村田 諭希さん
宅建士試験を目指した理由
2021年夏に転職し、不動産会社に入りました。事務・経理の為宅建の資格はなくてもよく、不動産の知識もまるでなかったのですが、仕事の役に立つかと思い挑戦を決意。その年の受験申し込みはもう終わっていたので、2022年受験を目指すことにしました。
クレアールを選んだ理由
働きながら通学や独学は無理だと思い、まずいくつか通信教育のサンプルを取り寄せました。ポイントは、紙のテキストがあること。若い人ならいいかもしれませんが、動画だけでは心もとなくて・・・。「たくさんの絵やフルカラーでなくていい」「シンプルで重要なところがまとまっているものがいい」、それをクレアールは満たしていました。
また、勉強を続けられるか、1年で合格できるか不安があり、セーフティコースがあるというのも魅力でした。2年受講してもこの金額は安い、というのも。合格すれば還ってきますしね。
学習初期
勉強はゆっくり進めようと1月から始めました。私は通勤時間が乗り換えで細切れになってしまうので、30分の講義動画は昼休みにご飯を食べながら観ていました。通勤時はテキストを繰り返し読み込んでいました。そして休みの日には過去問を繰り返します。
初めはなかなか覚えられず、一度やった問題も間違えてばかり。「もう勉強したくない!」という時もありました。計画は自分を追い詰めないよう、月単位でかなりゆるく作っていましたが、新しいテキストや問題集が送付されてくると、「まだこっち終わってないのにー」と焦りました。
春くらいは、時々勉強しなかったり、短時間でやめちゃったり。まだ時間がある時期だったので集中できていませんでした。
学習中期
ただ、ある程度進んでくると、業法は完璧に、法令上の制限は的を絞って暗記、権利関係は基礎を理解してあとは常識で解く、ということができるようになりました。講師の先生も仰っていたのですが、やはり「全部暗記すればできるはず」ってどこかで思っていて、そうしようとしていました。でも、過去問を繰り返して覚えてしまっても、新しい問題が出て解けなければ意味がない。暗記するところと理解を深めるところ、そこに注意して勉強をすると、自分も楽になり、模擬テストも点数がとれるようになっていきました。難しいと感じていたテキストが「すごくよくまとまっているなー」と思えるようにもなりました。
直前期
直前期は、自宅に帰ってから寝るまでの間も勉強していました。休日におかずをまとめて作り置きして、普段の家事負担を減らして時間確保。掃除などは子どもたちが手伝ってくれていました。台所に立っている間も音声を流して聴きながらです。
休日は時間を計って模擬テストをやりました。まず業法から解いて、最後に権利関係、パッと解けない問題はどんどん飛ばして取れるところから解くやり方で時間配分しました。
試験当日
本番では見たこともないような問題があって悩みましたが、練習してきた通り時間配分等でき、自分の力を出し切ったと思いました。合格は自信がなかったけど、自分の番号があってすごく嬉しかったです。