S.Aさん [最終合格先:埼玉県上級:心理区分]

S.Aさん [最終合格先:埼玉県上級:心理区分]

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公務員を志望した理由

私の場合、公務員になりたい思いより先に心理学を生かして働きたいという思いがあり、学部卒で臨床心理士資格がなくても心理職として働けるという理由から、心理職公務員を志望するようになりました。特に私は児童虐待に強い関心があり、また大学のゼミでも児童虐待について勉強していたので、配属先が児童相談所であることが多い、地方上級が第一志望でした。

クレアールを選んだ理由

私はとても慎重派で、予備校を選ぶ際も色々な予備校のHPを見たり、口コミを見たりして、じっくりと検討したうえでクレアールに決めました。そして実際、最良の選択をしたと思っています!以下、クレアールを選んだ理由です。① 高橋美保先生がいたから:他の予備校の心理学講師の方の紹介を拝見した際、経歴が大学教授であったり、はたまた紹介ページ自体がなかったりと、とても不安を覚えました。学問としての心理学ならば問題はないのでしょうが、公務員受験初心者の私としては公務員試験の傾向や出題形式を押さえた講義を望んでいました。やはり合格を目指すからには”公務員試験を意識した心理学”を学べるところがいい!!そんな中知ったのが、クレアールの高橋先生でした。高橋先生は労働省キャリアとしての経験もあり、また心理職公務員の試験対策本も執筆なさっています。そこに心強いものを感じ、すぐさまクレアール入学を決意しました。そして実際に講義を受けてまいりましたが、本当に素晴らしい講義です。先生のお話も面白くて、思わず笑みをこぼしてしまうことも何度もありました。先生の講義を収めたDVDは後生大事にしようと思っています!②  他の方の合格体験記を拝見して、試験勉強や本番試験に臨む自分を具体的にイメージ出来たから:受験は人生で何度か経験していますが、進学のための試験はどちらかといえば「受からせるための試験」、しかし就職試験は「落とすための試験」…。また、心理職公務員は採用人数も少なく、大学1年次に相談した心理学の教授には「狭き門だから、相当難しいと思う」と言われたこともありました。そういったことから、クレアールの合格体験記は拝見するまでは公務員試験に対して、ただただ恐怖心しかありませんでした。また、【狭き門】という言葉に、ものすごいエリートしか受からないのでは…という勝手なイメージまで沸いてしまい、自分が受かるイメージなんて全くと言っていいほどなく、自信、試験に受かるイメージ…全てにおいて無いない尽くしでした。でも、クレアールの合格体験記にある、合格者の方が経験してきた苦労や焦り、最初に抱く自信の無さ、葛藤…などを拝見し、「あー、合格者の人も普通の人間なんだな?」と感じ、そこで初めて「自分も出来るかもしれない…」と少し自信がつきました。そして、殆どの合格者の方が【担任制】によって、支えられ励まされながら頑張ってきたことを知ると、「自分1人だと挫けてしまいそうだが、先生がいてくれるなら安心だし、頑張れる気がする!」と、公務員試験に挑む力が湧き、その結果、このようにクレアールに入学し頑張ってこられました。

クレアールのよかったところ

担任の先生はじめ多くの先生が本当に親身ですし、的確なアドバイスをしてくれます。面接の練習も大学のキャリア支援部が行う形だけの練習ではありません。それこそ”練習”ではなく『作戦会議』という感じで、2人で向かい合い2時間くらい相談したことも1度や2度ではありません。また、面接カードの添削にしろ、模擬面接の練習にしろ、ダメな部分はしっかりダメだと言ってくれます。でもこの「ダメなところ探し」は1人では本当に難しいです。加えて、やはりそこには、長年公務員試験に携わるプロの目が必要になってきます。私は面接対策で、沢山のダメ出しを頂きましたが、それが本当に為になりました。私は今までに、大学のほかにも外部でも有料や無料の様々な面接練習やESの添削を受けてきた経験がありますが、こんなに親身になって指導してくれたのはクレアールが初めてです。公務員試験は、筆記試験以上に面接がとても大事です!なので、面接対策も手厚くサポートしてくれるクレアールはとても良心的ですし、自信を持ってお勧めできる予備校です。また、予備校に対して堅苦しいイメージを持っていた私ですが、クレアールの雰囲気はとてもアットホームで、その点も非常にいいところだと思います。

