「社会人1年短期合格のススメ」 Vol.17.私はこの文房具を使って合格しました! Part2

目次

はじめに

 前回記事のVol.16.では、私が会計士試験受験生だったときに実際に使っていた文房具のうち、電卓・計算用紙・ボールペンをご紹介しました。今回も、前回に引き続き、会計士試験に役立つイチオシの文房具をご紹介したいと思います。

シャープペンシル-三菱鉛筆製 クルトガ ラバーグリップ付-

 公認会計士試験の短答式試験はマーク式試験であり、マークシートに黒丸を記入するため、シャープペンシルや鉛筆が必要となります。私は短答式試験のときに使っていたシャープペンシルは、「クルトガ ラバーグリップ付」でした。クルトガの特徴は文字を書く時の筆圧を利用して芯が回り続けることにあり、芯が均一に摩耗してとがり続けるため、ずっと細い文字を書くことができます。公認会計士試験は問題量・試験時間ともに多大であることから、ずっと細い文字で書き続けることができるクルトガを重宝していました。ただし、クルトガを購入するときには、一点だけ注意点があります。それは、長時間使用しても指が疲れないようにするため、ラバーグリップ付きの製品を選ぶことです。一般的なクルトガである「クルトガ スタンダードモデル」では、持ち手部分がプラスチック製であり固いため、長時間使用すると指が疲れてしまうことがあります。したがって、私は長時間の筆記でも指が疲れづらい「クルトガ ラバーグリップ付」のシャープペンシルを使うようにしていました。もちろん、受験生はそれぞれ指の形や大きさも違いますので、ご自身に適したシャープペンシルを使用するのがベストですが、もしどれを購入しようか悩んだときには、「クルトガ ラバーグリップ付」も試してみてください。

消しゴム -Tombow製 MONO消しゴムPE-07A-

 前述の通り、公認会計士試験の短答式試験はマーク式試験であり、シャープペンシルや鉛筆を使う必要があるため、必然的に消しゴムを準備する必要があります。私が使っていた消しゴムは「MONO消しゴム PE-07A」でした。この消しゴムは、MONO消しゴムの中で2番目に大きい製品ですが、私はあえてこのサイズを選んで使用していました。少し大きめのサイズの消しゴムを使用すれば、短答式試験の問題用紙に書いた下書きが大きく間違っていた場合であっても、スムーズに広範囲を消すことができます。加えて、大きいサイズの消しゴムは小さいサイズのものよりも断然丈夫であり、力を入れて筆記個所を消したとしても、消しゴムが割れにくいというメリットもあります。MONO消しゴムは、良く消える使いやすい消しゴムですので、ぜひ使ってみてください。

ボールペン -三菱鉛筆製 ジェットストリーム 油性ボールペン 0.5mm SXN-150-05

公認会計士試験の論文式試験は論述問題を含む記述式試験であり、解答用紙が回収された後に筆跡が消えてしまわないよう、黒色の消えないボールペンを使って回答する必要があります。私が論文式試験を受験したときには、「ジェットストリーム 油性ボールペン 0.5mm SXN-150-05」を使っていました。こちらをおすすめする点は2つあります。まず1つ目の理由は、書き心地が非常になめらかであることです。実際に文房具店等で試し書きすれば実感いただけると思いますが、途中でインクの出が悪くなることがなく、長時間筆記し続けたとしても最後までなめらかに使用することができます。次に2つ目の理由は、速乾性に優れていることです。皆様も、ボールペンを使用したときに、インクがすぐに乾かず、筆記し続けるうちに手の外側にインクが付着してしまい、解答用紙が汚れてしまった経験があるのではないでしょうか。このボールペンであれば、書いた後すぐにインクを触ったとしても、ほとんどインクが手につかないので、安心して筆記し続けることができます。「ジェットストリーム 油性ボールペン 0.5mm SXN-150-05」は、私が何種類ものボールペンを試した結果、最も使いやすいと感じたボールペンですので、ぜひ一度使ってみていただきたい物の1つです。

修正テープ Tombow製 修正テープ MONO モノエアー 5mm

 前述の通り、公認会計士試験の論文式試験は論述問題を含む記述式試験であり、筆跡が消えない黒色のボールペンを使う必要があるため、修正液または修正テープを準備する必要があります。まず、私は修正液を使用することは、あまりおすすめしません。その理由は、修正液はすぐに乾かないため、限られた時間内に何度もボールペンで解答を書き直すことは困難であり、公認会計士試験には適していないからです。したがって、私は修正テープを使用することを強くおすすめします。そして、私は数ある修正テープ製品の中でも、「修正テープ MONO モノエアー 5mm」を好んで使用していました。モノエアーは、なめらかに修正テープを引くことができますので、試験中にストレスを抱えるなく、解答用紙の解答を書き直すことができました。このように、モノエアーはとても便利ですし、価格も比較的リーズナブルですので、非常におすすめです。

耳栓 -トラベルイヤー シリコンイヤープラグ6ペア-

 日商簿記とは異なり、公認会計士試験の短答式試験・論文式試験では、試験中の耳栓の使用が許可されています。もちろん耳栓を使用しない受験生も数多くいますが、私は耳栓の使用を強くおすすめします。その理由は、電卓をたたく音等が大きい受験生が周りにいた場合、気が散ってしまい、試験中の集中力が落ちてしまう可能性があるからです。世の中には数多くの耳栓がありますが、私は「トラベルイヤー シリコンイヤープラグ6ペア」を使っていました。この耳栓は、いわゆるシリコン粘土耳栓であり、人それぞれの耳の形に合った形状に変えることができるため、長時間つけていたとしても耳が痛くなりにくいのが特徴です。加えて、遮音性は比較的高く、実際の公認会計士試験の受験中に使用したところ、身の回りの音はほとんど気になりませんでした。ただし、シリコン粘土耳栓は、何度も使用すると必然的に汚れが目立ってしまうため、衛生的な観点から1週間に1回程度で交換するようにしていました。この製品は非常に使いやすく、私はとても重宝していましたので、もし気になった方がいれば、ぜひこの機会に試してみてください。

おわりに

 今回は、前回のVol.16.に引き続き、普段の学習や試験当日に役立つイチオシの文房具をご紹介しました。もしご紹介した文房具の中で気になるものや試してみたいものがあれば、参考にしていただけると嬉しいです。

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