山田先生の講義はキャッシュフロー計算書のような難しい論点もかみ砕いて分かりやすく説明されていてとても頭に入ってきやすかったです。
他の予備校の僕の友人は退職給付会計の問題を機械的に解くことができるワークシートという下書きを用いて解いていたのですが、退職給付会計の仕組みを理解できてなく、応用的な問題になると解けなくなっていました。
しかし、山田先生の授業ではワークシートでの解法も補講のような形で教えつつ、本授業では理解を大切にした解き方で教えていたため、私はその応用問題にも簡単に対応することが出来ました。
このような理解がおざなりにならないような授業により、短答本試験では180点/200点を取ることが出来ました。
行った勉強は簿記一級のテキストの内容を完璧にし、組織再編(企業結合)のテキスト、連結基礎のテキストをやっていました。

(管理会計論)

管理会計論の計算は本試験の難易度が高く、本番の緊張感も加味すると全く安定しないので理論で稼ぐ必要がありました。
クレアールから配布された原価計算基準の問題集を解き、基準自体を読み込むことで短答本試験では理論で25点/40点を取ることが出来ました。
管理会計は死ななければ良いと考えていたので勉強時間を他の科目に回すことでバランスをとっていました。
計算は30点/60点で合計55点と決して良い点数が取れたわけではないのですが、前述したとおり死んでいないので全然OKでした。

(企業法)

企業法の先生である山本先生は初学者が理解しにくい法律をかみ砕いて分かりやすく説明するのがとても上手だと思いました。
また、テキストは網羅性が高くテキストの論点の順番が条文に沿った順番になっていたことがとても論文式試験で生きました。
株式の論点は設立の論点の後だったよな~という具合に条文検索のスピードがあがり、時間が足りなくなる論文式試験の企業法で役に立ったのは間違いありません。
行った勉強は答練と論証集をひたすらに解いて本試験に挑みました。

(監査論)

私はクレアールの吉田亮平先生の短答直前対策講義、論文対策講義がとても大好きでした。
この講義は三回ずつ視聴しました。
凝縮された講義であり、監査論の頻出論点や改正部分などの大事な論点を一掃してくれます。
また、監査基準委員会報告書の重要な部分(よく使う部分)をピックアップしてまとめてくれていたのも最高でした。
短答式試験の受験生も論文対策講義の1~3回までは見てためになると思いますので見てみてください。

(租税法)

クレアールの租税法の論文マスター答練8回を回転教材として何度も解き、完璧にすることでかなりの高得点を取ることが出来ると思います。
論文マスター答練は重要論点のみを網羅的に出題されており、非常識合格法の完成形ともいえる答練だと感じました。
理論の授業が無く、どうするんだこれと思っていたら論文直前講義全2回の講義で最高の講義が待っていました。
たった2回なのに租税法の理論の解き方が体に染みつき、勉強時間3時間程度で租税法の理論の勉強を終えることが出来てしまいました。
初学から3時間で(計算の知識はあったものの)理論の勉強が終わるなんて思ってもいなかったし、自分でも驚きました。
本試験では理論偏差値54.375 計算偏差値54.583が取れたので理論が体に染みついた感覚は間違っていなかったのだと思います。

(経営学)

経営学は選択科目の中で圧倒的に選択する人が多い科目です。
クレアールの経営学は答練がとても難しかったです。
ただ、それに慣れることで本試験は少し簡単に思えることが出来たので、気持ち的に他の予備校の人よりも楽に本試験を解くことが出来たのではないかと思います。

<今年の本試験を振り返って>

令和4年度の試験は受験者数が急増したため受験後自己採点をしても合格発表まで不安が絶えませんでした。
また、論文式試験では会計学の第3問の計算問題が通例では2問だったものが1問に変わったり、監査論の第2問が化け物みたいに難しかったりとイレギュラーな出題に困惑させられました。しかし、そのような出題があってもクレアールの講義により基礎の土台がしっかり完成していたため対応することが出来ました。
クレアールの講師陣の皆様のおかげで地頭の悪い私でも合格することができました本当にありがとうございました。
特に、簿記の山田先生、企業法の山本先生、監査論の吉田先生、租税法の河野先生、山幡先生の講義には大変お世話になりました。
わかりやすい講義を提供してくださり本当にありがとうございました。

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