
■U.Kさん:法務省専門職 矯正心理専門職合格
■合格時の年齢:25歳(働きながら合格)
公務員を目指したきっかけ、志望した理由
高校生の頃、非行少年の報道に触れ「なぜ自分と同い年の子どもが犯罪をするのか」に疑問や関心を持ちました。当時、生育歴や犯罪に至った原因を調べる中で、加害者ではあるものの心に傷を負った被害者であることを知りました。そこで鑑別を通して彼らに寄り添いつつ、今後の人生を共に模索していきたいという思いに至り、矯正心理専門職を志望しました。
クレアールを選んだ理由と、満足度の高かった点
クレアールを選んだ理由は2つあります。
1つ目は通信講座で場所や時間を問わず講義を視聴できるからです。学校や仕事等でまとまった時間が確保できない私にとってクレアールの通信講座は好都合でした。
2つ目は担当講師が個別でサポートしてくれるからです。学習方針に関する指導だけでなく相談も気軽にすることができ、支えてもらえたことがよかったです。そのような意味でとても満足しています。
筆記試験の対策について力を入れたこと
私は教養科目の特に数的処理が苦手でした。そのため試験1年以上前から対策を始め、基礎を固めるようにしました。何も見ずに解けるように何度も解いたり、解けない原因を分析したりしました。何十周も繰り返して演習するうちに少しずつコツが掴めるようになり、試験当日も目標以上の点数が取れました。
専門科目について苦手意識はありませんでしたが、心理学の難易度は高いと感じたため慎重に対策しました。講義を視聴し終えてから直ぐに演習を始めアウトプットを増やしました。過去問は7年分を10周以上したと思います。なぜその解答になるのか、一方でなぜ他の解答は異なるのかを考えながら効率的に対策しようと工夫しました。私は択一問題を中心に演習していましたが、そのように工夫したことで概念や理論が整理できたので、記述対策にもなりました。
面接対策について
私は面接が苦手だったので、模擬面接を3回程度行い本番を想定してシミュレーションしました。そして自己分析を中心に対策しました。具体的に、志望理由、自己PR、長所と短所など紙に書いて整理しました。「なぜそう思うのか」を繰り返し考えることで回答に根拠を持たせるように工夫しました。その他、参考程度に面接回答例やニュースに触れ、自分の言葉で答えられるようにしました。
これから公務員試験の受験・学習をお考えの方にメッセージをお願いいたします
公務員試験は精神的なタフさと計画性が必要だと思います。それは学校や仕事がある中で、勉強時間を確保しなければならないからです。私は勉強で躓くことが沢山ありましたが、「公務員を目指したきっかけやなりたい思い」を振り返り最終的な目標を見失わないようにしました。日々の努力やその積み重ねは、試験本番前の不安を和らげてくれます。ですので潜在能力や可能性を信じて、計画的に学習を進めると結果がついてくると思います。
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