「社会人1年短期合格のススメ」 Vol.16.私はこの文房具を使って合格しました! Part1

目次

はじめに

突然ですが、皆様は普段の学習・試験当日には、どんな文房具を使っていますでしょうか。

自分が気に入った文房具を使えば、緊張がピークとなる試験当日であっても平静を保つことができ、合格に一歩近づくことができるので、どの文房具を選択・購入するか考えることはとても大切であるといえます。

そこで今回は、私が公認会計士試験受験生だったときに、実際に使っていたイチオシの文房具をご紹介します。

電卓 -SHARP製 学校用電卓 EL-G37 (12桁)-

まず、全受験生必携の電卓について、ご紹介したいと思います。

公認会計士試験では、主に財務会計論・管理会計論等の計算問題で電卓を使用するため、普通の電卓ではなく簿記専用の電卓を購入する必要があります。
私が実際に電卓を購入する際には、まず、次の機能が備わっているかを確認していました。

①12ケタ表示になっているか

公認会計士試験の実際の試験問題では、億円単位の大きい金額や小数点以下の端数のある金額等、ケタ数の多い金額を扱うことが多々ありますので、電卓のケタ数もなるべく多いものを選ぶのが無難です。
世の中に出回る一般的な普通電卓のケタ数は10ケタですが、簿記専用電卓となると12ケタ以上のものが市販されています。
電卓の購入を検討される際には、ケタ数が十分かどうか、確認するようにしてみてください。

②メモリ機能・グランドトータル機能があるか

メモリ機能とは、電卓での計算結果を一時保存できる機能です。そして、グランドトータル機能とは、メモリ機能で一時保存した計算結果の合計値を求めることができる機能です。
日商簿記・短答式試験・論文式試験を問わず、電卓にメモリ機能・グランドトータル機能が備わっていなければ、計算問題の解答スピードが他の受験生よりも数段落ちてしまいます。
したがって、電卓を選ぶときにはこれらの機能が備わっているかも、必ず確認するようにしてみてください。

③キーロールオーバー機能があるか

キーロールオーバー機能とは、電卓で入力する時に、キーを離す途中に次のキーを押しはじめたとしてもスムーズに次のキーを入力できる機能です。この機能があれば、限られた試験時間の中でも高速タイピングしながら数字を早打ちすることができ、とても便利です。
公認会計士試験の試験会場で私が他の受験生の電卓を確認したときにも、おそらくキーロールオーバー機能が備わっていない電卓を使う受験生はほとんどいなかったと思います。
電卓を選ぶときにはこの機能が備わっているかも、確認すると良いでしょう。

④滑り止めがあるかどうか

電卓に滑り止めがついているかどうか確認することは、とても重要です。
これはなぜかというと、公認会計士試験の試験会場によっては、机が若干斜めに傾いている場合があり、滑り止めなしの電卓では机上で安定しない可能性があるからです。
公認会計士試験の試験会場の多くが大学の教室や貸会議室等ですが、いずれも事前に実際に使用する机を確認することは困難ですので、滑り止めが付いている電卓を選ぶことをおすすめします。

上記の確認ポイントを踏まえ、私は「SHARP製 学校用電卓 EL-G37 (12桁)」を購入・使用していました。この電卓は、簿記を学習するうえで必要不可欠な上記の機能をいずれも兼ね備えており、かつ値段も5,000円弱とお手頃です。
電卓でどれを買おうか悩まれた際のぜひ参考にしてもらえたらと思います。

計算用紙 -A4コピー用紙-

私が受験生だったときには、普段の学習では計算用紙としてA4コピー用紙を使っていました。
公認会計士試験の学習では、財務会計論・管理会計論等の計算問題・論文式試験の記述問題等の対策をする必要があり、実際に紙に文字を書く機会が多いです。したがって、大量の計算用紙を使いながら学習を進めることになりますので、計算用紙にかかるお金も高くなってしまいます。

私自身、できる限りリーズナブルに計算用紙を確保したいと考えていたので、家の近くの書店で500枚入のA4コピー用紙を購入し、普段の学習で使っていました。A4コピー用紙であれば500枚入であっても500円程度とかなりお手頃な価格です。また、過去問や答練を印刷するときも、プリンターの印刷用紙として使うことができるので一石二鳥です。
計算用紙にかけるお金がもったいないと思ったときには、A4コピー用紙を試してみるのも良いかもしれません。

ボールペン -PILOT製 フリクションボールペン-

普段の学習では、PILOT製のフリクションボールペンを使って、計算問題等を解くようにしていました。
フリクションボールペンは、こすると摩擦熱で筆跡を消すことができるのが大きな特徴です。
私は仕事と勉強を両立する社会人受験生でしたので、毎日の学習時間は限られており、消しゴムに持ち替えて自分の筆跡を消す時間すら惜しいと思っていました。フリクションボールペンでは、消しゴムに持ち替える間もなくこすって筆跡を消すことができたため、非常に便利で効率的でした。

また、フリクションボールペンの太さは、細すぎず太すぎない0.5mmがおすすめです。
とはいえ、ボールペンの太さには人それぞれの好みがあると思いますので、購入を検討される際は、ぜひ書店等で実際に試し書きをしてみると良いでしょう。

おわりに

今回は、私が公認会計士受験生だったときに実際に使っていた文房具をいくつか取り上げました。ご紹介した電卓・A4コピー用紙・フリクションボールペンはどれも便利ですので、ぜひ参考にしてみてください。

次回以降も、引続きイチオシの文房具をご紹介したいと思います。

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