石川 瞳さん
- 受験回数:3回(うちお試し受験1回)
- 受講コース:中上級W受講パーフェクトコース
何故、社労士を目指したか
これまで何度か転職経験がありますが、どの企業でも人事・総務の方に恵まれ、何でも相談できる環境は仕事のモチベーションにつながっていました。そんな企業の取り組みや経営者の考え方に興味を持ち、企業のより良い職場環境づくりのお手伝いができたらと社会保険労務士を目指そうと思いました。当初は、いつかできたら…という抽象的な目標でしたが、転職を機に人生設計を仕直し、いつまでに合格するという具体的な目標を掲げすぐに資料請求していました。また、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で一人で過ごす時間が増え、改めて人の温かさや繋がりの大切さを実感したこともきっかけの一つです。
学校選びに当たって情報収集の方法
まず、各校のHP等を見て自分に向いていると思う学校を3、4つ選びました。その後、資料請求や相談窓口の利用、サンプルDVD(模擬講義)や実際に授業を受け、どのスタイルが合うのか見極めました。
学校選びのポイント
通学、通信、独学に大きく分かれると思います。個人的には、サンプルDVDの北村先生の話し方や解説、資料がわかりやすく印象的で、非常識合格法が合うのではないかと思いました。勉強する癖をつけるところからのスタートだったので、他校の通学か通信かで悩みましたが、クレアールはカリキュラムがしっかりしていて、仕事をしながら勉強する私にとってスケジュールが組みやすかったこと、またテキストが見やすく初心者にも経験者にもわかりやすいものだったので、私はクレアールを選びました。
学習の中で印象的なエピソード
アドバイスが的確
「ここは必ず覚えてください」「ここは出題の可能性が極めて低い」「頻出項目が完璧にできた人は覚えてください」等、アドバイスがストレートでわかりやすいです。また、勉強の進め方や優先順位を明確にしてくれているところも大変助かりました。
今後の展望
専門事務所等で基本的な経験を積みながら自分の得意分野を見つけ、知識を深めていけたらと思っています。現在強化しているのは各種助成金、育児介護休業法、ハラスメントです。年金にも興味があるので、一歩ずつ成長していけたらと思います。
来年合格を目指す方へ
最後まで諦めない!
「絶対に合格する!!」という強い気持ちが大切です。難しくて諦めそうになったり、直前期に不安になったりすることもあると思いますが、講師の先生を信じてコツコツとカリキュラムをこなしましょう。また、しんどい時や諦めそうになった時は、社会保険労務士を目指そうと思ったきっかけや、受験経験がある方は前回の悔しい気持ちを思い出してください。
どのようにスケジュールを立てたか、学習を進めたか。
期間毎にスケジューリング
私は以下のように予定を立てました。
〈勉強時間〉
- 平日:2時間
- 休日:8時間
〈勉強する日数〉
※下記以外は、あまり追い込みすぎず自由に予定を入れていました。
- 年末まで:週3日
- 1~3月:週4日
- 4月~GW:週5日
- GW明け~試験:毎日
〈勉強する内容〉
- 平日:web受講、過去問、前日の復習
- 休日:過去問、平日の復習
反復学習、比較学習の大切さ(北村先生より)
講義を見終わったらすぐに過去問を解き、チャプター毎にもう一度、一科目終わったらもう一度というように、とにかく反復学習で記憶を定着させることを心がけました。また、わかりづらいところを自分なりにまとめて定期的に見直すことも有効的です。また、比較学習では忘れてしまっているところは必ず振り返って確認する事を徹底しました。難しく感じたところは講義を複数回見ることも大切だと思います。倍速再生を有効活用し、繰り返し聞くのもおすすめです。
苦手科目の克服
私の場合は、一般常識に苦戦し昨年不合格となりました。まずは、用意されたテキストや講義をしっかりこなすことが大事だと思いますが、今年は、他の科目の学習が予定通りすすめられていたので、仕事のお昼休憩で白書等の統計資料を読んで、不安を解消しました。
斎藤先生がおっしゃったように「ここはこうだったよな・・・」という曖昧な記憶でも解答できる問題はあるので、読んでよかったと思います。
直前期のスケジューリング
直前期は、あと1か月何をしたら良いだろうと不安になる時期でもあります。北村先生のスケジュール例が素晴らしく、昨年に引き続き活用させていただきました。横断整理や比較学習が盛り込まれていますので、そこに自分に合った学習時間や内容を組み込んでオリジナルスケジュール表を作成しました。毎日やることが決まっているとモチベーションも高く維持できます。
今年合格できた秘訣
タイトル通り、クレアールの講師の先生とテキストを信頼すること
色々比較して自分で選んだ学校ですので、先生方とテキストを最後まで信頼して学習に取り組むことが重要だと感じました。
昨年は、苦手科目を意識して他校講義やセミナーにも申し込みましたが、見慣れないテキストや違った覚え方にかえって混乱してしまいました。
クレアールで用意されているカリキュラムは素晴らしいです。諦めずに何度も繰り返すことが大切だと思いました。
最後に・・・
通信教育は、通学の時間が省け、いつでもどこでも利用できます。そして、何度も見返すことができて自分のペースで学習が進められます。私は、旅行が好きなので、学習計画をしっかり立てて、何度か旅行や帰省をしました。家族の支えもモチベーションアップの一つでした。また、何日も学習から離れるのは不安だったので、寝る前の15~30分テキストを読んだり、復習したりする時間を作りました。これもスマートフォン一つあればできますので、荷物にもなりません。そして、息抜きができるとまた頑張ろうと思えました。
気をつけないといけないのは、だらだら長時間机に向かい、勉強した気になってしまうことだと思います。オン・オフをしっかり意識して、趣味や気分転換の時間も確保することが大切です。