安宅 明美さん

- 受験回数:4回
- 受講コース:総仕上げ社労士直前合格パック
社会保険労務士資格を目指したきっかけ
50歳になったときに通信制の大学に入学しました。大学では心理学を主に学びましたが、精神疾患を患って仕事に就くことができない人たちに「障害年金」を受給できるようにお手伝いができる「社会保険労務士」という職業があるということを初めて知りました。
また、当時働いていた職場は「長時間労働や有給休暇の取得ができない」「使用者によるパワハラ」など問題点が多く、それらの専門家も「社会保険労務士」
さらに、年金に関しても「65歳からの受給、年金だけじゃ生活できないってホント?」まだまだ働かなければならない。制度も複雑でわかりにくい。そんな時「社会保険労務士」って年金のプロでもあるんだ!
これは「社会保険労務士」になるしかない!
情報収集の方法
最初は受講費用の安いCMなどでも有名な他校通信講座を受講しましたが、学習する範囲の広さ、内容の膨大さに、全く合格点に届きませんでした。同校のDMの講座紹介で2年目も同校の答練講座を受講しました。
とにかく費用を抑えたかったので3年目は基礎から学びなおすために市販の基本書と過去問題集、社労士合格専門月刊誌を購入しました。
択一式の点数は少し伸びたけれど選択式の「労一」で足切りでした。
さすがに独学の限界を感じ、当時購入していた社労士合格専門月刊誌の広告やネットで検索した結果、クレアールにたどり着きました。
クレアールを選んだ理由
資料や動画の量に対しての受講料の安さ、そしてネットでのコンプリ―ションノートの評判の良さです。
社労士合格専門月刊誌でも購入者限定の動画講義があって、斎藤先生の講義も拝見したことがあり、わかりやすいと感じていたので、斎藤先生が一番の決め手でしょうか。

今後の展望
実務経験がありませんので事務指定講習を受講し、修了したら登録して独立開業したいと思っています。
幸い自営業の友人が資格取得をずっと応援してくれていて開業にも協力してくれる予定です。
生涯現役で中小企業の経営者さんや従業員の皆さんとWIN-WINな関係を築いていけたらと思っています。
また、障害年金の申請のお手伝いもできたらいいと思っています。
複数回受験で今回合格できた理由・選択式「労一」対策
コンプリ―ションノートは評判通り、本当によかったです。
労働科目、社会保険科目、一般常識科目の3冊に分かれていて、紙の質も良く丈夫。持ち運びも便利だし、内容がわかりやすく充実しています。隙間時間に繰り返し読みました。
法律や制度を理解する、という点ではやはり動画講義は欠かせないと思いました。テキストを読んでも覚えられますが、すぐに忘れてしまいます。理解すると忘れにくいと思います。斎藤先生はテキストに書いてあることだけではなく、実務のことやなぜそうなのかを教えてくださったので、「あーそういうことなんだ」と理解して自分のものにすることができたように思います。
さて第54回の試験に関しては、選択式「労一」が難しかったと試験終了直後からネット上で言われていました。
しかし、本当にそんなに難しかったでしょうか?
確かに第52回、第53回の問題は難しかったです。テキストにはほぼ載っていない本当に社労士の一般常識でした。私はどちらも1点も取ることができませんでしたが、第54回は5点満点でした。
特に選択式に特化した勉強方法ではなく、とにかく基礎をきちんと覚える、理解することが重要だと思います。
法改正点や関連することはしっかりと学習しました。また、労一だけではなく、労基法でもよく出題される重要判例はよく読みました。国語力、読解力で解ける問題もあります。文脈から意図する解答を導き出すこともできます。
難しかったのは「ジョブサポーター」の問題だと思います。
これに関しては、たまたま定期購読していたある機関誌の記事で読んでいたために記憶に残っていました。私にとってはラッキー問題でした。
テキストを繰り返し読み、動画講義をしっかり受け、過去問を繰り返し解く、そして広く厚労省関係のニュースに興味を持つこと。覚えなくてもいいんです。記憶の片隅にあれば貴重な1点を思い出せるかもしれません。
また、友人知人に社労士の勉強をしていることを言うと労働関係や年金や雇用保険の相談を受けたりしました。他人に説明することは、法律や制度を自分が理解していないとできませんから、非常に勉強になりました。。
第55回試験にチャレンジする皆さん頑張ってください。