額賀 公仁子さん

- 受験回数:4回 (内、お試し受験1回)
- 受講コース:上級パーフェクトセーフティコース
はじめに
正直「受かるなんて化け物でしょー」と思っていました。「受け続けていれば受かる資格だから」と言われても「そんなことない!」と強く否定していました。
ところがところが、ホントにホントだったのです。
社労士を目指した理由
会計事務所で決算等を担当していて「労働保険や社保の手続きもできたら」と思ったことがきっかけでした。
学習を始めてから「社労士になっても会計事務所で報酬を得て他社の労働保険や社保の手続き行うのは違法」と知りましたが、せっかく始めた勉強だったので合格を目指すことにしました。
初めてのクレアール
ネット検索で何社か資料請求をして、8月29日に申込みました。
① とにかく問題を解きまくって問題慣れしたい
② 2022・2023年の2年コースがある
③ 初年度の受験料を負担してもらえる
④ 8月中の申込みで6つの講義・講座の無料特典がある
DVDと紙の答練資料も同時に申込みました。
クレアールで良かったこと
ただ暗記すればいいという講義ではなく「何故その制度ができたのか」という背景からの説明が多くありました。
例えば「○○だから△△」といった場合、△△だけを暗記すれば解けるところを〇○を聞いただけで自然に△△が頭に入るという、自分にとても合った講義でした。
面白かった斎藤先生の講義大爆笑№1は「森のクマさん(労災保険関係成立票)」、№2は「ルビーの指輪(国会議員の合算対象期間)」です。
合格の秘訣
1.解く科目順
自分なりの順番を見出すこと。参考までに私はこうです。
<選択式> 労一、社一、健保、国年、厚年、労災、雇用、労基
<択一式> 一般、健保、国年、厚年、労災と雇用の徴収法部分、残りの労災、残りの雇用、安衛、労基
最初は1問1問に時間がかからず解ける解けないがすばやく分かる一般常識。次は得意な社会保険。一番苦手な労基を最後に。健保の後は頭を完全に切り換えられるよう厚年ではなく国年。
2.解けないはラッキー
問題をたくさん間違えて、たくさん覚え直しましょう。
「あのとき間違えたから、こっちだ!」と本試験で解けて目からウロコでした。
一度間違えた問題は次に解けるので、例え直前期でもラッキーと思いましょう。
3.無理は禁物
「体調が悪い」「コロナにかかった」「冷蔵庫が壊れた」。直前期の実体験です。
焦って勉強しても結局頭には入りませんから、回復を第一優先として後日挽回しましょう。
学習計画
次々にテキスト、資料、DVD、提出物が届くので、全てを制覇することにしました。
1.前半
「完全合格テキスト」と「分野別完全過去問題集」全科目をGW後までに完了。
「完全合格テキスト」目次にChapter毎の日付を書き入れる枠があります。
ちなみに労基のChapter1は10/23、社一の最後のChapterは5/1でした。
2.後半
「重要過去問攻略講義」「答練マスター講義」はDVD(1.5倍速視聴)の後にテキストを解くという流れで、同時にハイレベル答練の提出。「なんか問題が解けるようになった」と実感したのもこの頃。今思えば魔法にかかったかのようでした。「公開模擬試験」の結果もかなり良く嬉しかったです。
その後も届く教材を順々にこなし、WEBテストも利用しました。
3.1ヶ月前
3-1選択式労一
「R3年版厚生労働白書」の読込みに挑戦。前年0点という悔しさからの執念でした。暗記はせず試験に関係ない箇所を飛ばしたので思ったほど膨大ではありませんでした。試験3、4日前にも再読。頭のどこかに残るはずという期待が見事的中。本試験で「ジョブコーチ」を選べました。
3-2復習
全科目と苦手分野で、どの教材を使うか考えて復習しました。
苦手な選択式と択一労基は、ほぼ全ての教材で解き直しました。
3-3その他教材
前年利用した教材の問題を解いたり、ネット上の様々な社労士講座の動画を視聴したり、思いついたものは全て活用しました。
仕事・家庭との両立
介護でフルタイムが難しくなり、R3年10月20日に6年以上勤めていた会計事務所を退職。近隣で1日7時間×週3日勤務の会社に転職しました。
週4日の休みで学習時間が確保できました。
今後の展望
「事務指定講習」修了後に社長と相談の上、現職場で社労士資格が活かせないときは転職を考えます。
理想は決算と社労士業務の両方できる業務に就くことです。
最後に
「続けていればホントに受かる」というのは嘘ではなく、自分に合った出題傾向の年が必ず来るのだと思います。受かるのは化け物ではなく努力と執念でした。
テキスト、資料、DVD等たくさんの教材を送っていただき本当に有難かったです。
合格に2年かからなかったのはクレアール教材を全て制覇した結果だと思います。
1年間ありがとうございました。
