R.Sさん [最終合格先:法務省専門職(法務教官区分)]

R.Sさん [最終合格先:法務省専門職(法務教官区分)]

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公務員を志望した理由

大学院で専攻していた分野が公務員(主に公安職)でしか活かすことができなかったため、公務員を目指しました。本来であれば私が専攻している分野は警察に関係することが多いのですが、大学、大学院時代に少年鑑別所や少年院等の矯正施設を見学した際に、法務教官、法務技官の方の矯正教育に対する情熱に感銘を受けました。この仕事は公務員だからできる内容であり、何より仕事のやりがいを感じたため、矯正職員を目指しました。

クレアールを選んだ理由

インターネット等で検索すると上位に出てくるような予備校も検討しましたが、クレアールを選んだ大きな理由として、「担任制」があるということです。他の公務員試験の受験経験はありますが、法務省専門職試験は初めての受験であったため、何も分からない手探りの状態であった私にとってはありがたい制度でした。また、問い合わせた際の職員の方の対応、特待生制度というのもクレアールを選んだ理由でもあります。

クレアールのよかったところ

私にとって非常に心強かったのは「担任制」があったことです。これについてはクレアールを選んだ理由にも書いてありますが、担任制があったからこうして合格できたのではと思っています。初めて勉強する専門科目の進め方、一般教養の対策、出題傾向、過去問を送っていただいたこと等、今思い返すと担任の先生にはたくさんの支援をしていただきました。

学習するうえで苦労したことと、その克服法

社会人であるため、何より勉強時間を確保することが大変でした。1日を振り返っても、勉強か仕事のどちらかしかしていなかったような気がします(仕事に追われ勉強ができなかった日もありましたが…)。私が学習するうえで工夫したところは、送られてきたテキストを裁断し、各テーマに分けて持ち歩いていたことです。テキストを持ち歩くのは重いし、内容に目移りしてしまうため、裁断したことでそのテーマに集中することができました。とにかく、勉強しなければ合格することはできません。集中して効率よく勉強できる方法を見つけることが大事だと思います。

面接試験対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと

下手な嘘を身にまとって面接に臨むと面接官にすぐ見抜かれることをこれまでの受験で学びました。仮に上手くかわせたとしても面接官は気が付いています。そのため、ありのままの自分を伝え、その受験した仕事に就きたいという思いを前面にぶつけました。面接の対策ではノートに想定される質問とその答えを書いていきました。そうすると、「この部分にはこんな疑問、質問が返ってくる」というのが分かってきます。あとはこの繰り返しでひたすら面接の対策ノートを作っていきました。1ページに1質問と1回答といった具合でまとめ、私は1冊半くらいまで作ったと思います。これがあればどの試験の面接でも応用が利きますし、事前に焦る必要がなくなると思います。一番気をつけることは、「簡潔に、そして明確に」受け答えをすることです。

最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。

受験はどの試験でも不安は付き物です。その不安はどんなに努力しても消えないと思っています。正直な話、今回、私はこの試験に合格できるとは思ってもいませんでした。それは、教育学、福祉学、社会学、心理学、どの学問も初めての内容ばかりだったからです。でも、やりたいことがあったから頑張れました。どうしてもこの仕事に就きたい、こんな仕事がしたいという気持ちがあれば乗り越えられると思います。皆さんもぜひやりたいことを見つけ、後悔のないよう最後まで諦めずに頑張ってください。

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