■Y.Nさん[最終合格先:(さいたま市(行政)、文京区(特別区Ⅰ類 行政)]
■出身大学:中央大学
■合格時の年齢:25歳
公務員への転職を考えたきっかけや、理由をお聞かせください
学生時代のボランティア経験や介護体験で、貧困層の人々や障がいを持った人々にもより添えられる多くの人の生活の当たり前を支えられる仕事に挑戦したいと考えたからです。また、仕事の時間とプライベートの時間をバランスよくとりたいと考えたため転職を決意しました。
クレアールを選んだ理由をお聞かせください
価格が安く映像の授業形態であったため、勉強のスケジュール管理も全部自分でやることになるので、学力を蓄積しながら自主計画性も身に着けられると思ったので選びました。
また小論文添削や学習相談も無制限で受けられるというサービスがあったのですぐにアドバイスを聞けるシステムに満足しております。
クレアールを利用してよかったことがあればお聞かせください
映像型の授業であったため自己管理能力と精神力が身に付きました。また映像型の授業であったためアーカイブ保存してある授業をリピートして受けることもできるため問題の未消化を防ぐことができました。
そして模擬面接も何度も練習させていただけたので本番の面接では一切緊張せずにリラックスして臨むことができました。
仕事との両立にあたって工夫したことや、心がけたことがあればお聞かせください
私は退職してから勉強を始めましたが、その中でも「もう私には公務員しかない!」という土俵際に立たされていた気持ちで勉強に励んでいたため毎日長時間勉強を継続することができました。その中でもやる気が出ない日は必ず訪れるので半日休んだ後勉強したり週末は友達と出かけに行く、など日常の中に楽しみを作ることで勉強に集中できると思います。
また、私は実行しませんでしたが公務員を志す仲間同士で時間を区切って勉強をすることも効果的なのかな、と思いました。
筆記試験対策にあたって、大変だったことや工夫されたことをお聞かせください
本格的に勉強を始めたのが10月の後半と、少々遅めの時期であったのでスケジュール管理が大変でした。その中でも、毎日時間をかけて進めていたので、年内にほとんどの科目の講義を確認し終え、直前期は問題演習の時間に割くことができました。それでもまだ理解ができていない部分があれば、重点的に解きなおして問題に慣れるようにしました。しかし、あくまでも知識の定着が目的で、問題集を機械的に周回することが目的ではありません。なぜこの肢が不正解なのか明確な根拠を示唆できて初めて知識といえるので、知識が定着するまで自分が自信をもって解けない問題は潰していきましょう。
面接対策の進め方や、本番に臨むうえで工夫したことや力を入れたことがあればお書きください
面接対策は想定質問集を事前に準備し、模擬面接を何回も通して面接慣れするよう心掛けました。ある程度自分で考えていることを伝えるには整理し直して確認することで、面接形式の対話でも論理的に自分の考えを伝えることができます。面接対策も筆記と同様に、面接本番で伝えたいことを反復して読み返すことで、想定されていた質問と少しずれた質問をされた際にも臨機応変に応えられることができます。
今回受験されこれから公務員試験の受験をお考えの方にアドバイスやメッセージなどがございましたら、お聞かせください
私は自治体職員の試験しか受験していないので、国家系の試験については深く言及できませんが、自治体職員に求められる人物像は「その自治体に対してどれだけ尽くしてくれるか」という面が見られていると思います。
やはり受験する自治体のことをよく知っているかどうか、小論文や面接試験で深く聞かれることがありました。私は地元以外の自治体もいくつか受験しましたが、受験先の自治体をインターネットで調べるのはもちろん、まち歩きを何度も行い、自分が興味のある分野については、実際に取り組んでいることなどを職員の方に話を聞きに行ったり、NPO法人の方と対話したり、時にはタウンミーティングやボランティアに参加してみたりして、受験先の自治体との親和性を深めていきました。
汗をかいて調べてきた軌跡の上に絶対に入庁したい!という気持ちを乗せることで評価は必ず上がると思います。縁があっても無くてもめげずに挑戦してください。