■T.Nさん[最終合格先:北九州高等専門学校(独立行政法人)]
■出身校:熊本大学
■合格時の年齢:27歳
公務員への転職を考えたきっかけや、理由をお聞かせください
大学卒業後、不動産営業の仕事を経験する中で、ワークライフバランスを考えた時に、土日祝休みの仕事に就きたいと思いました。 また、結婚が決まっていたので、今後のことを思うと産休や育休などの福利厚生を重視してやはり公務員が1番希望に合っていると思い、転職を決めました。
クレアールを選んだ理由をお聞かせください
主な理由は3つで、自分のペースで自宅で学習を進められること、他の予備校や通信講座比べて費用が抑えられること、翌年の安心保証があることです。特に、3つ目の安心保証が私には決め手になりました。なぜなら、勉強を始めた当時(試験の1年前)は、前職を辞めたばかりで、公務員の中でもどこを受験するのか、そもそも公務員だけに道を絞るのか、迷いながらの状況でしたので、安心保証があることにより、猶予は2年あると思うことができ、とりあえず1年目として公務員試験にチャレンジしてみようと思えたからです。
クレアールを利用してよかったことがあればお聞かせください
自分のペースで映像授業を受けて、苦手な科目にもゆっくり取り組むことが出来ました。 教室に通うことがないので、モチベーションの維持が最初は難しいかと思いましたが、映像授業を一コマずつ進めていくのが楽しく、教室で授業を受けているのと何ら変わらなかったです。むしろ、分からないところを巻き戻して何回でも分かるまで見れたり、理解が進んでいる部分は1.5倍速や2倍速でも見れたりするので、とても便利でした。
仕事との両立にあたって工夫したことや、心がけたことがあればお聞かせください
私は前職を完全に辞めてはいましたが、結婚準備のため引越しをし、新しい土地での新生活にも慣れながら、家事とアルバイトとの両立をしながらの学習でした。時間に余裕がある分、最初はカッチリ時間割を組んで、1からきちんとこなそうと思いましたが、それは私には合っていなかったようで上手く行きませんでした。そこで、ある程度の目安を決め、今月はこの科目をここまで進める、といった感じでざっくり進めた方が上手く行きました。
あとは、どの科目もですが、1から全部やろうと思うとなかなか前に進めないので、重要度がAのものだけやる、とか、この科目は得意だから映像授業は見ずに問題だけ解く、など臨機応変に取り組むことが、日常生活との両立する上で大切だと思いました。
筆記試験対策にあたって、大変だったことや工夫されたことをお聞かせください
まっさらな回答用紙に、自分で構成を考えて何十行もの回答を書く、ということに慣れていないと最初は驚くかなと思います。
私は、第1希望の試験には筆記試験はありませんでしたが、国家専門職や国家一般職の試験など受けに行けるものは全て申し込み、模擬試験なども含めて、場慣れも兼ねて受験するのも1つの手だと思います。時事問題は筆記試験だけでなく択一式の問題でも出るので、気にかけてニュースやまとめ記事などを読んでインプットするようにしていました。
面接対策の進め方や、本番に臨むうえで工夫したことや力を入れたことがあればお書きください
面接については、あまり答えをガチガチに固めすぎず、面接官の方との対話を意識しました。私は前職が接客業で、初対面の方と話すのは慣れていたので、同じように相手の話を聞いて、しっかり会話をしました。暗記した答えをただ言うだけにならないように気をつけました。質問事項のうち、志望動機など予測できるものについては事前にある程度の答えは準備していましたが、大概が事前に準備はできないような質問だったので、緊張しつつも冷静に、面接官の方の言葉をしっかり聞くよう努めました。
また、緊張した時に咄嗟に出てくる言葉は、日頃の言葉遣いだと思うので、その点は日頃から丁寧な言葉遣いを意識しました。
これから試験を受験する後輩の方々にアドバイスやメッセージがございましたら、お聞かせください
私は最後に受けた試験に合格しましたが、その試験までの間に、国家一般職や地方上級の試験があり、そこで試験の要領を掴み、最後の2週間でより理解が深まったことで、合格できたと思っています。 私は正直、勉強時間が十分足りていたかと言えばまだまだだったと思います。 でも、最後まで諦めずに頑張ることだけはできたと感じています。 合格するには○○時間が必要!などという情報を見て不安になるかもしれませんが、それはもちろん個人差はあって、とにかく最後まで頑張ったもん勝ちだと思います。
思うように勉強出来たのが最後の1ヶ月だけであっても、そこで覚えたことが試験に出れば儲けもんです。こつこつ長期間勉強できるに越したことはないですが、いつから始めたとしても、試験当日まで諦めずに頑張ってほしいと思います!