■ Y.Kさん[最終合格先:川口市(事務・民間企業等経験者試験)]
■働きながら合格。
■合格時の年齢:28歳
公務員を目指したきっかけや、志望した理由をお聞かせください
自らのさらなる成長のため転職を考えました。私は自分のスキルが認められ、役割や業務が変わりながら仕事していくことに自分の成長とやりがいを感じていました。しかし、近年自らの役割が固定化されてきていると感じました。そこで、私が携わりたい仕事を考えた際に、自分のスキルアップと共に人々に対して公平なサービスを提供したいと考え、公務員への転職を考えました。
クレアールを選んだ理由と、満足度の高かった点をお聞かせください
自分1人の力では合格は難しいと考え、ネットで公務員対策ができる予備校を探し始めた際に目に入ったのがクレアールさんでした。受講前に無料で公務員試験についてと講座の内容について詳しくご説明いただき受講を決めました。
各講座の動画も分かりやすく、通勤時間や休憩時間など空いた時間で見ることができ参考になりました。
特にサポートしていただいたのはプレゼンと面接練習です。自分が話した内容のアドバイスはいただいたのはもちろん、自分1人ではすぐには考えつかない内容も先生が一緒に考えてくださり大変助かりました。
筆記試験の対策について力を入れたことなどがあればお聞かせください
私は理数系の科目が苦手だったので、講座にもある数学の基礎から学び直しました。ただ、やはり全科目をカバーしきることはどうしても難しかったので、出題頻度の高い数的処理を入念に勉強をしました。講座の動画は理解できるようになるまで見直し、いただいた問題集を繰り返し解くようにしました。実際に受験した自治体では、やはり数的処理の出題が多かったので点数を稼ぐうえで非常に重要な部分だと思います。
面接試験を含む人物試験について、どのような対策を立てられていたかお聞かせください
自分が学生だったときにどのような考えで今の仕事を選んだのか、新卒の時はどのような考えを持って仕事していたのかという部分から振り返りました。
中でもチームリーダーや管理職になってからの出来事は、詳しく話せるように深堀りしました。
自分がどんな考えを持って、どんな行動をして、どんな結果になったのか、その経験をこれからの業務でどのように活かせるのかという部分を考えておくことで、無意識のうちに培っていた能力が見えるようになると思います。
加えて、自治体研究も必須だと思います。特に総合計画の中で自分の能力、経験を活かせる仕事を把握しておく必要があると思います。私は総合計画や教育大綱、市の広報誌を読み込みました。
また雰囲気や現状を知るために市役所の各庁舎、施設にも足を運びました。自分がどんな風に仕事をしていきたいかイメージするうえでかなり参考になりました。
受験された試験について、これから同じ試験を受ける方のために情報やアドバイスなどがございましたら、ぜひお聞かせください
1次試験、8月:プレゼンテーション、面接
2次試験1日目、10月:集団面接、適性検査(性格検査のようなもの)
2次試験2日目、11月:個人面接
どの試験においても重要なのは、
①自己分析
②自治体研究(力を入れている政策など)
の2つがどれだけ深くできているかという点だと感じました。
プレゼンテーション試験は「今までの業務経験で培った専門的な能力をこれからの業務でどう活かせるか?」という内容でした。
自分のこれまでの業務経験を振り返り、プレゼンや面接で話せるよう整理するのは特に苦労しました。
苦労したクレーム対応であったり、部下、後輩とどのように接し、育成してきたかという部分は詳しく聞かれます。
早めに準備出来るのであればそれに越したことはないと思います。
加えて、職場の雰囲気を知るために市役所の各庁舎や、整備など計画に挙げられている施設にも足を運びました。
また、自治体の総合計画をはじめ、教育大綱やDXの計画に係る資料も読み込みました。
生活している自治体でも知らなかったことが多くあったので、その市にどのように携わりたいか、どんな職員になりたいかイメージが付きやすくなると思います。
これから公務員試験の受験・学習をお考えの方にメッセージをお願いいたします
私自身、公務員試験はやはり難しいものというイメージを持っていましたし、実際に試験を控えている期間は不安で食事が喉を通らないこともありました。実際に試験対策や自己分析をしていくと、自分のこれまでの経験を今後も活かせるところがあるのか不安にもなりました。
しかし、先生に面接練習やアドバイスをしていただいたおかげで、自分の経験を自分独自の宝物として話すことができるようになりました。
準備の期間を含め、不安な時間はかなり多かったですが、最後までやりきったことは大きな財産になったと思います。