古谷 直さん
- 受験回数：４回（うち、お試し１回）
- 受講コース：上級パーフェクトリフレッシュセーフティコース
社労士資格を目指したきっかけ
私は、人生において何か１つでも「やり遂げた」証が欲しいと思いました。以前就いていた仕事において、社労士の先生との接点があったため社労士のことをある程度わかっており、自分でも頑張れば手が届くのではないかと思い、３０代後半から挑戦することにしました。
クレアールを選んだ理由
クレアールは、３年目と４年目の合格年にお世話になりました。
１年目は独学で、縁あってクレアールのテキスト、過去問題集を使いました。結果は、そもそも学習時間を確保できずに惨敗でした。２年目は他社の講座を利用しました。しかし、その講座が悪かった訳ではなくて、自分自身に本気度が足りなかったことが最大の敗因でした。３年目から改心して、本気で社労士の学習に打ち込もうと思って他社の講座も資料を取り寄せて複数比較してみました。その時に、１年目で使ったことのあるテキストと過去問題集を改めて思い出しました。テキストは、加飾がなくて味気ないように感じるのですが、必要な箇所はすべて網羅されており、安心感がありました。過去問題集は、量は多いのですが「これだけやり切ったら、多分力が付くだろう」という安心感がこちらもありました。また、過去問題集については、１問１答形式で掲載されています。他社の過去問題集だと、本試験と同様に５肢択一形式で掲載されている過去問題集もあり、それは力が付くのか疑問を感じました。オプション講座も充実しており、価格も手ごろで妻を説得しやすかった等の複数の理由から、クレアールに決めました。
クレアールで良かった点
講義
斎藤先生の講義をメインで聴いてきました。とてもわかりやすい説明でした。時々しかないのですが、小話や急に言われる語呂合わせが印象に残り、理解が進みました。また、「労働経済対策講座」「白書対策講座」は、つかみどころのない分野の試験範囲を的確に解説してもらい、本試験の際にとても役に立った講座です。
北村先生の「横断整理」は、最初に聴いた時は目からウロコでした。また、この講座のテキストが秀逸で、暗記ものはこのテキストを別の紙に写して、トイレに貼るなどして覚えました。
講座はすべて音源をダウンロードできるので、片道３０分の車通勤中はずっと聴いていました。
問題集
私は、過去問題集はすべて３周以上取り組みました。大変時間を要しましたが、本試験では過去問の焼き直しが実際に多い訳です。この過去問題集を複数回すだけでも、おのずと力が付きます。また、「答練マスター講義」の答練問題集が、良い意味でクセモノでした。過去問だけでなく、見たことのない問題もかなり含まれていました。この答練問題集もすべて３周しました。答練問題集は１冊あたり８０問と量が決まっており、解く時間を読めるため、会社の昼休みを使ってよく解いていました。
教材はクレアールだけを使っていれば十分
受験３回目は、１点足りずに足切り不合格となり、大変悔しい思いをしました。しかし、クレアールでやってきたこの１年は正しかったことが証明された、と思いました。絶対に諦めないと受験４回目（４年目）へ向けて突入する際に、クレアールを選ぶことに迷いは無かったです。
４年目の学習を進めていて５月ごろに、令和２年に合格した知り合いの社労士の先生から「本試験の択一式は、速く解いて時間を１時間余らせられれば、見直しもしっかりできるからいいよ」というアドバイスをもらいました。なるほどと思いましたが、さすがに今の自分にそんなことができるのか？今（５月）から速く解く訓練もしなければならないな、と思っていました。それから特にそのための時間を取れませんでしたが、当初の計画通りの学習を進めながら時間は過ぎていき、６月に他社の公開模試を受ける機会がありました。その時に、意識して速く解いてみようと挑戦しました。すると、択一式は時間を５０分も余らせることができ、結果はおよそ８割得点できていました。自分でも予想していなかった高得点が取れたと同時に、速く解くための訓練をしていなくても、かなり速いスピードで正誤判断ができる実力が付いていたことが自信となりました。その後、７月に受験したクレアールの模試でも同様の速さで解き、そして同様の結果を出すことができました。クレアールを信じてやってきた結果であり、これで本試験には気持ちにゆとりを持って臨むことができました。
これから学習を始める方へ
社労士は、学習のための時間を正しく積み重ねていけば、合格できる資格だと私は考えます。本試験の際には「運」も味方に付けなければならない時もありますが、そこは理屈ではなくて「自分は絶対に合格するのだ」という強い気持ちが備わっているかどうかが関わってきます。その気持ちを強く持てるように培うことができるのが、クレアールの講座ですよ。
