通信教育で学習するメリットと具体的な学習法

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 今回は、クレアールの特徴の一つである通信教育について通学の場合と比較した場合のメリット、通信教育で学習する場合の学習スタイルについて取り上げたいと思います。

現在クレアールで学習中の方は通信教育のメリットが活かせているかセルフチェックの参考にしてみてください。これから公認会計士試験の学習に取り組もうか検討中の方は、通信教育が自分の学習方法にあっているかも予備校選びのポイントの一つになるかと思いますので、参考にしていただければと思います。私自身もクレアールの通信教育で学習しましたので、私の体験も踏まえつつ通信教育のメリットについてお伝えしたいと思います。

目次

通信教育のメリット

1. 自分のペースで学習が進められる

 言わずもがなではありますが、通信教育の場合、講義は基本ビデオ講義ですので、いつでも自分のペースで受講ができます。社会人の方は仕事の残業がある方もいらっしゃると思いますので、定時後の時間といえども予定通りに行かないことも多いと思います。予定通りいかないとストレスの原因となりますし、モチベーション維持にも大きな影響があります。時間を気にせずいつでも自分のペースで受講できることは大きなアドバンテージと言えると思います。

2. スキマ時間を有効活用できる

 通信教育の場合は、講義を連続で見る必要もありません。例えば予定よりも遅く起きてしまった朝でも、見る予定だった1時間の講義を30分だけは自宅で見て、残りの30分は通勤電車の中やお昼の休憩中に視聴するといったスキマ時間を有効活用した学習が可能です。

3. 通学のための時間を節約できる

 これも当たり前ですが、通学するための時間が節約できることも大きなメリットです。仮に職場から15分程度移動にかかるとすると、往復で30分。忙しい社会人受験生の方にとって30分は結構な時間だと思います。また、電車に乗って通学をすること自体にストレスを感じてしまうという方もいるかと思います。そういう方にとっては通学のストレスから解放されることもメリットであるかと思います。

4. 周囲が気にならない

 その人の性格次第のところはあるかもしれませんが、私はカフェや自習室など周りに人がいると気が散ってしまいどうも集中できません。1人で静かに勉強したいという方には通信教育のメリットがあるかと思います。

5. リモートワークとの相性がいい

 昨今は、リモートワークで働いているかたも多くいらっしゃるかと思います。デスクやチェア等、自宅の就業環境もそれなりに整えられている方も少なくないのではないでしょうか。そういう方にとっては、予備校に行って、座りにくいイスや高さの合わない机で勉強するよりも、馴染んだ環境で勉強する方がより集中できるかと思います。

通信教育の学習方法

 これまでに述べたとおり通信教育は様々なメリットがある一方で、自己管理が非常に重要になってきます。私の場合、どのように自己管理、学習していたかをお伝えしたいと思います。

1. 計画を立てる

 通信教育の場合、スケジュールが柔軟に調整できる反面、自分で計画を作成し、管理する必要があります。計画を立てずに次々と学習を進められる人も稀にいると思いますが、そうでない場合は学習のペースがいつまでも掴めないままになってしまうので計画を必ず立てましょう。

計画を立てることの目的は計画通りに学習を進めることではありません。むしろ、計画は必ず狂うものだと思ってください。ですので、計画が狂ったとしても、そのことでストレスを感じたり、ネガティブな感情を抱いたりしないようご注意ください。重要なことは自分の学習のペースを把握するということです。最初のうちは週単位くらいで計画を立てて、毎週少しずつ自分のペースにアジャストしていくことで、自分のペースが掴めるようになってきます。そうなってくることで、自分が試験までの残り時間でやれること、やるべきことが掴めるようになっていきます。

計画の立て方はいろいろとあると思いますので、やりやすいようにやっていただければいいと思いますが、一応私の計画の立て方(シンプルすぎて計画の立て方というほどもないのですが)をお伝えしようと思います。

例として、短答式試験までの計画を立てるとします。まずはいつの短答式試験を受けるかを決めたら、そこまでに計算問題集と過去問を5回やると決めます。何を何回やるかはなんとなくの感覚ですが、私の場合は問題集を5回繰り返せば短答式試験に合格できる十分な知識が身につくだろうという感覚があったのでとりあえず5回と決めました。そうすると講義はいつまでに視聴完了していないといけないので、日に何講義または週に何講義受ける必要がある、といった感じで日単位、週単位くらいの目標が定まってきます。講義を一通り受け終わったら、計算問題集や過去問をどのようなペースでやる必要があるか、また週単位の計画に落とし込んでいきます。このような感じで全体でざっくりと決めた後、細かい単位ではだいたい毎週くらいのペースで計画を立てていました。

ただし、繰り返しですが、最初のうちはうまくいかないことがほとんどですので、計画が狂ったとしても焦らず、どこをどう調整するかは工夫を凝らしてみてください。

2. ルーティンを作る

 自宅で学習する場合、メリハリをつけにくいという問題があります。そのため、自然と学習態勢になれるような仕組み化やルーティンを作ることが必要です。私の場合は、毎朝起きた後、すぐに20分程度の散歩にでかけて、散歩から帰ってきて勉強を始めていました。朝起きてすぐは、ぼーっとしてなかなか勉強が始められなかったのですが、散歩をすることによって頭も覚め、帰ってきたときにはなんの苦労もなく勉強を始めることができていました。1ヶ月も続ければルーティンとして定着してくるかと思います。帰宅後に勉強をする方もいるかと思いますので、どういうルーティンにするかはその人にあったやり方でいいかと思いますが、自然と勉強に入るための自分なりのルーティンを作ってみましょう。ただし、負荷がかかってしまうようなルーティンにすると、ルーティン自体をやらなくなってしまうので、できるだけ自分が取り組みやすい内容になるようご留意ください。

3. スマホやテレビなどの気が散るものを遠ざける

 学習を阻害する要因の1つとしてスマホやテレビ等があると思います。学習中にスマホやテレビを見てしまうという人は、勉強机に向かった状態から絶対に手が届かない場所、例えば枕元にスマホやテレビのリモコンを置くなどして、集中力が途切れた瞬間にふと見てしまわないように工夫してみてください。

おわりに

 今回は通信教育のメリットと、通信教育でもモチベーションをしっかりと維持して学習を進めるための方法をお伝えいたしました。通信教育は多くの人にとってメリットがあると思いますが、どのような学習スタイルがあっているかをまずは自分自身でもしっかりと把握することが重要です。

ご紹介した内容を参考に自分自身がどのようなときにパフォーマンスを発揮しやすいか、どのようなときにストレスを感じやすいか自己分析をしてみていただければと思います。

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