A.Cさん [最終合格先:法務省専門職(矯正心理専門職)]

A.Cさん [最終合格先:法務省専門職(矯正心理専門職)]

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公務員を志望した理由

大学で心理学を学んでいるため、将来それを活かせる仕事を探していたところ、心理系公務員というものがあることを知りました。心理学の知識を活かして誰かの支援ができることが一番の要因でしたが、それ以外にも公務員ということで広く社会に貢献できること、女性が活躍できる環境がしっかり整えられていることが公務員になりたいという気持ちを後押ししたと思います。

クレアールを選んだ理由

心理職に就きたいと初めから考えていたので、心理系公務員に特化しているクレアールに選びました。加えて、通信講座ということで、通学タイプの公務員講座と比べて、移動時間や交通費がかからないのも魅力の一つでした。また、最初は独学も考えていたのですが、自分一人で受験先の情報を集めたり、勉強のスケジュール(何から手を付けるか、何月までにどの科目を終わらせるかなど)を考えるのは大変だろうと思い、充実したサポートに加えて映像講義とテキストを併用できるクレアールにしました。

クレアールのよかったところ

通信講座なのにもかかわらず、科目ごとに講師に映像講義が用意されているところが良かったです。映像なので繰り返し見ることもでき、先生の話を聞き逃すといったことがないのも助かりました。また、講義を好きなタイミングで中断しても問題ないので、普通の授業のように集中力が切れた状態でダラダラと勉強を続けることなく、効率よく進めることができました。他に良かった点は、クレアールでは試験科目だけでなく、面接対策についても映像講義が充実しているところです。私は面接に苦手意識があったので、複数のテーマに分かれて対策できたのはうれしかったです。

学習するうえで苦労したことと、その克服法

私はモチベーションの維持に苦労しました。夏休みに入ったあたりでやる気がなくなってしまい、試験勉強を進めるうえで最適であろう時期にほとんど教材に手を付けることがありませんでした。少し前半で飛ばしすぎたことが原因だと考え、それからは無理のない範囲で勉強を進めようと思い、2週間に1回くらいは「本気で勉強しない日」というものを作ってみました。これは決して勉強しないのではなく、1日のノルマを決めずにゆったりと勉強する日です。私の場合、全く勉強しない日を作ってしまうと勉強するという習慣がなくなってしまいそうだったため、こういった日を作ってみたのですが、作ってみたことによって継続して勉強できるようになりました。

面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと

面接が苦手なのにもかかわらず、これまでの人生で面接と呼べるものを体験したことがなかったので全てが大変でした。気持ちの面で最初から既にボロボロなのに、どんな質問がされるかどうかもわからないという知識面での不安もありました。そのため、私はクレアールの面接対策を早い時期に見て、大まかな面接の流れや面接でよく聞かれる質問を知ったあと、それらをまとめる自己分析ノートを作ってみました。具体的には、志望動機や長所・短所といった質問に対して、最初はメモのように断片的に書き出し、そこから少しずつ文章化していく作業をこのノートに繰り返し書いていきました。繰り返し書くことで伝えたいことのエッセンスが頭に入るうえに、少しずつ必要な情報やいらない情報の区別が自然とできるようになっていきました。ノートを買って繰り返し同じようなことを書くのは少し面倒くさいかもしれませんが、面接が大の苦手だった私にとっては効果的でした。

最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。

私は大学で臨床心理学を専攻していないこともあって、専門試験では聞いたこともない単語がいくつかあり、確実に点が取れたと思える問題はあまり多くはありませんでした。特に、矯正心理を受験する場合、法務教官・保護観察官とは問題が少し異なり、より一歩踏み込んだ心理学の内容が出てきます。私は自分自身でも知識が足りていないと思っていましたが、それでも幅広く勉強するより、一つ一つを丁寧に確認しながら基礎を固めていく勉強をしていきました。地元の自治体の試験では、名称さえ知っていれば解ける問題がいくつかありましたが、法務省専門職の試験は反対に細かい知識が問われます。そのため、なるべく一つ一つ丁寧に学んでいくことが大切だと思います。また、これは私の経験なのですが、知らない単語や問題が出てきても、しっかり基礎が固まっていれば、その知識を応用して消去法で解ける問題もありました。そのため、基本的な知識であっても繰り返し復習することが重要なのだと思います。心理学の知識をまとめるために使っていたノート 常に机に置いていたお守りの白くま

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