■T.Tさん [最終合格先:国家総合職大卒程度(人間科学) 法務省矯正局]
■大学在学中に合格
■合格時の年齢:21歳
公務員を目指したきっかけや、志望した理由をお聞かせください
元々「心理学を活かして人のためになる仕事がしたい」と考えており、その中で非行少年や犯罪者への矯正処遇に心理学が用いられていると知ったことが公務員を目指したきっかけです。特に、「鑑別」という業務や矯正プログラムの作成に関心を持っていたため、法務省矯正局を志望しました。また、国家の政策立案や組織の運営にも携わりたいと考えていたため、国家総合職での採用を目指しました。
クレアールを選んだ理由と、満足度の高かった点をお聞かせください
現在家庭裁判所調査官として働かれている方からご紹介いただき、クレアールを選びました。実際に受講してみて、心理系公務員講座といえばの高橋美保先生の授業が受けられるという点が最も魅力的だったかなと思います。授業自体がわかりやすく非常に面白いため、飽きることなく楽しみながら心理学の勉強をすることができました。また、記述添削も丁寧に行なってくださり、そのおかげで試験当日も何とか書き切ることができました。
筆記試験の対策について力を入れたことなどがあればお聞かせください
自分はいかに専門多肢で点数を稼ぐかを重視していました。そのため、クレアールの講義を十分に理解することに加え、高橋先生の著書「しけしんシリーズ」の全問題の選択肢を全て説明できるようになることを目指しました。問題を解く際には、選択肢のどの部分がどのように間違っているのかという点を意識し、わからなかった点は自分で調べてノートにまとめ、いつでも見直しができるようにしました。これらの努力が実り、当日は36/40点を取ることができました。
面接試験を含む人物試験について、どのような対策を立てられていたかお聞かせください
まず、面接カードの作成に力を入れました。特に、大学時代の経験を仕事内容と関連させて書くことを意識しました。そして出来上がった面接カードは、クレアールの担任の先生だけでなく、大学の先生、キャリアセンター、友人など、様々な人に添削していただきました。
これから公務員試験の受験・学習をお考えの方にメッセージをお願いいたします
公務員試験は、長く厳しい道のりかと思います。自分が勉強を始めた頃は、周りの友人の多くは楽しい大学生活を過ごしていました。途中自分も何度か挫けそうになったこともあります。しかし今合格して思うのは、「あのとき勉強をしておいて本当に良かった」ということです。約1年半の努力は、約50年の職業生活を華やかにすると思います。公務員という仕事に夢を抱いている方は、今が頑張りどきだと思って諦めずに頑張ってください。その努力の先には、きっと明るい未来が待っていますよ。