「社会人1年短期合格のススメ」 Vol.12.非常識合格法はどうやって実践する? Part2

理系出身で公認会計士になれる?メリット・デメリットや勉強方法もご紹介
目次

はじめに

前回のVol.11.では、クレアールの公認会計士講座の大きな特徴である、「非常識合格法」をテーマとして取り上げ、その特徴をご紹介しました。

今回は、「非常識合格法」の特徴を踏まえ、そのメリットを最大限活かすために私が実践していたことをご紹介します。

合格に必要な範囲に絞ったテキストの活用方法

前回ご紹介した通り、クレアールの公認会計士講座の特徴の1つ目は「合格必要得点範囲」であり、合格に必要な範囲の基礎的な内容を徹底的に学習するということでした。そして、特徴の2つ目は合格に必要な範囲に絞ったテキストが用意されているということでした。
そこでまずは、合格に必要な範囲の基礎的な内容に絞って作成されたテキストを私がどのように活用していたか、ご説明します。

まず、クレアールのテキストに記載された内容は、基本的にまんべんなく理解・暗記するようにしていました。
言い換えれば、クレアールのテキストの中で全く勉強しない個所を作らないようにしていました。
テキスト自体が合格に必要な範囲の基礎的な内容に絞って作成されているので、そこからさらに勉強しない部分が生じてしまうと、合格に必要な範囲が抜け落ちてしまうと考えていたためです。
他の予備校の分厚いテキストであれば、記載内容が膨大であるため必須の学習範囲を受験生自身が選別する必要がありますが、クレアールの場合は既に必須の学習範囲が絞り込まれているため、基本的に勉強しない個所を作らないようにするのが得策です。

逆に言えば、クレアールのテキストでは必要最低限な学習範囲しか網羅されていないため、受験科目によってはそこにさらにプラスして知識を詰め込むようにしていました。
たとえば、公認会計士試験の短答式の監査論は四者択一のマーク式問題が出題されますが、すべて基礎的な内容から出題されるわけではなく、一定数の応用的な論点の問題が出題されます。
この場合、基礎的な内容しか網羅していないクレアールのテキストのみで学習しているとすれば、応用的な論点の問題について対応することができません。したがって、そのような応用的な論点の問題に少しでも対応できるように、私は過去5年程度の過去問題を短答式試験の前に実際に解き、テキストに掲載されていない内容については、クレアールのテキストに書き込むようにしていました。

こうすることで、過去問で出題された応用論点については少なくとも対応することができるようになるため、他校の受験生とも十分に戦うことができるようになります。
もし仮に、過去問で出題されていない応用論点の問題が出題されたとしても、大多数の受験生はそのような問題を正答できないことを考えれば、「クレアールのテキストに含まれる基礎的な学習範囲+過去問で出題された応用論点」を確実に理解することで、合格に必要な得点を十分獲得できるはずです。

他にも、クレアールのテキストの基礎的な内容を何度も繰り返し読み直すようにしていました。
基礎的な内容を何度も読み返すのは退屈なように思えますが、実際に過去問や答練を解くことと並行することで、基礎的な内容の理解がさらに進み、記憶力もより強化されます。

短期間で最短合格を目指すためには、限られた時間を有効活用する必要があるため、安易に応用的な論点に手を出すのではなく、他の受験生の多くが確実に正答する基礎的な問題を確実に解くことができるよう、合格に必要な学習範囲をしっかりと腹落ちするまで理解するように心がけましょう。

スピーチで効率よく暗記や理解をするには

前回ご紹介した通り、クレアールの公認会計士講座の特徴の3つ目は「理解と暗記に効果的なスピーチ」により「経験記憶」を活用することで、効率よく暗記・理解するということでした。実際にスピーチをするうえで私が意識していたことをご紹介します。

まず、実際に声に出してスピーチをするようにしていました。たとえば、公認会計士の論文式試験の会計学(いわゆる財務会計論)の論述問題の対策として会計論点の暗記をするときには、自分の言葉できれいに説明できるまで毎日声に出して覚えるようにしていました。以前は黙読のみで学習していたこともありますが、スピーチするようになってから、暗記できる量が大幅に増えたように感じました。

また、短期間で繰り返しスピーチを実践し、何度も学習内容を頭に叩き込むようにしていました。
たとえば、試験日まで残り5か月の場合であって、テキストの内容を一通りスピーチするのに2週間かかるのであれば、単純計算で試験日までに10回テキストを復習することができます。私の感覚では、スピーチで5~6周程度テキストを復習することである程度内容を暗記することができるようになった実感があります。

ここで注意しなければならないのは、これを一つの科目ではなく、すべての受験科目でまんべんなく実践することです。 スピーチを毎日積み重ねることが大きな成果につながりますので、めげずにコツコツと暗記に取り組むようにしましょう。

非常識合格法の注意点

クレアールの公認会計士講座の特徴は、合格に必要な範囲の基礎的な内容を徹底的に学習することですが、公認会計士試験に合格した後で実際に実務に携わるときには注意が必要かもしれません。

クレアールの公認会計士講座で合格に必要な範囲にフォーカスして学習しているため、幅広い領域(会計・税務・法務・ビジネス等)での横断的な知識が求められる公認会計士の仕事を行ううえでは、これまで学習できていなかった細かい応用論点も含めて継続的に学習をしていくことが必要となるかもしれません。

どこで学んでも同様かと思われますが、念のためご案内させていただきました。

おわりに

今回は、クレアールの公認会計士講座の大きな特徴である、「非常識合格法」のメリットを最大限活かすために、私が実践していた学習法をご紹介しました。

もし本記事の中でご自身でも実践できそうなものがあれば、普段の学習に取り入れてみてください。そして、もし実践方法が分からない等の不安や悩みがあれば、遠慮なくクレアール公認会計士講座の担当者を頼るようにしましょう。

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