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合格体験記「お試し受験から17年後に合格」東谷 智泰さん

東谷 智泰さん

  • 受験回数:4回(内、お試し2回?)
  • 受講コース:中級パーフェクトコース
目次

社会保険労務士資格を目指したきっかけ

社会保険労務士という資格に興味を持ったのは2005年2月頃のこと。この頃、労働者として幅広い知識を身につけないといけないという思いに至るような出来事があり、それを機に目指すことにしました。

【初めての受験】

最初にお世話になったのは某大手資格学校。書店に置いてあった社労士講座の案内を見て、申し込みました。当時、通信講座の収録を担当されていたS講師の講義は大変素晴らしかったのですが、本試験までにすべての講義を消化することができず、労基・安衛・労災・雇用・健保・国年・厚年の合計7科目で本試験を受験し、当然不合格になりました。

15年間の現実逃避

そこから気持ちを立て直して再チャレンジする気持ちになるまでに約15年もかかってしまいました。労働基準法が始まる秋から厚生年金保険法が終了する春まで学習すると私は息切れを起こしてしまい、一般常識までモチベーションを保つことができませんでした。というのも、すべて言い訳になりますが、皆さんご承知の通り、一般常識は範囲が膨大で、労働一般常識に至っては何が出題されるかわからないところがあり、それが嫌で逃げていたのです。

再スタート

長い歳月を経て、仕事で社労士の知識があれば役に立つだろうと感じる場面が何度かあり、2020年再スタートを切る決意をしました。15年前にお世話になった学校で社労士講座を申し込んだのがすでに3月中旬。学習経験があるといっても当時学習したことなど記憶のはるか彼方へ行ってしまっており、しかも当時と比較して明らかに試験のレベルが上がっていて、15年前の轍を踏むことになってしまいました。またしても一般常識科目に辿り着くことができず、1度目の7科目に徴収法を加えた合計8科目で2度目の受験をし、この年もあえなく不合格になりました。

クレアールとの出会い

2020年9月、改めて前年と同じ学校の通信講座を受講したものの、講師との相性が悪かったのか、私の理解力に問題があったのか、講義がいまひとつ理解できず、直前期に焦った私は「非常識合格法」というフレーズが以前から気になる存在だったクレアールの直前講座にすがりました。その充実ぶりに驚きながら、初めて全科目を学習することができました。結果は1点届きませんでした。

クレアールで学び直し

2021年9月、その年に受けた直前講座の体験から迷わずクレアールの中級コースを申し込むと同時に、これを最後の受験にしようと決意しました。過去3度の失敗からアウトプット不足を自覚していました。基本錬成講義に答練マスター講義が追いかける形の「中級パーフェクトコース」は自分に合っていて、自然と理解が進み、ここで基本事項を叩き込まれました。

模擬試験について

講師・スクールの特徴が出る模試は、自校では点が取れても、他校の模試では思うように得点が伸びない傾向がありますので、模試は他校も受験した方がいいと思います。クレアールの斎藤講師もそのようにアドバイスされています。私の場合、過去問を解く回数が少なかった分、他校の模試を3校7回分受験しました。このやり方は復習が大変になりますので一長一短がありますが、過去問と同じ論点でも切り口を変えた3校それぞれの出題の仕方を模試の数だけ体験でき、何より過去問にはない法改正問題にも数多く触れることができますので、大変勉強になりました。2022年度本試験では有益でした。

斎藤講師とは?

斎藤講師は語呂合わせをほとんど使わないタイプの講師ですが、時折語呂をご披露されることもあり、逆に印象に残ります。重要事項と枝葉部分を明確に示してくださいますし、「こんなところ、出ませんから」と大胆に発言されることもあり、頼もしく思いました。

そして、忘れてならないのが斎藤講師のオリジナルレジュメで、このレジュメを基本テキストの該当箇所に切り貼りして、活用しました。また、私は一問一答式の過去問を何度も繰り返して解くことが苦手(嫌い)でしたが、「過去問より答練マスター講義を優先してください。」との斎藤講師の言葉を信じて、過去問を1~2回、答練マスター講義を3回(ハイレベル答練3回、模擬試験2回)解いて本試験に臨みました。

最後の受験

2022年度本試験では事前に会場で配られた斎藤講師の予想問題が的中するといった幸運にも恵まれた一方で、この年、出題傾向が変わり、単純暗記では対処できない一瞬戸惑うような出題もありましたが、クレアールで基本事項をしっかり叩き込まれたおかげで予想以上に得点でき、無事合格することができました。

受験生に向けて

社労士試験は、一発であっさり受かってしまう方もいれば、私のように何年もかかってしまう方もいます。受かるようで受からないどこか掴みどころのない特徴的な試験だと思います。また、合格基準点の高低や救済科目の有無で受験生に運・不運が生じる側面がある試験ではありますが、この試験は誰も解けない問題を解ける人が受かるのではなく、誰もが解ける問題を取りこぼさない人が受かる試験だと思います。ですから、受験生の皆さんには、クレアールの講師・教材を信じて、他の受験生が正解するような基本事項を絶対に取りこぼさないというごく当たり前のことを最後まで忘れず貫いてほしいと思いますし、その基本スタイルを続けることが結局のところ合格への近道になると思います。

古典的ですが、「継続は力なり。」です。

最後に

最後になりますが、合格まで導いてくださった斎藤講師をはじめとしたクレアールの皆様、長い間サポートしてくれた家族や会社の同僚に心から感謝したいと思います。

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