■Y.Tさん[最終合格先:法務省専門職(矯正心理専門職)]
■出身校:神戸女学院大学
■合格時の年齢:24歳
公務員を目指したきっかけや、志望された理由をお聞かせください
学部生の時に、キャリアセンターの公務員説明会に参加し、公務員という仕事に興味を持ちました。心理系の学部に所属しており、心理の仕事に就きたいと漠然と考えていましたが、説明会の参加をきっかけに、公務員の中でも特に、心理系の仕事を目指すようになりました。授業での先生からの紹介や、自分で調べていくうちに、法務省専門職の中でも、矯正心理専門職に惹かれ、勉強を始めました。
クレアールを選んだ理由をお聞かせください
公務員試験のための予備校が近くになく、通うことが大変だったことと、大学院生活で夜遅くなることも多く、定期的に継続して通学することが難しい環境にあったことが主な理由です。今は本屋に公務員試験のテキストも多く販売されていて、独学での受験も考えましたが、社会学など高校で学習しなかった科目もあったため、講義を1度は受けたいと考え、通信講座のクレアールを受講することにしました。
クレアールを利用してよかったことがあればお聞かせください
講義動画が30分~120分のものが多く、隙間時間でも勉強出来ることがよかったです。また、速度を早くして聴いたり、巻き戻しや一時停止も出来るので、講義を聴きながら例題を解くことも出来ました。通学や集団とは違い、自分のペースで進められること、そのため、人と比べることで落ち込まずに勉強を続けられたことがよかったです。
筆記試験対策にあたって、大変だったことや工夫されたことをお聞かせください
物理学や法律・経済など、高校までに学校で学習しなかった科目もあり、全く知識がない状態から、勉強しなくてはならなかったことが一番大変でした。教養試験は特に範囲が広く、数的推理や文章理解以外の科目は出るかどうかすら分からないものも勉強する必要がありました。 勉強は絶対出題される、数的推理・文章理解を中心に、暗記科目は暗記マーカーを利用して、隙間時間で取り組みました。また、どうしても苦手な科目は、深く理解するのではなく、暗記することで、他の科目への時間を確保していました。
面接対策の進め方や、本番に臨むうえで工夫したことや力を入れたことがあればお書きください
面接は、元々人前で話すことが得意だったこともあり、特別な対策はあまりしていませんでした。クレアールの面接対策テキストの「よくある質問」などを参考に、自分ならこう答えるなどをイメージトレーニングしていました。また、提出した面接カードに書いたこと、志望動機は何を聞かれても答えられるようにしておきました。
これから公務員試験の受験をお考えの方にアドバイスやメッセージなどがございましたら、お聞かせください
勉強しなくてはならない範囲が広く、大変に思うことも多いと思います。専門職では特に、自分の専門だけでなく、教養試験もあり、さらに範囲が広くなります。全て完璧にすることは難しいので、どうしても苦手なところは思い切って捨てることもひとつの手だと感じました。 私が受験した、法務省専門職は専門試験の範囲も心理に留まらず、教育・福祉・司法など様々な分野からの出題でした。専門記述試験もあり、対策すべきところはたくさんありました。しかし、知識をできるだけ持っておくことで、十分対策出来るところもあったので、コツコツ続けることが大事だと感じます。