F.Kさん [最終合格先:法務省専門職(保護観察官区分)、特別区Ⅰ類(福祉区分)]

F.Kさん [最終合格先:法務省専門職(保護観察官区分)、特別区Ⅰ類(福祉区分)]

目次

公務員を志望した理由

大学で教育学を専攻しており、特に、「非行」、「発達障害」、「不登校」、「虐待」などの教育実践に関わる諸問題の実態と対応策について学んでいました。大学での学びや、ボランティア活動を通して、「生きにくさ」抱える人々と深くかかわり、サポートしていくことのできる仕事に就きたいと思い、心理・福祉系公務員を志望しました。

クレアールを選んだ理由

心理・福祉系公務員に力を入れている予備校を探していた時に、クレアールで見事「合格」を勝ち取った先輩に紹介していただいたのがきっかけです。講座案内をしてくださった先生がとても親切であったこと、心理学の講座を「しけしん」の著者である高橋美保先生が担当されていたこと、料金が良心的であったことなどから、入校を決めました。

クレアールのよかったところ

担任制で、いつも同じ先生に、学習相談や、面接練習を見てもらえるのが良かったです。学習相談は5?6回(2ヵ月に1回程度)、面接練習は5回以上してもらいました。また、クレアールでは、心理・福祉系公務員の専門試験の過去問を多く保存しているため、それらを存分に活用して、試験で得点するための実力を、効率的良く身につけていくことができました。心理学の講義の後、疑問点などを高橋先生に質問できるのも良かったです。

学習するうえで苦労したことと、その克服法

「数的処理」で大変苦労しました。2月に受けた教養模試で、数的処理の問題、全16題のうち、3題しか正解できなかったことをきっかけに、私と数的処理とのバトルの日々が始まりました。模試の結果などから、数的処理で高得点をとるのは難しいと判断したため、「正答率50%」を目標に勉強を進めていきました。具体的な勉強方法としては、高卒程度の問題集で基礎固めをしながら、それに並行して、大卒程度の問題集を使って、本番で点数を取るための力を養うようにしました。高卒程度、大卒程度の問題集ともに、5周程度しました。上記の勉強方法を1ヵ月間続けた結果、3月の模試や過去問では、数的処理の正答率を、40%?50%まで引き上げることができました。ところが、4月の終わり?5月の中旬にかけて行われた3つの試験本番で、教養試験において、一番力を入れていたはずの数的処理で『1題も解けない!』という事態が発生しました。この時は、「もう、公務員試験を受けるのを辞めようか」とまで思いました。ただ、幸いにも、周囲の人に励ましに支えられてファイトが湧き、「本番で、なぜ、1題も解けなくなってしまうのか」を徹底的に分析しました。その結果、「問題集や過去問をただ暗記していて、解けるようなつもりになっていたこと」、「文章理解、人文科学、社会科学、自然科学の問題を解いた頭で、数的処理の問題を解くという練習が少なかったこと」に気が付きました。そこで、本命の試験までの残り2週間、思い切って、今まで使ってきた問題集を封印し、2日に1回のペースで、教養試験の過去問を本番に近い環境(図書館)で解くようにしました。その結果、上記の3試験の後の試験では、目標であった「正答率50%」をなんとか達成することができました。

面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと

面接対策では、「これまでどのような経験をして、現在の自分があるのか」ということを、小学校時代までさかのぼって、書き出していきました。書き出した複数のエピソードの中から、それらに共通する、自分の強みや、長所、短所を見つけていきました。また、志望先の説明会やインターンシップに参加し、仕事内容等についての情報収集をするように心がけていました。筆記試験の対策と並行して、面接試験の準備をするのが大変でした。

最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。

「学習するうえで苦労したことと、その克服法」の欄に、「4月の終わり?5月の中旬にかけて行われた3つの試験本番で、数的処理の問題が一題も解けなかった」と記しましたが、この内の1つの自治体からは、最終合格をいただきました。数的処理以外の「文章理解、人文科学、社会科学、自然科学」の分野で高得点を取ったというわけでもなく、教養試験は4割程度でした。おそらく、「教養論文」、「専門試験」、「面接試験」で、「教養試験」での失点を挽回したのだと思います。試験本番、たとえ、教養試験の中で最も出題数の多い、「数的処理」で大失敗をしたとしても、その後の専門試験や面接試験で、最終合格までこぎつける可能性は十分にあるのです。「模試で全く点数が取れない」、「過去問で基準点を超えられない」、「試験当日、教養試験で大失敗した」など、困難な状況にあっても、最後の最後まであきらめずに、ぜひ頑張って下さい。

講座パンフレットなどを無料でお届けします。
講座についてのご相談を受け付けております。お気軽にお問合せください。
講座のお申し込み案内ページです。講座をお申し込みの方はこちらからどうぞ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次