学習するうえで苦労したことと、その克服法

苦労したことの1つ目は、苦手科目はどう頑張っても苦手だったということです。その克服法は、誰でも解けるものは解けるようにし、それ以外の問題は放棄して得意科目でカバーするということでした。時間も限られていますし、ある程度努力して駄目だったら見切りをつけて、得意教科を伸ばすことも1つの方策だと思います。なので、苦手な数的処理は基礎的な問題を解けるようになったら、自分の得意科目の英文や現代文、歴史や化学に力を入れました。もう1つは、苦労したというより辛かったことです。それは、科目数が多く、加えて範囲がとても広いためどんなにやっても不安でいっぱいで焦りが強かったということです。でも過去問を解いていた時に、たまたまテレビで特集されていた国のことが問題に出ていたり、昔ネットサーフィンしていた時読んだ雑学知識が役立ったりと、机に向かっていた時以外の知識に助けられることが結構ありました。それを経験して以来、休憩をとることに抵抗がなくなり、さらには休憩をとることにより頭も心もリフレッシュして切羽詰まった感が無くなっていきました。大事なことは日々の中でアンテナを張ることです。特にニュースは流し見でもいいので見ておくと大変役立ちます。

面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと

面接対策で気を付けたことは、話の根拠となるエピソードなどをしっかりと考えておくことです。そのための工夫として私は、Excelを使って【自己年表】を作成しました。また、【自己年表】の出来事欄の隣にはその出来事から学んだことやその時の気持ちの欄も設けました。因みに、【自己年表】作成の契機となったのは、担任の先生との雑談の中で、小学校の頃の話をした時に先生がおっしゃった「それ、面接のネタとしてありだと思うよ」の一言でした。私も含め結構多くの人が陥りがちなのが、『エピソードは大学生の頃のことを中心に話さなくてはいけない』という固定観念だと思います。私自身、先生のその言葉に目から鱗が落ちました。でも、面接の本質はその人の人柄を見ることだということを思い起こせば、大学以前の小中高も面接内容として十分アリなのは頷けます。なぜなら、その人を作り上げてきたのは生まれてきてから今日までの経験で、何も大学の頃ばかりではないからです。実際、今回の本番の面接では、幼少期の思い出について尋ねられました。その際は【自己年表】に書いていたことを思い起こし、しっかりと答えることが出来ました。しかしながら、先生の御助言がなければ、【自己年表】作成をすることもなく、いきなりの幼少期の思い出話にあたふたしていたと思います。本当に先生には感謝です。面接は、絶対に訊かれるだろうと思っていたことが訊かれなかったり、定番すぎて訊かれないだろうと思っていたことが訊かれたりと、本当に予測不可能です。でも訊かれるこのとの中心は自分自身のことであることは間違いないので、面接前にはじっくりと生まれてから今日までの自分の経験や、そこから学んだこと、感じたことをしっかりと見つめなおすことが大事です。そこを意識して伝えれば『自分を理解してもらえる面接』になるのではないかなと思います。

これから公務員を目指す方へ

このメッセージを今拝見している方は、少しでも心理職公務員の道を考えておられる方だと思います。そして、私がそうであったように、大きな不安と諦められない夢の間で葛藤しておられるのではないでしょうか。実は私はクレアール生2年目、つまり2回目の受験でやっと合格しました(クレアールがいいところだったので2年目も継続しました(*^_^*)。先生も引き継いでくださりましたm(__)m )。加えて、既卒2年目です。通常、大学在学中から受験していれば、既卒2年目の受験回数は3回になります。しかしながらなぜ私が2回目かというと、1回目の受験は大学を卒業した年の6月だったからです。私は心理職公務員の狭き門の前に二の足を踏み、大学在学中の就活期間の前半で民間企業の就活をしました。しかしながら、その就活の中で色々と悩み、考え、その結果心理職公務員を目指す決意を固めました。それが大学4年の6月です。そうです、公務員試験真っ只中です。私はその時期にクレアール生となり、勉強を始めました。周囲の人からは『新卒カード』を捨てたら後がない等、色々忠告を受けました。自分でもそのことについてはすごく考えましたが、でも中学時代からの夢であった心理職を1度も目指すことなく終わるのは、どうしても嫌でした。とは言え、周囲が内定を貰ってお祝いしている中、受かる保証がない試験勉強をするのは本当に辛い。それでも頑張って受けた最初の試験では、法務省専門職と地方上級心理の筆記は通りましたが、その後の面接で2つとも落ちてしまいました。これは100%私の計画性の無さが原因だと思います。私は目先の筆記試験ばかりに気を取られ、付け焼刃の面接力しかなかったので…。そして今年、去年の反省も踏まえながら先生と一緒に色々対策を練り試験に臨んだ結果、なんと第一志望の県庁の心理職に合格することが出来ました。学部卒では正直厳しいのでは…?というところでしたので、本当にこの結果は嬉しかったです。この2年を通して私が学んだことは、意志の強さと努力が一番大事だということです。才能とか能力は努力次第でなんとでもなります!しかも、意志の強さと努力は誰にでもコントロールできます、つまり誰でも挑戦できるということです!!心理職を目指す人の熱意は、自分自身すごく理解できるので、心理職を希望していらっしゃる方がいるならば、ぜひ目指してみてください!

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