■yoghurt219さん[最終合格先:特別区Ⅰ類(墨田区・事務)]
■出身校:埼玉大学
■合格時の年齢:30歳
公務員を目指したきっかけや、志望した理由をお聞かせください
会計年度職員として区役所で働き始め、職員のやさしさに触れたり、公務員として行政運営に関わるやりがいを再認識したからです。大学卒業後、新卒として地元の市役所で公務員でしたが、結婚と妊娠のため退職し、5年間育児に専念していました。子どもが幼稚園に入り、育児もひと段落したことで社会復帰を考えるようになり、近くの区役所の会計年度職員として時短で働き始めました。そこでは入力や正規職員のサポートを行っていますが、より多くの仕事にチャレンジできる正規職員を目指そうと思ったことがきっかけです。受験可能年齢だったこともあり、とにかくやってみようと思いました。
クレアールを選んだ理由と、満足度の高かった点をお聞かせください
家事育児仕事をしながらの試験勉強だったので、自分のペースで勉強できる通信教育を探していたところ、価格の安さと安心保証がつけられるクレアールを見つけたので選びました。参考書と動画視聴がリンクしているので、自分のスケジュールや勉強計画を考慮しながら学習を進められる点がよかったです。
筆記試験の対策について力を入れたことなどがあればお聞かせください
特別区専願だったので、不必要な科目はやりませんでした。苦手な数的処理は毎日解き、解説動画は3回ほど繰り返して視聴し、パターンとして暗記するようにしました。法律系は憲法から手を付け、法律の言い回しに慣れながら民法や行政法にも広げていきました。憲法は動画視聴の後、過去問を繰り返しました。(5周程度)民法と行政法はスー過去を使い、最初から過去問を解きました。(8周程度)。学系は動画を視聴したあと、クレアールの過去問を解きました。ミクロとマクロは苦手だったので、理屈よりも手順や公式の暗記対策にしました。また、特別区は論文の比率が高いので年末から取り掛かりました。特別区で出そうなテーマについて区の政策や課題点を調べ、ワードにまとめてシートを作製しました。課長や係長にも論文添削をしていただき、特別区論文の対策をしていました。
面接試験を含む人物試験について、どのような対策を立てられていたかお聞かせください
都政新報を読み、特別区の動きをまとめていました。「子育て」、「DX」、「まちづくり」、「防災」など大きなテーマを作り、どの区がどのような施策を行っているか簡潔にまとめ、面接時に話の中に取り入れるようにしました。3分プレゼンは、「例えば、~…」のように自分自身の具体例をいれながら実際に作成し、スマホで録音しながら3分間計りました。
受験された試験について、これから同じ試験を受ける方のために情報やアドバイスなどがございましたら、ぜひお聞かせください
子育てと仕事をしながらの試験勉強は非常につらかったですが、目標時間を決めてスキマ時間もすべて勉強に費やしました。勉強した時間だけ結果はついてくると思います。
これから公務員試験の受験・学習をお考えの方にメッセージをお願いいたします
大学生でしたら1年前から勉強を行えば、時間に余裕をもってできると思います。既卒の方でも、やる気があれば1日の中で必ず時間を確保できると思います。終わってみればあっという間でしたが、勉強しているときは本当につらかったです。その時頑張ればいいだけなので、あきらめずに頑張ってください。