■T.Tさん[最終合格先:北見市(行政)]
■出身校:ハイテクノロジー専門学校
■合格時の年齢:26歳
公務員への転職を考えたきっかけや、理由をお聞かせください
私が幼い頃から母が難病を患っており、母の看病をしていた経験から誰かの生活を支えられるような仕事がしたい、そして故郷に住む家族を含む様々な人が笑顔で過ごせるように奔走したいと思い公務員への転職を決意しました。
クレアールを選んだ理由をお聞かせください
他予備校と比べて費用が格段に安かったこと、また北海道在住であるためインターネットを通じて効率よく勉強したいということ、無料配布している公務員転職ハンドブックがとてもためになったことから、クレアールを選びました。
クレアールを利用してよかったことがあればお聞かせください
私が受験した自治体には専門科目がなく筆記試験はSPI3のみでした。専門科目の講義がとても多く組み込まれていたため、当初はSPIの講義にはあまり力を入れていないのではないかと不安に感じていました。しかし、講義を受けた後は信頼へと変わっていきました。動画越しでもわかりやすい授業、テキストに記載されている模範解答より時間を掛けない解答方法の伝授など短期間で実力をつけられる内容になっており、こうした講義があったからこそ合格へつながったと確信しております。
仕事との両立にあたって工夫したことや、心がけたことがあればお聞かせください
メリハリをつけて勉強するよう心がけました。企業に所属する者としてやはり仕事のことは常に脳裏をよぎります。しかし仕事のことを考えすぎると試験勉強が手につかなくなるため、家にいる間は試験勉強のみに集中、仕事をしている間は業務に集中する様に気をつけていました。
筆記試験対策にあたって、大変だったことや工夫されたことをお聞かせください
とにかく時間を作ることです。社会人は学生よりも勉強に割ける時間が少ないです。なので1日の生活を見直し、スマートフォンを触る時間を勉強に費やす。趣味に充てている時間の少しを勉強に割り振るなど、とにかく勉強する時間を捻出することが大変でした。しかし、毎日勉強に集中したとしてもいつか必ずモチベーションが下がる期間があると思います。なので、やる気が出ない時には勉強のことを忘れて趣味などを思い切り楽しむ日をたまには作ることも重要だと思います。
面接対策の進め方や、本番に臨むうえで工夫したことや力を入れたことがあればお書きください
まずは問答集を作成することです。あらかじめ自身の考えをまとめ、想定外の質問をされた際にも各問答同士を結びつけることで、自身の考えを盛り込んだ返答が出来る可能性が高くなると思います。
面接本番に臨む際には「楽しく話す」ことを意識しました。面接官も普段は普通の社会人です。そのような人が、今後部下になるような人材を探す際、どのような人材が欲しいだろうかと面接官の立場になって考え、私が出した結論は「楽しく話せる人材」だと思いました。やはり人間関係が重要な社会人にとってコミュニケーションは必要不可欠です。
そうした中で話をしているだけで楽しくなれるような、気が少しでも和らぐような人間性は、どれだけ筆記試験で高得点を取っても、どれだけ良い学歴を持っていたとしても、何にも勝るアピールポイントだと思います。なので私は面接本番には楽しく話すことを意識することで、面接官がとの会話の中で私が笑うだけではなく時には面接官をも笑わせることができ、それが合格に繋がったと思っています。
今回受験された上で、同じ受験先をこれから受ける後輩の方々にアドバイスやメッセージ、情報などがございましたら、お聞かせください
北見市役所では毎年中途退職者が一定数おり、長く勤務できる人材が欲しいのではないかとOB訪問の際に伺いました。なので、絶対に北見市役所がいい、絶対に退職しない、地域住民に尽くしたいという思いを伝えられると合格率が上がると思います。
受験期間はとても長く険しい道のりです。しかし、この道を踏破した先には新たな人生があなたを待っています。あなたがこの道を歩み、そして乗り越えた先で私はあなたを待っています。