A.Nさん [最終合格先:国家一般職行政区分]

A.Nさん [最終合格先:国家一般職行政区分]

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公務員を志望した理由

学生時代、就職活動のシーズンを逃し、卒業後は非正規雇用を転々としていました。きちんとした職に就くのが目的とはいえ、広く多くの人々への社会貢献ができるのは公務員だと思い志望しました。最初は、保護観察官に興味を持って第一志望としていましたが、学習していくうちに他の試験区分にも興味を持つようになりました。多くの官庁の中から自分の職業を見つけることができるのが公務員の魅力だと思います。

クレアールを選んだ理由

2015年の保護観察官の試験に独学で挑み、一次試験は突破したものの、二次試験で筆記がギリギリのため最終不合格。来年の試験についてまた考え出したのが去年の11月の月末でした。そこでクレアールの事務局に問い合わせをしました。そこでの回答が、・保護観察官コースが安価で充実していたこと:前年度に受けたので割引もありました。・担任制があること:相談できる相手が欲しかったのです。・速習コースで今年の試験にまだ間に合う:事務局の方に後押しして頂いたので決めました。

クレアールのよかったところ

自宅で講義を受ける、というのはものすごく助かりました。その分、自分の自己管理能力が試される所ではありますが、フルタイムの派遣の仕事と、夜間の塾のバイトのタブルワーク状態に2016年の1月?3月まであったので、空いた時間に授業を見たり、Webテストをやったりするのは勉強時間の確保に役立ちました。なんだかんだ、通学だと交通費や食費や娯楽費にお金が飛びやすいとは思いますが、家ならその点も抑えられます。そして、担任の先生にメールで相談や、直接面談でお話するのがすぐやりやすい、というのは学習のモチベーション維持に一役買いました。

学習するうえで苦労したことと、その克服法

しっかり時間を取ることができたのが、4月以降だったのですが、時間がないのに気が乗らない時が一番困りました。やる気が出ない時には、思い切って遊んだり、昼寝をしたり、場所を地元の図書館に変えてみたりなど、気分が変わるようにしていました。外に出る時はスマートフォンを持っていかないで勉強した方がいいです。誘惑に負けます。動画を観て勉強するのは、気が乗らない時だと集中できないので結構つらいです。音楽をかけながら観るとなんとなく楽しくなったりします(笑)

面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと

面接対策では、実際に自分がこの職に就くために、関係のある講演やイベントなどに足を運んでいくことがよかったと思います。特に、官公庁での派遣社員や臨時職員の仕事は実際に公務員の業務の体験ができるのでおすすめです。そして、人に話せる自分が成長した経験をしっかり積んでおくことが大事だと思います。なんとなく公務員、だとすごく弱いですが、だからこそ公務員と主張できるように、自分は何が好きなのか、どのような場所が合うのか等を、たくさんのことを経験して比較できるようになるといいと思います。私は、学生時代にボランティアや演劇活動での体験や、卒業後のアルバイトや派遣社員での経験など、そういった所からきちんと膨らませられるようにしていました。面接での発言や、所作や話し方は担任の先生等に見て頂いて、客観的に自分をよくアピールできるように研究するといいと思います。そして、人前に立つことに慣れるようなアルバイトやサークルに行くのも訓練になりますよ。

最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。

私はとにかく時間がなかったので、自分の得意分野に全力を尽くして能力を上げようと努めていました。目標は教養5割、専門7割といった戦略でした。(保護観察官は専門9割狙いで35点取れました)直前期は仕事を辞めて4月と5月は一気に集中して、法務省専門職員の専門科目4科目をみっちりつめました。数的処理がものすごく苦手でしたので、判断推理と資料解釈や、数的推理でもできるところは頑張りました。自分の得意な英語や現代文は絶対に落とさないように過去問を解いていました。教養科目は、自分の大学受験の知識や、それまでの雑学の知識でなんとかなりました。時事問題は貴重な得点源です。幅広いことに興味を持って、日々を過ごすことも試験対策になると思います。記述や教養論文対策については、関連知識を論理的に構成していくことが重要ですので、専門科目ならきちんと系統だった覚え方をしておくこと。教養論文は、行政がその課題についてどのような貢献をしていくかを巨視的な視点で捉えられるか、関連知識が間違ってないか、自分の意見があるか等が得点になると思います。私は、法務省専門職員の勉強しかしていなかったのですが、国家一般職の行政区分にも合格することができ、こちらで先に内定を頂いたので、気持ちとしてこちらに行きたい、となりました。国家一般職は専門科目が8科目あります。もし、保護観察官コースで併願される方は、心理学、社会学、教育学、英語を絶対に落とさないようにして、あとは教養や自分の持っている知識を駆使して残りの3?4科目でそれぞれ半分くらい取れるように頑張って下さい。8科目勉強している方より、1次試験はギリギリで受かる可能性が高いので、面接と小論文で人より上になるように努力することも大事です。(ちなみに私は論文5、面接Cでした)既卒で就職活動はものすごく大変ですが、自分の軸を作り、どういう人生を歩みたいかを念頭に入れて、努力すれば、繋がる場所がきっと見つかります。私はボロボロの経歴をしていましたが、試験を突破すればなんとかなります。そのチャンスが公務員試験にはあると思いますので頑張って下さい!!

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