佐々木 翔さん
- 受験回数：3回
- 受講コース：上級スタンダードセーフティコース
資格を目指した動機
働き方改革、医療、年金・・・、山積する社会問題があるなかで、社会保険労務士はそういった諸問題に少なからず関わっており、社労士としての知識を学ぶことはこの世の中を生き抜いていく上で必ず必要となると思ったからです。
クレアールを選ぶまで
最初の受験は2020年で、通学スクールでした。講師が一方的に喋るだけのスタイルにはついていけず、問題演習もおざなりになり最終的にコロナで教室が休校となったのですが、一方的に映像配信を見てくださいと言われ、ほとんど対策という対策もできず、散々な結果となりました。
2021年はSNSで話題の他校のWeb教材を使用しました。一般常識以外の択一対策としては十分で大幅に点数が伸びたのですが、選択式対策と一般常識対策としては不十分で、労働一般で1点及ばず足切りで不合格になってしまいました。
クレアールを選んだ理由
2回の受験を経て、社労士試験は幅広く知識を習得することが必要であると改めて感じ、たまたま試験会場前で配布していたクレアールに興味を抱きました。これ以上費用をかけるわけにもいかない中で、クレアールのコストパフォーマンスの高さは魅力でした。特にクレアールは上級コースというアウトプット中心のコースが用意されており、前述の通り択一では合格レベルに達していた私にとっては、基礎講座が無い分安く受講できるシステムはありがたかったです。また他に対策講義が用意されており、一般常識対策に本腰を入れなければならない中、問題演習で知識の維持及びさらなる醸成を図りつつ、自分のペースで学習を進められたのは良かったです。
クレアールの教材
クレアールの教材は決して派手さはありませんが、内容の深さが非常に魅力的でした。色々なスクールの中で一番内容が充実していたように思います。特に労働科目は通達が出されることが多く、その多くの通達を網羅していたように思います。確かに、細かい深掘りは不要、という意見もありますが私は少し乱暴な意見に思えます。クレアールのテキストがいくら通達を多く載せていると言っても、結局一言で結論だけを述べてくださっているので、さほど負担はなく、むしろ問題を解いているときに初見の論点で戸惑うという事がなくなるメリットの方が非常に大きいと感じました。一般常識対策の近年の通達の掲載も多かったのは魅力的でした。通達の把握は今後実務でも役立つものと思っています。
また答練や過去問題集のボリュームは非常にありがたかったです。PDF形式で配布されるので、スマートフォンに入れて気軽に外出先でも確認することが出来ました。一問一答問題集や肢別問題集は社労士受験対策として 世間一般に 多くありますが、同じ過去問題でも解説の的確さ、丁寧さ、論点の強調の仕方は他社を凌駕していたと思います。私はスマホアプリを別に購入して問題を解いていましたが、わからない問題についてはわざわざクレアールの過去問題集を開いて掲載されている解説を調べた程です。
今後の展望
私は会社で社会保険関係の実務をしていたので、合格発表後すぐに社労士登録をしました。しばらく開業はしませんが、社労士受験で得た知識を元に会社員として活かして行きたいとおもいます。
社会保険労務士という資格は開業せずとも登録でき、しかも業務に直接活かさずとも会社員にとってはどんな業務に就いていても必ず役立つので、非常に魅力的な資格だと思います。
これから始める方へ
3年目の受験はスクールには通わず自分自身との戦いでした。その中で斎藤先生、北村先生の講義には大変励まされました。これをご覧になっている方もぜひクレアールで合格を勝ち取ってみてはいかがでしょうか。
