■D.Tさん[最終合格先:国家一般職(行政)、山形市(行政)]
■合格時の年齢:28歳
公務員への転職を考えたきっかけや、理由をお聞かせください
2年前コロナ禍になって、平日仕事をして休日は家に引きこもるという生活に嫌気がさしていました。そこで、どうせ自由に遊べないのなら、自分の将来の役に立つような挑戦をしようと思ったのがきっかけでした。そして地元に貢献したいという思いがあったこと、自分の学歴、職歴を考えて一番いい待遇で働ける現実的な職業が公務員だったことから公務員試験に挑戦することを決めました。
クレアールを選んだ理由をお聞かせください
1つは仕事と両立しなければいけないため、通信制で筆記試験はもちろん、面接試験まで面倒を見ていただけるということです。もう1つは他の予備校と比べて料金が安いこと、リーズナブルな料金にも関わらず、担任制や安心保証プランなどサービスが充実していたことです。
クレアールを利用してよかったことがあればお聞かせください
映像講義が想像以上にわかりやすかったです。最後に真面目に勉強したのが高校受験で、学問にふれるのが10年ぶりという私でしたが、どの科目も基本的な部分からしっかりと解説していただけるので合格レベルまで実力をつけることができました。特に数的処理は、高校時代数学の成績が悲惨だった私には不安しかありませんでした。しかし、わかりやすい講義に加えて、映像講義→ミニマムチェック→過去問フォーカスとインプット、アウトプットの流れが確立されているので、その流れにただ乗っているだけで確実に実力がつきます。最終的に数的処理は得点源にすることができていたので本当によかったです。
その他にも、人生で1度も勉強したことのない法律、経済学にも不安を抱えていましたが、どの科目も本当にわかりやすかったです。
そして1番よかったのが安心保証プランの存在です。私は公務員試験2年目でようやく合格できたのですが、安心保証プランがなければ1年目不合格の時点で公務員試験を諦めていた可能性も十分にあります。本当に安心保証プランがあってよかったですし、基本的には加入をお勧めします。
仕事との両立にあたって工夫したことや、心がけたことがあればお聞かせください
仕事との両立にあたって工夫したことは勉強スタイルを早く確立することです。 私の場合ですと具体的に、仕事から帰ってきて夜に勉強するのか、朝早起きして仕事前に勉強するのか考えました。私は朝早起きした方が集中できるということに気づくのに数ヶ月かかってしまったのでもったいなかったです。
勉強時間、勉強の質といったものは勉強を続ける内に後からついてくるので、まずは自分の勉強スタイルを確立することが重要だと思います。特に社会人は時間がないので、いつ、どこで、どんな風に勉強するのか自分のスタイルを早い段階で確立するのが時間を有効活用するためにも大切だと思います。
勉強を始めて最初の1ヶ月は勉強時間はそこそこでいいので、色々な時間帯や場所で勉強してみて色々と試してみるといいと思います。
筆記試験対策にあたって、大変だったことや工夫されたことをお聞かせください
大変だったことはモチベーション、集中力を維持することです。公務員試験対策は長丁場になりますし、10年ぶりにまともに勉強をする私には勉強時間を伸ばしていくのは大変でした。特に勉強を始めるのが億劫でだらけることが多かったのですが、アプリで英単語の勉強を最初にするとその後スムーズに勉強に取りかかることができるのに気づき、それをルーティン化しました。私の場合は英単語でしたが、何か勉強スイッチを入られるものを早い内に見つけるといいと思います。
工夫したことは、過去問演習重視で勉強することです。1番実力がつくタイミングは講義ではなく過去問演習をしている時だと思います。ですので、講義はとにかく早く見終わることを心がけ、過去問演習に時間をかけました。講義で多少わからない部分があってもどんどん先に進んでいました。その段階で時間をかけて悩んだことが後々役に立つことはほぼなかったと思います。2週目戻ってきてそれでもわからなければ、初めて時間をかけて悩むぐらいが丁度いいと思います。
もう1つ工夫していたのが、間違えた問題を解説を見て終わりではなく、後日自力で解けるか確認するようにしていました。間違えたら解説で理解して次の日に解き直す、次の日も間違えたらまた次の日といった形で全ての問題を1度は自力で解くようにしました。
面接対策の進め方や、本番に臨むうえで工夫したことや力を入れたことがあればお書きください
工夫したことは回答が丸暗記のセリフにならないように注意したことです。想定問答集は作成しましたが全て文章できっちりと決めるようなことは控えて、1つ1つの質問に対してのキーワードや言いたいことをまとめる程度にとどめていました。きっちりと文章で決めてしまうと、当日の受け答えがセリフなってしまうことを恐れたからです。核となる部分は決めて、後はその場の流れで話す位がいいのかなと思います。
模擬面接の際も、今日の受け答えが丸暗記に聞こえなかったか面接官の方に確認するようにしていました。力を入れたことは面接シートも模擬面接もできるだけ多くの方に見て頂くことです。クレアールだけでも十分丁寧に対策をして頂けますが、私は他にもハローワーク2ヶ所に通って見て頂いていました。やはり色々な方々に見ていただくことで、新たな学びや気づきを得ることができました。私自身もハローワークの職員の方の1つのアドバイスで、今までうまく答えられなかった質問に答えられるようになったことがありました。ですので、皆さんにも是非できるだけ多くの人に見て頂くことをお勧めします。特に二次試験はクレアールに頼りきりにならずに自分から動くことが重要だと思います。
今回受験された上で、同じ受験先をこれから受ける後輩の方々にアドバイスやメッセージがございましたら、お聞かせください。
私と同じ山形市役所を受験される方へのアドバイスとしては、筆記試験は高難易度な問題は出ないので、過去問フォーカスをきちんとこなせる実力があれば間違いなく一次試験は突破できます。 ですので、思うように勉強が進んでいなかったり、模試でいい結果が出なくても一喜一憂せず最後まで諦めないで下さい。 私自身も4月の模試でD判定でしたが、最終合格を頂けました。最後まで諦めないで足掻き続けることが何より大切です。
二次試験も何も難しいことは求められません。面接試験において例年自己PRの時間を5分間与えられます。自分を売り込むチャンスと考えて、軽く考えずにいい準備をして自己PRに臨んで欲しいです。最後になりますが、私は最後に勉強したのが高校受験、大学と専門学校の中退歴があり、職歴は全て非正規と酷い経歴の持ち主です。ですが、こんな私でも最終合格できました。私よりも素晴らしい学歴、職歴をお持ちの皆さんなら絶対に大丈夫です。自分を信じて最後まで頑張って下さい。