「私の勉強法」高那 翔さん

高那 翔さん

  • 短期合格

目次

はじめに

 私は、大学3年生の4月にクレアールに入学をし、大学を卒業した年に公認会計士試験に合格しました。勉強期間は2年半程です。 クレアールに入学するときは、日商簿記検定2級を取得済みでした。 これから私の合格体験記を書きますが、みなさんの勉強の参考にしていただけると嬉しく思います。

公認会計士を志した動機

 私が公認会計士を志した理由は、大学生活を送る中で、日商簿記の講座があり簿記3級の資格を取得したことや、大学2年生の時に受けた公認会計士の教授の財務会計論の講義が面白かったことから、その資格に興味を持ち私も取得したいと思うようになり、志望しました。

クレアールを選んだ理由

 私がクレアールを選んだ理由は2つあります。

 まず1つ目は、非常識合格法です。私はクレアール入学前に石井先生が書いた非常識合格法という本を読んでおり、その内容がとても理に適っていてしっくりきました。また、一定数の合格者も輩出していたことから、品質にも問題ないだろうということです。

 次いで2つ目は、費用の面です。私は、クレアール入学前に大手の予備校にも説明を聞きに行きましたが、費用がとても高いという印象を受けました。しかし、クレアールは大手の予備校の半分の額で公認会計士講座を受講することができたのでクレアールに決めました。

 クレアールを選んで、その結果きちんと合格できたので良かったと思っています。

日商簿記検定編

 クレアールでは、公認会計士試験に進む前に日商簿記検定1級までを取得します。私は、2級まで取得してクレアールに入学したため、ここでは1級受験時のことを書きたいと思います。

 1級は、商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算の4科目になります。私は、1級合格まで3回かかりました。合格した回は、79点で合格しました。

 1級は、60点台までの実力を付けるのは比較的容易にできますが、そこからが大変でした。

 私はクレアールから配られた、1級の問題集を10回転、過去問題集を5回転しました。1級に合格した時は、短答式試験にも合格したので、1級合格という目標は短答式合格にも大変役に立つと思います。

短答式試験編

 私は、短答式試験を3回目で合格しました。合格した回は65.8%で合格しました。その回の学習方法は、クレアールから配布される短答式過去問題集を10回転程やりました。その他は、クレアールの模試と、他校の模試しか手を付けていません。

 短答式試験は択一式の試験で、過去問と全く同じ問題は出ません。しかし、似たような問題は多く出題されており、過去問を回すことによって本試験の問題文の言い回しや、引っ掛けポイントをつかむことができると思います。

 私の周りでは、公認会計士受験では、過去問をやる必要はなく答練重視という考えの方が多数を占めており、過去問中心の勉強をされる方が少なかったのですが、短答式試験の合格率は約10パーセントで、結局少数の人しか受からないので、私は少数派の過去問中心の勉強をしてよかったと思っております。

論文式試験編

 私は、論文式試験を一発で合格しました。総合得点率は53.92で、931位でした。

 論文式試験では、短答科目に加えて租税法と選択科目が入ります。また、記述式であることから暗記の量も増えます。

 私は、選択科目として経営学を選択しました。短答式試験の自己採点で論文に進めそうな手ごたえがあったため、短答式試験の次の日から租税法を始め、その後に経営学をやりました。

 論文式試験の勉強法では、短答式試験の勉強法と異なり、経営学と企業法は過去問を中心に勉強をしたのですが、他の科目の過去問は1年分だけやりました。また、答練は、全部の回を解いたのは租税法だけです。他の科目の答練は、タイムマネジメントとして、たまに使っていました。

 財務会計と管理会計の計算科目は短答の力をキープしながら勉強を進めていました。しかし、財務会計(簿記)の連結及び企業結合、事業分離は短答時より深く勉強することをおすすめします。 理論科目は、論文対策講義テキストを使って勉強をしていました。

クレアールでよかったこと

 クレアールでは、教科書が他の予備校より薄く、必要最小限となっております。そのため、インプットを早い段階で終わらせることができ、アウトップト重視の勉強をすることができます。また、短答式試験の過去問題集は、全ての問題に解説動画が付いておりましたので、解けなかった問題を復習しやすく、とても良い教材だと思います。

 さらに、日商簿記を段階的に取得することでモチベーションの維持にも役立てることができますので、そういうカリキュラムを組んでくださったクレアールには大変感謝しております。

受験生へのメッセージ

 公認会計士試験の勉強中は、苦しい時のほうが圧倒的に長いと思います。私自身も、何回も辞めそうになることがありました。そして、1か月間勉強から離れたこともありました。   

 しかし、ある程度試験の全体像が分かってくると、やるべきことが明確になり、一気に合格が近くなると感じる時が来ると思います。今は苦しくても、合格後は、今まで味わったことのない達成感を味わうことができると思うので是非その達成感を味わって下さい。

 最後になりますが、やはり諦めなければ絶対に合格できると私は信じていますので、受験生の皆さんも頑張ってください。応援しております。

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