「社会人1年短期合格のススメ」 Vol.11.非常識合格法はどうやって実践する? Part1

理系出身で公認会計士になれる?メリット・デメリットや勉強方法もご紹介
目次

はじめに

突然ですが、皆様はクレアールの公認会計士講座の大きな特徴である、「非常識合格法」をご存知でしょうか。
クレアールの公認会計士講座に申し込む際にパンフレットを読み込み内容をしっかり理解なさっている方もいらっしゃると思います。一方で、「非常識合格法」という言葉だけは知っているものの、その内容は実際のところよく分からない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私はクレアールの「非常識合格法」を信じ、日商簿記1級・短答式試験・論文式試験に挑みました。そして、クレアールの「非常識合格法」によって公認会計士試験に合格することができたのは、その内容をしっかりと理解し、そのメリットを最大限活かすように学習を進めることができたからだと痛感しています。

そこで、今回は、まずクレアールの「非常識合格法」とは何なのか、お話ししたいと思います。

クレアールの「非常識合格法」とは何か

クレアールの公認会計士講座の「非常識合格法」は、他の大手予備校と比較して非常にユニークです。
公認会計士試験の合格後、他の大手予備校出身の試験合格者と話をしたときには、「クレアールの学習スタイルって、なんか変わってるよね」とよく言われました。そんなクレアールの「非常識合格法」の特徴は、大きく次の3点に分けられます。

合格必要得点範囲

「非常識合格法」の1つ目の特徴である「合格必要得点範囲」とは、合格に必要な範囲の基礎的な内容を徹底的に学習することです。端的に言えば、公認会計士試験は短答式試験で得点率70%以上、論文式試験で偏差値52%以上を獲得すれば合格できます。「非常識合格法」では、その事実に着目し、そのボーダーラインを超えるために基礎的な内容を徹底的に身に付けるよう学習を進めます。

近年は、開示内容の拡充や監査厳格化により、監査基準が毎年のように見直されており、監査論の学習範囲も年々増加しています。加えて、会計基準も毎年何かしらの改正が行われるため、年々内容は変化・増加する一方です。これらは単なる一例ですが、会計士試験の試験範囲は年々拡大傾向にあることは間違いない事実であり、受験生の負担は増加しています。

一方で、試験合格に必要なボーダーラインを超えるためにその膨大な試験範囲をすべて知っておく必要があるかというと、決してそうではありません。あくまで、その膨大な試験範囲の中で何度も問われる基礎的かつ重要な論点をしっかりと回答できれば、十分合格点を獲得することができます。クレアールはそこに着目し、あくまで合格に必要な得点を獲得するための学習範囲に絞って、教材が作成されています。

合格に必要な範囲に絞ったテキスト

「非常識合格法」の2つ目の特徴は、文字通り、テキストが他の予備校と比較して非常に薄いことです。クレアールは、「合格必要得点範囲」に学習範囲を絞っているため、テキスト自体も薄いのが特徴です。

私の経験をお話しすると、公認会計士試験の短答式試験・論文式試験の当日の受験会場に足を運んだ際に、他の受験生が持つテキストの分厚さに驚きました。 一方で、クレアールの薄いテキストで本当に合格できるのか、不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この点については、合格できるかどうかは単なるテキストの分厚さで決まらないため、薄いテキストであっても十分合格できるといえます。分厚いテキストを使って学習を進めていたとしても、重要な内容が頭に入っていなければ、決して試験に合格することはできません。したがって、重要論点のみに絞って作成されたクレアールのテキストを完璧に覚えることができれば、十分に試験に合格する力をつけることができるといえます。

理解と暗記に効果的なスピーチ

「非常識合格法」の3つ目の特徴は、記憶のメカニズムに基づいた暗記法であるスピーチを実践し、確実な暗記と理解ができるようになることです。

記憶法には、大きく分けて「方法記憶」「知識記憶」「経験記憶」という3つの種類があります。この中で、公認会計士試験の短期合格を目指すうえで最も効果的な記憶法は、「経験記憶」を活用することです。「経験記憶」とは、個人が経験した実際の出来事に紐づけて記憶することです。クレアールでは、重要論点を実際に声に出して何度もスピーチすることで、「経験記憶」を実践します(スピーチを何度もすることで、「スピーチをした」という経験自体に記憶を結び付けるようなイメージです)。

私自身も、クレアールで学習を始めた当初は、スピーチで効率よく暗記と理解ができるようになるのか半信半疑でした。しかし、スピーチを毎日続けることで、最初は膨大に思えた数多くの重要論点を頭の中に叩き込むことができるようになったことに非常に驚きました。効率的な暗記をするために、スピーチは非常に効果的な方法ですので、ぜひやってみてください。

おわりに

今回は、クレアールの「非常識合格法」とは何なのかについてご紹介しました。
先にも述べた通り、クレアールの「非常識合格法」は他の予備校と比べて非常にユニークです。そして、そのメリットを最大限活かすためには、そのしくみをしっかりと理解することが必要です。

次回は、「非常識合格法」の特徴を踏まえ、そのメリットを最大限活かすために私が実際に実践していた学習方法を具体的にご紹介します。

講座パンフレットやお得な割引情報などを無料でお届けします。
講座についてのご相談を受け付けております。お気軽にお問合せください。
講座のお申し込み案内ページです。講座をお申し込みの方はこちらからどうぞ。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次